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夢小説設定
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「せやなぁお前らにも話しておこか」
「んー?」
「俺達はなこのワールドカップでプロを目指しとる。せやけど、もしその話がなければ俺はこのまま立海のコーチや」
「そうなの?」
「あぁ」
「じゃあお兄ちゃんも?」
「そうだな。立海のテニス部には関わっているだろう」
そっか
「嬉しそうだね夢姫ちゃんは」
「嬉しいもの。プロに行っても行かなくても修ちゃんとお兄ちゃんのテニスを見ることは出来るって事でしょ」
もしかしたらこの先も修ちゃんと一緒に居られるって考えたら
「だけどその逆もあるって考えておかないといけないって事でもあるわけだね」
「そういう事だね」
「でも夢姫ちゃんの場合どっちにしても先輩が一緒に居るって事を考えたらそれはすごい事だよね」
「そうだね。でもプロに行ったら今みたいにこうやってお兄ちゃん達に会える頻度って物凄く減っちゃうからさ」
「そうなのかい?」
「だって今まで以上に試合の回数も増えて来るし」
「そうだね。確かにプロになると試合回数は増えてくるかもしれないね」
「夢姫最後に聞いてもいいか」
「なぁに?」
「お前将来」
「決まってるでしょ?お兄ちゃんや修ちゃん達を栄養面でサポートしていきたいの。だから今からこうやってサポートしてる」
「そう言えば、ドリンクも合宿所にいた頃とちょっと味付けが違うような」
「合宿所で皆が飲んでいたデトックスウォーターには果物…とくに柑橘類を多く入れてたけど、オーストラリアに来てからはこっちでしか使えない果物も入れたりしてるからかも。苦手だった?」
「いや。若干酸っぱいなぁとは思ったけど」
「僕的には甘すぎ無く丁度良かったけどね」
「そうなんだ」
本当に感想も人それぞれなのかもしれない
「夢姫ちゃんには青学のマネージャーでもしてもらいたいなぁ」
「え?」
なんて話をしていると
「それやったら四天宝寺でも欲しい位や」
「あ?そりゃ氷帝に戻すに決まってるだろうが」
「え…あの…」
「夢姫ちゃんが固まっとるなぁ」
「それだけ立海は羨ましいんだよ」
うらやま…!?
「何を言っているんだい?渡すわけがないだろう?普段からやる気のないのが1名折角やる気を出してくれているんだから
それに夢姫も立海のテニス部にだってやっと入って来てくれたんだから」
「せーちゃんっ」
「別に隠す様なことでもないだろう?夢姫」
うぅ…
「ま、なんやかんや夢姫がこうして普通にしとるくらいには平気みたいやね」
「恥ずかしいんだって…」
「照れてる夢姫ちゃんもまた」
「新たな一面を見た気がするよ」
「夢姫が照れてるのなんかしょっちゅうやろ」
「そうだな。お前たちには見せてない部分があるのかもしれないな」
「どういう…」
「そのうちに分かる」
そのうちに分かる…か
「夢姫」
「んー?」
「君島が課題を見てくれるらしいぞ」
「ホント?」
「あぁ」
「じゃあ、見てもらお」
「夢姫って課題まで持ってきてるの?」
「あぁ。氷帝に通えなくなった時教師が渡してくる課題に追い付いていけなくて遅くまでやっていたこともあるくらいにはな
そういう所も見ていたから君島に言われたんだろうが。あぁして遠征に持ってくるのは大概苦手科目だ」
「へぇ」
「しいて言うなら君島に見てもらうのは大概語学系だ」
「そうやな。サンサンの奴日本の高校を出てる訳やないしな」
「お兄ちゃん、先に戻ってるね」
「あぁ」
エレベーターに乗って上の階に行くと
「なんじゃ戻ってきたんか」
「うん。これから課題を見て貰おうと思って」
「そんなのまで持ってきてるのか」
「そうだよ?追いつかなくなっちゃうの嫌だもん」
「へぇ」
「下でまだお兄ちゃん達と皆で話してるよ。今なら質問し放題じゃない?」
「ほう。それはいいことを聞いたぜよ」
「じゃ、また夕飯の時にね」
「今日はお前さんが作るんじゃ」
「今日はあたしもお休み。キッチンにすら入れさせて貰えてないよ。でも今日の夜当たりにはテールスープが出されるかもしれないね」
「なんで今日の夜なんじゃ」
「明日の朝からなんて重くない?」
「確かにのぅ」
「そういう事だよ」
まー君と離れて自分の部屋に英語の課題を取りに行くと
「さてと」
育人君の部屋の前に行くとノックをすると
「どうぞ?」
「お邪魔します…」
「やはり来ましたか」
「だって課題を見てくれるって言うから」
「えぇ勿論見ましょう」
英語の課題を見せると
「相変わらず語学は苦手ですか」
「苦手」
英語の課題を見て貰った後
「それくらいにしましょうか」
「でも」
「あまり詰め込みすぎてもよくないことくらい分からない夢姫では無いでしょう」
「はい」
「では課題を片付けて来てください。そろそろ夕飯でしょう」
「そうする」
部屋に戻って課題を片付けてエレベーターの前に行くと育人君は待ってくれていて
「お待たせ」
「いいえ。さほど待って居ませんよ」
下に降りるとお兄ちゃん達や立海の皆も揃っていて
「お前たちにしては早いな」
「そうでもないでしょう。今の今まで夢姫の英語の課題を見ていましたよ」
「そうか」
「育人君教えてくれるの上手だからすごく助かったよ」
「そうか」
食事を終わらせると監督とほー君から明日のオーダーを発表するからとロビーに集められたあたし達
「もう明後日はドイツ戦なんだね」
「早いな」
「うん。あっという間にドイツ戦まで来ちゃったって感じかな」
世界ランク1の王者ドイツにどこまで食らいつけるか。そこがキーポイントなんだろう
「明後日の準決勝のドイツ戦の前にドイツの試合のDVDを見る」
「そっか」
オーストラリアの夜は長いようでまだ日が昇っている
「夢姫」
「ん?ドリンクの用意と夜食の支度をしてもらっても?」
「いいよ。明後日のドリンクの仕込みもしてくるから」
「頼みましたよ」
明後日のドイツ戦のDVDを見る人。
走り込みに行ったお兄ちゃんとサブちゃんについて行ったレン君
下に降りて行った時だ
「あれ?夢姫ちゃん」
「不二君」
ジャージではないという事は今日はオフモードなんだろう
「そう言えば夢姫ちゃんの普段着ってまじまじと見るの初めてかもしれないね」
「まぁ、ジャージの事が多いから」
「ここにいればね」
なんて話をしていると
「おい不二」
「跡部?」
「跡部君」
「お前もいたのか夢姫」
「まぁ今からキッチンに夜食を作りに行くのと明日のドリンクを作っておかなくちゃいけないから」
「そうなんだ」
「そういや手塚がお前に借りたCD渡してくれとよ」
「ありがとう跡部。手塚元気だったかい?」
「あぁ。いつも以上にな」
ふぅん…
「おい不二。2度と俺様を使いっ走りにするなよ」
なんて部屋に戻って行った跡部君と不二君と別れて下に降りて夜食を作ったあたしは皆の所へ戻ると
「夢姫さん」
「黒部コーチ」
「明後日のオーダーを発表するそうなので先にロビーへお願いしても?」
「分かりました」
ロビーに行くと既に選手は集まっていて
「修ちゃんもお兄ちゃんもいる」
「当然です」
迷わず修ちゃんの所に行くと
「相変わらずやな」
「修ちゃんの傍が一番好きなんだもん」
「相変わらずだし」