17
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
氷帝に来て数週間
「跡部、夢姫」
「竜君?」
「どうかしたんですか」
「立海から練習試合の申し込みがあった」
え?
「俺の所には何も」
「あたしも」
「今朝修二から俺も聞かされたんだ。そろそろ立海の実力を試したいのと氷帝や他の学校との実力がどれくらいあるのか見たいからってな」
「そうなんだ」
「出来るか?」
「やってやろうじゃねーの」
氷帝の皆はやる気に満ち溢れていて
「夢姫も平気か?」
「もちろん」
「なら決まりだ。日時は追って連絡する」
「はい」
「そういや」
「うん?」
「お前、立海とは連絡取ってんのかよ」
「一応せーちゃんには連絡は入れてるけど」
せーちゃん呼びに噴き出しそうになってる氷帝の皆
「なんで跡部が名前なのに幸村がせーちゃんなんだよ?」
「呼びやすいように呼んでいいよって言ってくれてるもん」
「けどよぉアイツがせーちゃんって柄じゃねぇだろ」
「まぁ、そうなんだけど」
「でも、真田の事を弦ちゃん呼びしてたくらいだぜ?」
「そう考えたら幸村のせーちゃん呼びも普通か」
皆して立海への扱いが酷いような気がするのはあたしだけだろうか?
「で?肝心の幸村は何て言って来るんだよ?」
「特に何も。でもなんかいろいろと心配はされるんだけどね」
「そりゃ自分の学校の人間を他校でしかもライバル校に預けてるからなアイツは」
その後も練習を続けていて、終わった帰り際
「夢姫」
「うん?」
「試合の日は何もするんじゃねぇぞ」
「え?」
「今はここにいて、俺達のマネージャー業務をしているが」
「いいの?見てるだけで」
「あぁ」
「せやけど」
せやけど?
「ドリンクくらいは作ってもらった方がええんとちゃう?」
「そうだぜ。俺達に夢姫を預けて来たのはあいつ等で、仮とは言え今は夢姫は氷帝のマネージャーでもあるんだぜ?」
まぁ確かにそうなんだけど
「だとよ。俺は見ているだけでもいいと思ってたんだけどな」
「ドリンクだけは作って来るよ」
「そうか」
作って欲しい。なんてあまり立海でも合宿所でも言われないって言うか作っているのが当たり前でっていうのもあるかもしれないけど
「竜君達もきっと試合の日程が分かれば教えてくれるって言ってるし日程さえ分かれば前もって作ったりもできるしね」
「そうかよ」
「でもお兄ちゃんがいた頃の氷帝の練習風景を思いだしたのも事実だけどね」
「そうか」
今の氷帝でお兄ちゃん達がいた頃の氷帝を思い出させてくれるとは思わなかったけど
「夢姫、暗くなる前にそろそろ帰りますぞ」
「はぁい」
「そんじゃまた明日な」
「うん。また明日」
マイクロバスに乗り込んでスマホを確認すると修ちゃんとせーちゃんから連絡が入っていて
「どうかしたのか?」
「ううん。修ちゃんから連絡が入ってただけ」
「そうか」
修ちゃんからは『帰ってきたら話がある』とだけ
せーちゃんは『そろそろ仁王が』と書かれている
仁王君が一体何だって言うんだろうか?
「夢姫が悩むなんて珍しい事もある者ですなぁ」
「そうだな」
「そんなことないと思ってたんだけど」
「本当の事だろ?」
合宿所に戻って来ると、修ちゃんがすでに待って居て
「ただいま」
「お帰りぃ」
「で?話があるって何だよ?」
「今朝話したやろ?練習試合」
「あぁ」
「氷帝の皆もやる気にはなってたけど」
「そうやろうなぁ。来週あたりやとツッキーもおるから出来そうなんやけど」
「アイツらにも確認してみるわ」
「今してみようか」
「出来るか?」
「一応。電話番号くらいは聞いているよ」
景吾君に電話を掛けると
「何だ夢姫」
「ごめんね。練習試合の事なんだけど」
「あぁ」
「来週あたりはどうかって話になってて」
「構いやしねーよ。俺達もそれなりに調整は出来る」
「そっか」
「無茶すんなよ」
「ありがとう」
電話を切った景吾君
「来週あたりでも大丈夫だって」
「そうか」
「んで夢姫には本題や」
「あたしに?」
「せや。その試合の日立海のマネージャーやり」
!?
「修二、悪いな」
「ん?」
「夢姫は先に氷帝がマネージャーとして予約してる」
「ほんまかいな」
「本当」
こればかりはどうしようもないかもしれない。立海を見ながら氷帝を見るなんてあたしには出来ない
「修ちゃん」
「なんや?」
「試合の日に立海の皆にも、持って行ってもらいたい物があるの」
「アイツらにか」
「うん」