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夢小説設定
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四天宝寺の監督に話を付けに行くと言ったお兄ちゃんは白石君と財前君と一緒に行ってしまった
「大丈夫なんかいな」
「なんとか…」
「せやけど越知のねーちゃん、めっちゃ顔色悪いで」
「そりゃ、あんだけの事をされたらそうなるわな」
戻ってきたお兄ちゃん達と一緒にいたのは四天宝寺の監督で
「悪いなぁお嬢さん」
「あ、いいえ」
「何もあらへんかった?怪我とかしてへん?」
「あ、してないです」
「そんなら良かった。アイツらだけが勝手にしよった事やって越知君からは聞いとる。白石達には何の非もないっちゅー事も。せやけど本来なら部全体の問題となるべき事やのにキミからは処分するのは彼等だけにして欲しいって話を聞いてん」
「そうです」
「でも部を任されてる人間としては何もしないわけにはいかん」
監督の言葉に悔しそうにしている白石君達の姿があって
「2週間の部活の活動休止は絶対や」
部活の活動休止。それは一緒にしている人間としてはとても重い物だろう
「お前たちのせいで他の部員にまで迷惑が掛かったんや!何か言うことは無いんか!」
「なんもない」
「なんやと!」
「謙也君だめ!」
ピタリと止まった謙也君に
「謙也君が今やろうとしていることはその人たちと同じになっちゃう」
「せやな。夢姫の言う通りや。手ぇ出したい気持ちも分からんでもないけどな」
そうなんだ…
「もしそないな事してみぃ。余計に夢姫が悲しむで」
「クソッ」
お兄ちゃんも誰かに電話をしているようで
「越知の家も動く。お前たちにはそれがどういう事か分かるな」
「な…んだと‥」
「あんときだって動かなかったくせに」
「動いていないわけではない。お前たちの事をもみ消しにできていない時点ですでに動いていると思っていた方が良かったんじゃないのか」
「何!?」
「夢姫がそれを大事にしたくないと言っただけで水面下では動いていただけの話だ」
マジかよ…そう言った人たちはきっと今回こんな大事になるだなんて想像もしていなかったのだろう
「夢姫。バッジは」
「回収してる」
「どうせこれから種ヶ島と毛利と出かけるんだろう」
「うん。今日は大阪を回ろうと思ってるから」
「ならコーチにはこのバッジを俺から渡しておこう」
「ありがとう」
「問題ない。それと」
それと?
「監督」
「なんや?」
「アイツらは2週間でも3週間でも、なんなら3年間でも構へんけど白石達は悪いんやけど1週間で我慢してくれへん?」
「!!」
「でもなぁ」
「オサムちゃん、俺からも頼んます」
「毛利まで来とったんか。毛利にまで言われたらしゃーないわ。あいつ等は1カ月部活動禁止。外のコートでも同じや。んでもって1年間試合には出さへん。逆に白石達は1週間部活動禁止。1週間後にはお前たちも部活動再開や。お前たちの何がいけなかったか分かるまでコートにも入れさせへんで」
!!
「なんや随分と」
「あ、ううん…榊先生もそんな事言ったことなかったのになぁって思っただけ」
「?」
「あのやり手の監督が何も言わんかったんかいな」
「はい。言われたことは無いです」
「さよか。ここに居るって言う事は俺の管轄でもある訳や。他校の生徒に暴力沙汰なんておかしなことやろ。当然のことをしたまでや」
「ありがとうございました」
「かまへんって」
「それでも、嬉しかったです。彼らが氷帝にいた頃は何も言われなかったからきっとあたしがいけないんだろうと思ってたって言うのもあったんですけど」
「それはちゃうやろ」
「え?」
「だって現に今だって夢姫ちゃんは手も出してへんのに自分が悪いだなんて思う事あらへん」
「せやな。悪いのは夢姫ちゃんじゃあらへん。まぁ夢姫ちゃんの場合過小評価のし過ぎなのもあるんやろうけどな」
なのかなぁ
「夢姫俺は先に戻るが」
「あたしは修ちゃんと一緒に帰るから大丈夫だよ」
「気を付けておけよ。どこぞの馬鹿たちがいつ来るか分からないからな」
お兄ちゃんに何処ぞの馬鹿と言われていた四天宝寺の選手たちは顔が青ざめていて
「諦めろ」
「じゃあ、白石君たちも今度はまた合宿所でだね」
「夢姫ちゃんも合宿所におるんかいな」
「いるよ。今度こそU-17のマネージャーとしてあの合宿所にね」
「さよか」
「そら行く楽しみが増えるわ」
四天宝寺の皆と別れてお兄ちゃんもバッジを持って先に帰って行くために見送りに行くと
「気を付けて帰って来い」
「うん」
そのままサブちゃんと修ちゃんと一緒に回っていると
「なんだか本当に知らない場所なんだね」
「そらずっとあの山の中で生活しとるからな」
色々と回りまくった後
「ほなそろそろ俺らは京都に行くけど毛利はどないする」
「いや、先に立海に戻りますわ」
「さよか」
「夢姫」
「うん?」
「向こうで待ってんで」
「ありがとう」
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