18
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
練習試合当日
「ぉはよう…」
「おはよう」
「眠そうですな夢姫は」
「うん…まだ眠たい」
出来る事ならまだ寝てたい。って言うのが本音だ
「まだ出るには少し早いな。夢姫散歩に行くか」
「行く…」
「そうやな。夢姫も外の風に当たれば少しは目ぇ覚めるやろ」
「そうだな」
「だけどよ、少し早めに帰って来いよ」
「問題ない。敷地内だけにしておく」
「あぁ」
敷地内をお兄ちゃんと歩いて目を覚まさせると
「ようやく起きたな」
「やっと起きた」
「今日の試合の後の事は種ヶ島から聞いているな」
「立海の皆と話すってヤツ?」
「そうだ」
「ちゃんとに話せるかな」
「上手く話せなくてもアイツらの事だ。そこら辺は分かってくれるだろ」
「そうだと…いいな」
宿舎に戻って来ると
「ようやく起きたか」
「うん。おはよう」
「あぁ」
「おはようさん」
修ちゃん達は皆してコーヒーを飲んでいたけど
「夢姫も朝飯食っちまえ」
「いらな…」
「いらないは聞かない俺達じゃないだろう」
お兄ちゃんの意地悪…
お兄ちゃんはそのままレストランのスタッフに何かを伝えてはいたけど
「夢姫、支度をして来い。その間に朝食を作ってくれているそうだ」
別に良かったのにぃ…
「せやなぁ。ジャージ着て髪だけ梳かして来ぃ」
「え?」
「ホントお前ってそういうの器用にやるよな修二」
「まぁな」
「梳かしてくる」
「おー。来ぃつけて部屋戻りや」
「うんっ」
部屋に戻ってお兄ちゃんが着ていた氷帝のジャージを着て髪だけ梳かして戻ると
「ほなやったるわ」
編み込みを始めたかと思えばツインテールにしていて
「もうちょい我慢しぃ」
もうちょっと?なんて思いながらも髪型をアレンジし終わったのか
「終わったで」
「ありがとう」
「かまへん」
鏡を渡してくれた修ちゃんにアレンジして貰った髪を見ると
「修ちゃんっていつも凄いよね」
「そないな事あらへんやろ」
「そんなことあるよね?あたしよりも器用にやってくれるんだもん」
お兄ちゃんが何かを持ってきてくれたかと思えば
「これを持っていけ」
「これ?」
「そうだ」
「ほな夢姫少し早いけど会場行こか」
「あ、うん」
「修二と一緒に待ってろよ」
「うん」
修ちゃんと一緒に会場に行くと
「随分と広い会場だね」
「あぁ」
「修ちゃん達もこの会場で高校の時試合してたよね」
「よぉ覚えとるな」
「覚えてるよ。お兄ちゃんの試合も全部見て来てたんだもん」
氷帝学園と舞子坂の試合だってしっかり見てる
「初めて修ちゃん見たのはお兄ちゃん達の中学の時の全国大会の時だよね」
「そうだったなぁ。あん時は夢姫もまだ小学生やったしな」
「だね」
ベンチに座って朝ごはんを食べていると
「あれ?夢姫さんに先輩一緒なんっすか?」
なんて聞きなれた声がしてきて
「あら、リョーマ君」
「青学勢ぞろいかいな」
「そうっすね。これから地区大会の予選なんで」
中学生の地区大会はこれからだったのかぁ
「ほな、頑張り」
「え?」
「俺らは今回はもう観には来ぃへんからな」
「来ないんっすか?」
「あぁ」
「そうだね。言われてないしね」
「じゃあ、言われてたら」
「見に行ってたけど…」
「ゆうて言われて見に行くんは地区大会や無くて関東大会からやしな」
「そうなんっすね」
そう言えば
「リョーマ君は青学に入ってよかったと思った?」
「え?何ですか急に」
「リョーマ君の実力があるなら青学じゃなくてもっと強い所があるんじゃないかと思っただけど」
「そうっすね。でも…」
「「でも?」」
「青学で倒したい奴がいるんで」
青学で倒したい選手か…
「でも学校じゃ絶対にもう敵わない試合なんで」
「じゃあその人はリョーマ君からしたら先輩なわけだ」
「はい」
でもどことなく不満そうだけど
「なんか不満がありそうな顔だね」
「そうやな」
ご飯も食べ終わって話を聞いていると
「へぇ倒したい相手って手塚君なんだ?」
「まだ勝ったことがないんっす」
「そうやなぁ」
クスクスと笑っていると
「なんで」
「じゃあ、次のU-17の合宿にはちゃんと参加してね」
「え?はぁ?」
「せやな。あと2年後やったな。リョマ吉が参加するんは」
「そうだね。そしたら今度はドイツにいるか日本代表にいるか分からないけど、試合が出来るといいわね」
「うぃっす!」
「じゃあ地区大会頑張ってね。桃城君たちも」
「ありがとうございます!」
「いいんっすか?立海の応援しなくて」
「別に立海にいるから立海だけを応援するなんてことは無いよ。それこそ、そうだなぁお兄ちゃんが中1の時にあたしは氷帝の幼稚舎だったけど、学校に通えなかったのは知っているでしょう?」
「そう言ってたっすね」
「最初に中学生じゃなくて小学生だと見抜いたのは修ちゃんだよ?あの時も氷帝はお兄ちゃんがいるから応援はしてた。でも氷帝だけじゃなくて舞子坂も応援してたんだよ」
それに驚いていたのは青学の今のメンバーで
「だからあたしが今立海に通っていて確かに立海も応援はしてる。でも他の中学生だってコートに立てば同じ選手でしょう?だからあたしはどこの学校でも応援しようと決めてるの」
「そうなんっすね」
「うん」
遠目に見えたお兄ちゃん達の姿があって
「そろそろ行こか」
「そうだね」
あたしと修ちゃんが立ち上がると
「何かあるんっすか?」
「あるよ」
お兄ちゃんと一緒に来ていた立海の皆
「久しぶりだね夢姫」
「うん」
「「え?」」
「立海に通ってるんじゃ」
「今は在籍だけと言った方が正しいだろう。だがまぁもうすぐ立海に戻って来るんだろうからな」
立海に戻る…か
「一体」
「ちょっとね」
「そろそろ彼らも来るだろ」
「え?」
なんて話をしていると氷帝メンバーも揃って来て
「悪いな」
「俺達も今来たところだから平気だよ」
「そうかよ」
「珍しい組み合わせっすね。氷帝と立海って」
「まぁ今日はこれから練習試合なんだ」
「え?」
「は?」
「マジっすか!?」
「本当だ」
「すげぇ試合が見られるんじゃね?」
「確かに。氷帝と立海の試合って見た事ないっすよね」
そうでもないんだろうけど、きっとリョーマ君達は見た事がないんだろうなぁ
「いや、そうでもないぜ」
「え?」
「確かに去年はしてねぇが一昨年は立海とも試合をしてるしな」
「へぇ」
「そうなんだ」
「お前…本当に見に来てなかったのかよ」
「行ってないって言ったじゃん」
「なんだか宍戸さんの前だと雰囲気変わりますよね。夢姫さんって」
「幼なじみだからなこれでも」
「まぁお兄ちゃんとサブちゃんの試合を観に行ってはいるし、全く氷帝と立海も試合をしてないわけじゃないしね」
「確かに」
「見に来てもええけど、結果がどうこう関係あらへんからな」
「そうなんですね」
「せや。今の立海と氷帝の実力が知りたいだけやし」
「それじゃ、夢姫行くぞ」
「あ、うん。じゃあまたね皆も」
「あ、はい」
青学の皆と別れてコートに入ると
氷帝と立海ってだけで野次馬が出来てきて
「さて、どちらが勝ちますかな」
「さぁな」
「それはあたしにも」
修ちゃんとお兄ちゃんが率いる立海と、デューク君と竜君が率いる氷帝。どっちも同じくらい強い事は分かってる。だからどっちが勝つかなんてあたしにも分からないこと
1/11ページ