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あれから数か月。無事に立海へ合格していたあたしだが卒業式寸前には既に合宿所の遠征に行くことが決まっており出る事も出来ないまま、立海の入学式にも間に合う事が出来ない状態で過ごしていたのだが
「夢姫は一足先に帰って来てもいいとのお達しが出たが」
「え?」
なんであたしにだけ一足先に帰ってきてもいいとお達しが来たのか。其れも分からない
あの時の中学生は既に高校生になって居るメンバーが多数。そしてその中に中学生が一緒にいるという事だけだ。
「お前はどうしたい」
「あたし?」
「そうだ。一足先に帰るのを決めるのも俺達と一緒に残るのも決めるのはお前だ」
「どうせ、そない待たんと俺達もすぐに帰るさかい」
そう…だよね。お兄ちゃんを見るとふっと笑ってくれていて
「お兄ちゃん?」
「一足先に帰れば種ヶ島にも早く会えるという事にもなるが」
「そうだな」
「確かに」
「修二と毎日電話してるくらいだ。先に帰っても問題ねーよ」
「じゃあ、先に帰るね?」
「あぁ」
その言葉を後にマカオを後にしている
==
マカオから帰還したあたしの目の前にいたのは青学のジャージを着ている高校生と中学生だ
「あら?」
「君は…去年の全国大会で会った」
「越知と言われていたな」
「そうです。でももうしばらくは苗字でも構いませんけど、お兄ちゃんが帰ってきたらあたしのことは夢姫と呼んでくださいね?」
「何でだい?」
「だってお兄さんは」
「今年は22歳までの選手が残ることになって居ます。当然今までいた選手がそのまま残っていますよ。今は海外遠征中なのでいませんけど」
「へぇ」
「でもなんでここに何の迷いもなく来れているんだい?」
「確かに」
「あたしはここで。この合宿所で生活しているので。迷うことがないのです」
「そうなんだ」
「ようこそ青学の皆さん。U-17並びにU-22選抜強化選手合宿所へ」
「な、なんか凄そうだよ?」
「まぁそれなりの猛者がいるので。凄い事は認めていますが」
「しっかしタカさんまで呼ばれているなんて」
「俺もびっくりしてるんだ」
「大石も、別の学校に行ったのに呼ばれてるとは思わなかったにゃ」
「俺もだ。英二」
成程。本当にテニスを辞めていた選手もいれば青学を抜けている選手もいたわけだ
「でも良いのかな?俺達高校生になったばかりの人間や中学生が普通に入っても」
「0%」
「まぁ、昨年までに中学生が呼ばれていることがないですからね。だからこその大会での選抜メンバーの確認をしていたわけですから」
「へぇ」
「そうか」
「現在270~280人程いる日本代表候補の中に中学生選抜が数名。裏がある確率100%」
裏…ねぇ
「桃城と海堂がまだのようだな」
「…いや、来たみたいだね」
なんか言い争っているような声がするけど気にしない気にしない…
なんて呑気に思っている場合じゃ無かったんだ。あたしも
「あ、いっけない」
「ん?」
「先に行ってるね。修ちゃん不足を今日解消しておかなくちゃ」
「「修ちゃん?」」
「不足解消?」
そんな中直ぐに監視カメラを見つけたらしい菊丸君
「そのカメラはコーチが毎日チェックしているものですよ」
「マジ?」
「本当」
なんて話しているときだった
「あれーーっコシマエはおれへんのか!?」
「四天宝寺」
「何や。お前ら全員呼ばれたんか」
「ええわぁ。優勝校やからって!うち等なんてユウジやケン坊、財前ちゃんが~!」
「あの
「ばってん柱に逃げられてちゃ青学も終わりたいね」
「いいえ。彼も召集メンバーにはちゃんと入っていますよ」
「誰や?」
「さぁ」
「青学の子?」
「いや。昨年は氷帝だと言っていたが、高校はどこなんだろうな」
「え?」
「この見た目で高校生?」
「中学生かと思ったわぁ」
「この春高校に入ったばかりですよ。言っても入学式ですら遠征組と海外に居たのでまだ学校の門すら潜ってはいませんけど」
「それはまた」
「
なんか聞いたことのあるような声がすると思えば
「氷帝学園!?」
会いたくなかったなぁ。氷帝学園には
「あ夢姫ちゃん」
「また遊ぶつもりですか?」
「楽しみを取ってはおきたくないんだよ」
まぁそれは分からなくもない。けど
「遊ぶのは勝手ですけど、コーチたちが見ていることをお忘れなく」
「そうだった。でも遊ばせてから行かせても問題ない」
「はいはい。じゃあ青学と大石君達はまた後で」
そう言って先に中に入ると直ぐにJAPANのロゴの入ったジャージ(白)に着替えると直ぐにモニタールームへ行く
「コーチ?越知ですけど」
「おー夢姫ちゃん。お帰り」
「ただいま戻りました」
「真っ先に種ヶ島君の所へ行くとばかり思っていましたが先に我々の所に来るように誰かに言われていましたね」
「ばれちゃった。お兄ちゃんに帰ったら先にコーチと監督に挨拶をと言われましたけど、監督は相変わらず山籠もりの生活ですか」
「えぇ。その間は私がコーチと監督の兼任を」
なるほど
「そうそう。夢姫さんにはこれが届いていますよ」
黒部コーチに渡された紙袋の中には真新しい立海大附属高校の冬服と夏服の制服が入って居て
「ありがとうございます。後で修ちゃんにお披露目しよー」
「越知君ではないのですか」
「お兄ちゃんは帰って来るのもう少し後でしょう?後で写真を撮って送りますよ。無表情で見ているお兄ちゃんの姿しか想像が出来ないけど」
「だろうねぇ」
下を見ると来たばかりの高校生も中学生も揃い始め
「揃い始めましたね。高校生も中学生も」
「その様だ。種ヶ島君に会うのはもう少し後でも」
「構いませんよ。あたしもここに来て4年ですよ?毎年のことじゃないですか」
「それもそうですね」
外に出ると
「あ、さっきの」
「越知さんだね」
なんて声が聞こえているけど
「今年はU-17に加えてU-22も入ることになり50名を加えることになりました。その為高校生、中学生問わず共に切磋琢磨しU-17、U-22の底上げを目指しましょう
ただし監督から伝言があります。300名は多すぎる。ボールを250個落とす。拾えなかったものは速やかに合宿所を去れ。だそうです」
相変わらず手厳しいなぁ監督も
ざわついているコートにいる選手は慌ててボールを拾いに取り掛かっているが今年高校生になった人たちや中学生に負け1つも取れていない合宿所にいた人たち
「へぇ。これはまた面白い」
「面白いですか」
「新しい一面が見られるかもと思いましたけど、流石に新しい高校生や中学生の反射神経が良すぎているのか、行動が早かったですね」
「その様だ」
その中には
「げっ比嘉の人たちもいるんですね」
「監督からは夢姫さんが怖がっているのなら別の人材を当ててもいいという事でしたが、夢姫さんと同じように探すのも一苦労なので申し訳ありませんが」
「仕方ないですね。あたしも極力関わりたくないですけど、選ばれてしまったのならあたしも諦めますよ」
「助かります」
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