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夢小説設定
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「どういう」
「夢姫は世間一般からしたら、夢姫も言った通り、不倫をした時に出来た子供だ。始めて外の世界に出て来たのは恐らく4歳の越知の家に来た時。だが」
「「だが?」」
「夢姫は越知の家に…実家に来た時単発的な言葉しか喋れていなかった。それも本当に幼い子供が喋るような単発の言葉をだ」
「マジかよ」
「おにーちゃ…」
「起きちゃったかな」
「いや、寝ている。今日は恐らく起きないだろう」
「先輩」
「なんだ」
「夢姫とは」
「いずれ正式に氷帝で向き合う時間を作る。言っただろ?夢姫が氷帝と向き合うと自分で決めていると。少しの間だけ待って居てやれ」
「分かりました」
「きっといずれ立海のお前らも見ることにはなるんやろうけど」
「ん…」
「夢姫がその覚悟を決めるまで少しだけ待っててやり」
==
翌朝目が覚めると
「起きたか」
「おはよう」
「あぁ。荷ほどきは今日中に住ませておけよ」
荷ほどき?
「途中で寝ているからな。部屋もそのままだ」
あー…そうなんだ
「分かった」
「それと氷帝の奴等と向き合うのもあるがもう2つ夢姫には話しておこう」
「あたしに?」
「そうだ。青学や氷帝、立海の奴等と出かけてはいるだろう」
「そうだね」
「だがコーチや監督は四天宝寺や比嘉の人間もそのリストには踏まえているぞ」
え゛…
「お前の考えていることが分かって居たから先延ばしにしていたのもあるんだが」
「どういう」
「あいつ等と四天宝寺や比嘉の違いが何か分かるだろう」
「うん。呼ばれていない選手がいるかいないか、の違いでしょ?」
「そうだ。だから伸ばしていたんだが」
「氷帝の皆さんと向き合う前に出かけてきたらどうかという判断にいたったわけです」
「う゛…」
「1人でとは言いません。大阪に行くにしろ沖縄に行くにしろ、夢姫が怖いと言うのであれば我々でも立海の人たちでも一緒に行くことは可能でしょう」
「ちょっと考えたい…」
「そうですか」
部屋に戻って荷物を片付けた後、今日は大会直後という事もあって練習も休みになっている
「夢姫」
「まー君?それにみんな迄」
一体どうしたって…
「夢姫の話を先輩から少し聞いたんだ」
「!?」
「それで、立海に戻った時」
「うん」
「夢姫が俺達以外のテニス部の人間と関わって行けるか正直分からなくなった」
分からなくなった?
「確かに、テニス部の奴等も俺達も夢姫がいてくれるだけですごくありがたいのは事実だけどよ」
「でも夢姫がもし俺達以外のテニス部の人間が怖いって言うならマネージャーじゃなくてもいいんじゃないかって話が出たんだ」
「な!?」
「当然決めるのは夢姫だけど」
下を向いてしまったあたしに
「夢姫」
「せーちゃん…」
「幸村」
「なんだい?仁王」
「俺が話を聞いてくるけぇ」
「そう?」
あたしの手を引いてくれたまー君に
「仁王君だけで大丈夫でしょうか」
「心配ないと思うよ」
「え?」
「夢姫も仁王で駄目なら俺を呼んでも構わないよ」
「そういう事かよぃ」
「どういう」
「この中で夢姫の連絡先知ってんの幸村君と仁王だけじゃね」
「そうか」
まー君に連れて来られたのはまー君が使っている部屋で、それが少しだけ怖くて
「何もせんから安心しんしゃい」
「何もしない?」
「何もせん」
そう言ったまー君はあたしを後ろから抱き留める形で一緒にいてくれて、少しだけ落ち着いてきたころ
「ねぇ」
「なんじゃ」
「まー君はさ、あたしが立海のテニス部マネージャーじゃなくなったらどう思う?」
「そうじゃのう…幸村が言った事も本当の事じゃし、夢姫が決めるべきなんじゃろうが」
「うん」
「俺の個人的な意見としては他所の部活の奴等に夢姫を渡しとうはない」
「!!」
「俺はテニス部にいて欲しいと思ってるぜよ。きっと幸村もアイツらもそれは俺と同じじゃ」
「え…?」
「それはそうじゃろ。散々同じ場所で生活をしてて夢姫の事も全く見とらんわけじゃなか」
「そう…なんだ…」
「じゃけ、最後に決めるのは確かに夢姫じゃが俺達の意見としては続けて欲しいと思ってるのも事実じゃという事じゃ。まぁそんなに焦らんでも幸村も其れの返事くらいは待てるじゃろ」
「え?」
「今日話した返事を今日中に帰さんでも少し待つくらいは出来るぜよ」
「そっか」
きっとまー君は中学から幸村君の事を見ているだけあってそういう所も分かって居るのかもしれない
「俺が言ったのも本当の事じゃ」
「!?」
「言うたじゃろ?俺はお前さんが好きじゃと」
「言ってたけど…」
「あれも本当の事じゃ」
そっか
「ありがとう、まー君」
「ん?」
「ちょっとせーちゃんと話してくる」
「さよか」
「でもこれはまー君にも訊いていて欲しいから一緒について来てくれる?」
「構わんぜよ」