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少しの休憩の後に再び練習をすると言うことになったのと同時に青学、六角、不動峰や山吹の選手たちも揃って来ていて
「後は比嘉の選手たちだけだね」
「あぁ」
「夢姫」
「うん?」
「コーチ共が手招きしている」
うぇ…
「変な顔をするな」
「いやな予感しかしないんだけど」
「それは俺も同感だが、行かなければもっと面倒なのも知らない夢姫ではないだろう」
「そうだね。行ってくる」
「あぁ」
お兄ちゃん達から離れてコーチ達の所に行くと
「悪いね。皆と一緒にいたと言うのに」
「いえ。それで要件は」
「比嘉の選手たちなんだけどね」
比嘉の選手たち?
「それがどうかしたんですか?」
「比嘉の監督がこっちへ送ってくる遠征費がないという事で、いかだを作っているという話が鬼君と遠野君からあってね」
あらら
「暫く来ないと思うから、来ている高校生たちのジーニアスのメンバーでの遠征に行ってくれと連絡が来たんだよ」
「へ?」
「それを出来ない夢姫でもない事をしらない私たちでもないでしょう」
まぁ確かにそうなんだろうけど
「まぁそれが鬼君と遠野君からの連絡ですから」
「分かりました。ジュウ君や篤君と位置情報も確認して国内で遠征を1度確認します」
「そうしてください」
コーチ達の所から離れて、コートにいるお兄ちゃん達のいる場所に行くと
「なんやった>」
「ジュウ君と篤君からの連絡があったらしくて」
「へぇ」
「あの2人からとは珍しいな」
「監督が遠征費を出してくれないから今の段階でいかだを組んでるらしくて、比嘉の選手を抜いた高校生での遠征を組んでくれって」
「それはまた」
「でも国内であれば途中で比嘉の選手を入れる事も出来るからな」
「うん。それでジュウ君達と連絡を取って位置情報を確認しながら遠征先を決めようって」
「そうか」
「またエライ仕事任されとるなぁ夢姫」
「仕方がないじゃん。遠征費も出せない学校なんてあるんだね」
「せやなぁ。アツとジュウに、京都まで来るように伝えとき」
「え?」
「いずれ立海と舞子坂の練習試合も考えてたんや。それが日本代表に変わっただけや。問題ないやろ」
「そっか。じゃあそうやって伝えとくね」
スマホを取り出してジュウ君に連絡を入れると
「分かった」とだけ返事が返ってきて
「でもお前はまた京都でって嫌じゃねぇのかよぃ」
「なんで?」
「だって京都から帰って来たばかりじゃねぇか」
あー…そういうこと
「全然。ねぇ修ちゃん」
「んー?」
「そのまま来年着る用の着物見てもいい?」
「お袋に言うとく」
「ありがと」
「かまへん」
「なんで種ヶ島先輩にそれを言って」
「さっき舞妓がとか言ってるのと何か」
「お袋が舞妓やからやろうな。着物も仰山あるんや。毎年着物選らんどるのも夢姫やしな」
「来年、何着ようかなぁ」
「ねぇ夢姫聞いてもいいかい?」
「うん?」
「毎年誰が着付けをしているんだい?」
「修ちゃんだよ?着物に合わせてヘアアレンジもしてくれるし」
「来年は俺とや無くてコイツらと一緒にお参りに行くんやろ」
「かな。でもほら修ちゃんとは京都でお参りもするしね」
「せやな」
「それはいいことを聞いたな」
別にいい事ではないんだろうけど
「そんじゃ、今度は同じ学校の奴等同士相手をしてやるよ」
そうなると組むペアも早く組まれていて、何面かあるコートを複数使って練習をしていて
「さすが大人組に負けず劣らずって感じかな」
「そうだな」
「寧ろW杯もあって高校生たちも実力を付けて来たって事だろ」
そんな中でもブンちゃんと雅君が再びコートには行っていて
「あの2人で組んでるなんて早々無いと思うんだけど」
「あぁ。だがあいつ等は誰とでも組めるだろ。元々立海はそういう学校でも強みになる」
「え?」
「現に呼ばれた時、丸井は比嘉の木手と組んでダブルスをしてやがった」
そう言えば
「同じ学校の人間同士なら、お互いに動きも読みやすいだろうからな。暫くアイツらでダブルスを組ませることにしただけだ」
「そうなんだ」
まぁ確かに立海は皆がダブルスが出来ることはサブちゃんがここに来た時に聞いていたし、出来る事でも有名な話でもあるけど
「あの2人でのダブルスは見たことがないかも」
「だろうな」
「せやかて夢姫」
「うん?」
「夢姫は去年までの中学の試合見とらんかったから知らんだけで、ちゃんと組んでおったんよ。あの2人でもダブルス」
そうなんだ
「まぁ立海だけや無くてこれからまた新しい彼奴等の顔を見ることも出来るやろ夢姫なら」
「そう…だといいな」
「夢姫」
「せーちゃん?」
「『だといいな』ではなく、ちゃんと見せてあげるよ。俺達立海の夢姫の見てない姿もしっかりとね」
「ありがとう」
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