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夢小説設定
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あたしが起きたのは翌日で
「起きたな」
「おはよう?」
「あぁ」
「良く寝ていたようで何より。スイス戦は日本の負けですが日本は2位通過。決勝トーナメントには出られますよ」
え?
「それと阿久津仁を日本代表を離脱。石田も遠野も負傷。3人の代わりの選手候補を決めておけ」
3人もかぁ
「難しい仕事を押し付けてくれるなぁ。ほー君は」
なんて話をしながら部屋から出てロビーに出ると監督から渡されたリストをみて行く
「篤君の代わりなら元No5のバッヂを所持していた加治君でもいいけど他の高校生となると…」
「難しいか」
「少しね。でも最初から決めている選手は2人」
いちいち連絡して呼び出さなくて済む選手がいる。
「ほう」
ほー君に2人の名前を出すと監督に話を付けに行くと行ってしまった
そして下のテニスコートを見ると
「あら?」
「どうかしたんか?」
「コート見てみて」
「「コート?」」
日本の宿泊コートにSEIGAKUと書かれたジャージを着ている越前君の姿があって
あたしたちもコートに行くと
「もういいじゃねーか桃城」
「跡部さんでも…」
「あ…」
「ようこそ。日本代表へ」
「え?」
「選抜候補に入っているのだから何も言わなくたっていいでしょう?ねぇ修ちゃん」
「せやな。夢姫は誰にでも優しいからなぁ」
「てっきり文句の1つでも言われるかと思ったっす」
素直にそんな事を言うもんだから驚いていると
「え?」
「それは今不二君たちから言われたのでは?」
「いや不二先輩じゃなくて」
横にいる桃城君たちを見ているという事は、桃城君に言われたんだろう
「いい先輩に恵まれたわね」
「え?」
「せやな」
「どういう」
修ちゃんと顔を見合わせると
「俺も奏多も同じ中学・高校やけどいい先輩になんて恵まれてなんかないで。まぁそれはツキッキーも同じやけど。
ツッキーの場合先輩じゃなくて後輩に恵まれとったからなぁ」
「そうだねぇ。サブちゃんはどっちかって言うと同級生にも後輩にも恵まれちゃったね」
「せやな」
「あの…一体」
「あ、そうそう。今日は試合もないし自由にしていいよ」
「マジ!?」
「本当。昨日2試合もするなんて思わなかったけど」
「え?」
「途中から抜け出してたじゃねぇかよぃ」
「確かに。先輩と一緒に」
「そら、夢姫を寝かせるためやからな。平等院が何も言わんかったやろ」
「確かに」
「止めんかったのは何よりの証拠や。それに今の今まで夢姫も寝とったで」
「マジ!?」
「すっげぇ」
何が凄いんだろうか
「仁王ちゃんなら夢姫の寝起きを見ても平気そうやけどな」
「は!?」
「なんで?」
「だって膝に座らされたんやろ?仁王ちゃんの」
「そ、そうだけど!」
「あんとき暴れてなかったらしいやんか。嫌だと暴れまくる夢姫が」
「うぅ…」
「マジかよぃ」
「本当や」
「修ちゃんの意地悪」
ヒョコヒョコと歩いてきた監督
「決めたんやろうな。離脱したメンバーの追加招集メンバー」
「だろうね」
「ソイツは元々日本代表に1度選ばれておる。ワシは使えるもんは使う!」
「そして、負傷した面子に変わって追加メンバーを発表する!」
ザワザワとしている中高生達と何となく気づいているあたし達
「夢姫は落ち着いているようだね」
「そんなに慌てたってあたしが試合出でるわけじゃないもの」
「そうっすけど」
「おい夢姫。平等院に言ったメンバーを変えるつもりは」
「あたしはほー君に決めろと言われただけで2人しか言ってませんけど」
「そうだな。だが平等院は4人言って来たぞ」
4人?
あたしには3人だと言っていた。残りの1人は誰なんだろう
「まぁいい。発表する!遠野に代わり…加治風多!
石田に代わり、柳蓮二!阿久津仁代わり千石清純!大石に代わってもう1人忍足侑士!」
「そう言えばアイツは」
「アイツ?」
「№1の」
「ほー君なら監督がここに来て追加の選手の話が終わってるから壁打ちしてるかもね。話して来ればいいんじゃない?」
「夢姫」
「皆が見ているほー君と普段のほー君は違うよ。ちゃんと答えをくれるから」
「うぃっす」
走って行ってしまった越前君を見ていると
「ありゃホント徳川によぉ似とるわ」
「そうだね。負けず嫌いな所とか」
夕方
「あれ?中学生や高校生たち明日に備えて休息を取れと言われていたのにまだ…」
「越前が入って他の選手の目がぎらついて来やがった」
「頼もしい連中だね。さて、僕たちはホテルでミーティングだよ。夢姫も自由にしていいって越知君から言われているしね」
「そうか」
コートに行くと
「やぁ夢姫ちゃんも来たのかい?」
「珍しいのぉ先輩たちといつも一緒におるけぇ」
「確かに」
「別にいつも一緒なわけではないけど、お兄ちゃん達大人組はミーティングだからあたしも自由にしていいってお兄ちゃんから言われてる」
「ほう」
「それと、明日からの決勝リーグのリーグ表貰ったけど見る?」
「そんなもんが貰えんのか」
「監督とコーチ位だよ貰えるのは」
「じゃあ何で夢姫が」
「コーチ3人が貰っても仕方がないでしょう?だから監督が1枚。コーチに1枚。大人組で1枚。あたしに1枚。って振り分けて貰ったの」
「コーチに1枚あれば残りは不要という訳だ」
「そう言うこと」
ブンちゃんにリストを取られてしまうと
「所で初戦のアラメノマって国どの辺にあるんだ?」
「そんな国知りませんねぇ」
「夢姫は何か知ってんじゃねぇのかよぃ」
「残念だけど何も知らない。育人君も知らないって言ってたけど」
「何でも新しくできた宗教国家らしいよ」
「その話は誰に聞いたんだ不二」
「さぁ…」
そんな中来たのは忍足君と
「桃城君?」
忍足君に抱えて連れて帰って来られた桃城君は物凄く唸っていて
「おいっ桃城!正気に戻らんか!」
「駄目だよ真田。そんなに大声を出しちゃ」
「おい木手。水を汲んで来い!仁王は頭の下にタオルを敷いてやれ!」
水を汲みにホテルの宿舎に入った木手君とタオルを持ってきたまー君は桃城君の頭の下に敷いていて
「でも一体何でこんなことになってんの」
「『初戦の相手アラメノマの偵察』や言うて」
偵察…ね
「奴等は不気味な歌を歌うて意識を同調させ精神に直接ダメージを与えて来たわ」
「心を閉ざして辛くも逃げて来たって訳か」
「余計な事するからっすよ」
なんてジュースを飲みながら言う越前君
「越前っなんてことを!」
「同じ学校なのに我々よりも冷徹ですね」
「でも彼の言う事も一理ありますからね。大石君はその優しすぎる性格をどうにかした方がいいですよ」
「夢姫ちゃんまで」
「宗教国家アラメノマとんでもない連中や」