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「ううん。何でもない」
「さよか」
四天宝寺の遠山君が試合を挑んだところで、なんのカウントもされないけど
「へぇ」
「あの遠山君がもの凄い汗をかいているのにもかかわらず幸村君は全くかいていないね。それどころかまだ余裕があるみたい」
「その様だね。ジャージを肩にはおったまま勝つなんて選手中々みられるものじゃない」
「幸村の公式記録では全戦全勝。しかも1ゲームすら取られていない。その圧倒的な強さから付いた異名が神の子。という事だ」
「へぇ」
紙の子かぁ
「あぁいう選手はお兄ちゃんの代に欲しかったなぁ」
「おいおい。そないな事」
「冗談だよ。でもお兄ちゃんと試合したらきっと負けるのは幸村君だね」
「そうでしょうね」
「せやな」
「来たようだね」
「その様だ」
コートに入った幸村君と越前君を見ていると
「珍しい事もあるようですしね」
「そうだね」
氷帝戦といいまさかのシングルス1に1年生を2度も使ってくるとは思いもしなかったけど
初手から見て来た選手の技を色々と繰り出している越前君に対して悉く打ち返している幸村君
「小手先の技は通用しないと言いたいのかもね」
「精市は現に打ち返しているからな」
「あぁいうタイプ居るけど見てて飽きないね」
「そうやろうな」
「でも夢姫ちゃんはそろそろ座った方がいい」
「えー」
「ここの位置なら見えるから大丈夫でしょう」
そうだけど
「確かに座った方がええよ夢姫」
「「そうだな。昨日の今日だ。まだ体力も回復してないだろう」
「体力が」
「回復していない?」
「何があったって言うんじゃ」
「3日間休みあったやろ。俺達は遠征やったんや。夢姫はそこで1度倒れとる」
「「!?」」
「やけど、コーチからの指示や。見に来ないわけにもいかん。今日も本来は見に来なくてもいい試合やけど幸村だけ徴がついとらんのや。俺は全員と言ったんやけど
せやから今日の俺達の試合には同行させんとこっちに毛利と連れ出した訳や。全天候型とはいえ座れる場所も確りとある。後は俺達が早めに肩を付けて戻ってくれば夢姫も無理させないと分かって居て他の奴等が帰っただけの話や」
「ですが」
「倒れたんは熱中症。水分をこまめに取っていた所で垂れたんや」
「京都て無理をさせるわけにはいかない」
お兄ちゃんも座りその膝の上に座らされたあたしは
「ちょっ」
「此れなら問題ないだろう」
「何を」
「相変わらずかいな」
問題ない訳じゃない。恥ずかしいんだって…っ
なんて思って居る中越前君がポイントを打ち返しどうなるか分からず見ていると
「冷たっ」
「飲んでおけ」
「はーい」