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夢小説設定
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そんな話をしていた矢先
「もしもし」
あたしが電話に出ると「悪いなぁ夢姫ちゃん」
なんていつもとは違う白石君の声が聞こえてきて
「何かあった?白石君」
あたしの言葉に雰囲気が変わったのは皆の方だ
「センパイ等に夢姫ちゃんの居場所バレたかもしれへん」
「!!」
「今はセンパイ等が部活動活動自粛気せないかんって事もあってもしかしたら…」
その言葉と同時にスマホを下に落としたあたしに
「夢姫?」
「震えているな夢姫」
「あぁ」
「だが白石の電話だけで」
「こんなに震える何かがあったってのかよぃ」
未だに震えているあたしに
「スピーカーにするぞ」
あたしの返答も聞かずスマホをスピーカーにしてくれたレン君
「丸井君等の言うようにあったんや」
「何があったって」
「先輩らに夢姫ちゃんが通ってる学校がばれたかもしれへん」
「な!?」
「俺らもそない確りと聞いてる訳やあらへんし、どこの学校に行ってるかまでは話してへんけど」
「もうばれてるって思っておいた方が良いって事だね」
「その方がええやろうな。ましてや今は先輩ら部活も出来んと勝手に動いとるようやし」
勝手に動いてる。その言葉が余計にあたしの不安を仰いでいて
「先輩達にもそれは話しておいた方が良さそうだね」
「その方がええやろうな」
お兄ちゃんと修ちゃんはあたし達の会話を聞いているわけじゃなくて、コートで2人で何かを話してはいる状態だ
「夢姫」
「せー…ちゃん…」
フフと優しい顔をしてくれているせーちゃんは
「先輩達の所に行っておいで」
「でも…」
「大丈夫だよ。白石と話をしてるからスマホはそのまま夢姫だけ行っておいで」
「そうだな。其れがいいだろう」
レン君?
「今のこの状態じゃ先輩達の所に居るのが無難だろうな」
弦君まで
「別に今何かされるわけじゃねぇしな」
「ね?だから先輩達の所に行っておいで」
「ありがとう…」
せーちゃんたちの言葉に甘えてそのままお兄ちゃん達の所に行くと
「どうかしたのか」
「今、白石君から電話があって…」
「あぁ」
「先輩達があたしの居場所がバレたかもしれないからって」
「成程な」なんて言ったお兄ちゃんに
「どうしよう」
「どうもする必要ないやろ夢姫」
「え?」
「そないな事がないように俺もツッキーもおるし、部活中はアイツらと一緒におることが多いやろうしな。夢姫がずっと1人でおるような事あらへんよ」
そう言えば…確かに立海で1人でいるってないかも…
必ずというよりも必然的に同じクラスの人たちやテニス部であるせーちゃんたちやコーチや監督をしてくれている修ちゃんやお兄ちゃんがいてくれてるから大丈夫なんだろうけど…
「夢姫もこれから先、俺や毛利よりも種ヶ島や立海の奴等と一緒にいることが多くなるだろうからな」
「うん…」
「せやけど、なんで四天宝寺の奴等に夢姫が立海にいることがバレたんやろうな」
「え?」
「だってそうやろ?四天宝寺と言えど、夢姫が立海に通ってることを知ってるのなんてごく僅かや」
「確かに、アイツらは夢姫が外部受験をしたことすら知らないはずだからな」
あ…
「立海の奴等も知らないんやろ?」
「今、白石君と電話で話してる」
「さよか」
「種ヶ島、疑いたくはないが1番怪しいと思うのは矢張り」
「四天宝寺やろうな。でももしかしたら氷帝っちゅー事もあり得るで」
「だろうな」
なんて話している中、出てきたせーちゃん達
「夢姫、ありがとう。とりあえず、スマホは返すよ」
「ありがとう」
「幸村」
「はい」
「夢姫が話していたんだが四天宝寺の」
「テニス部の人たちが夢姫がこの立海に通っているという事を恐らく知っていると。でもどこで夢姫が立海に通っていることが分かったのかまでは分かっていない様です」
「何?」
「俺達よりも上の代までのテニス部であれば、氷帝学園が確実に上がって来ると思うんですが、跡部も分からないと。今日中には先輩達にも聞いてくれるそうです」
「そうか」
あたしがお兄ちゃんの傍を離れないのが不思議だったのか
「珍しいね。先輩の傍から離れない夢姫も久々に見た気がするよ」
「そうだな」
「けどよ」
「なんだ」
「体育の時とかどうすんだよ?男子と女子じゃ同じ体育でもすることが全くちげぇし、何なら場所もちげぇだろ」
あ…と言った顔をした皆に
「そこはまた対策を考えよう。もし、四天宝寺からその先輩が来た時に夢姫が1人でいないことがまずは最重要課題だな」
「そうだな」
「学校内では、夢姫と一緒に行動できる範囲でしてやり」
「どういう」
「俺らも出来る限り協力はする。立海に早く来ることも可能やからな」
修ちゃんが立海に早く入ってくれる…
「同じクラスの人間がおった方が夢姫も1人で行動せんで済むしな」
「可能な限りは」
「そうだな…仁王」
「なんじゃ」
「仁王が夢姫と一緒にいてあげた方が良いんじゃない?」
「なんで俺なんじゃ」
「いいじゃないか。夢姫と一緒にいられるチャンスでもあるんだけど、仁王は」
「分かったぜよ」
そう言った雅君が一緒に行動してくれることになった