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夢小説設定
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「だけど随分と仁王も夢姫ちゃんに執着しているように見えるけど」
「固執にも見えるけどなぁ」
「大して変わらないじゃんか」
「そう言えば夢姫って」
「立海の皆は呼び捨てなんだ?」
「そうなんだ」
「ちゃん付が嫌だと言ったのは彼女なんだ」
「へぇ」
あたしの方を見ているのは不二君たちで
「皆も呼び捨てにしてくれて構わないよ」
「そうかい?」
「もちろん」
「他にも訊きたい事はあるけど」
「夢姫は限界そうだね」
「我慢しないで寝ちゃえばいいのに」
「そう言って出来ないのが夢姫なんよ」
ひょいっとあたしを後ろから抱えてくれたのは修ちゃんで
「随分と話しとったみたいやしね」
「まだ聞きたい事はありますが」
「夕方まで我慢してやり」
「「夕方?」」
「せや。夢姫の奴もう寝とるしな」
「「は!?」」
修ちゃんの方に顔を埋めると
「こら駄目やな。お前らにはまだ見せへんやろ」
「マジかよぃ」
「夢姫ー」
「ねるの…」
「寝とるやろ。部屋帰んで」
「うん」
次に起きた時修ちゃんと篤君の部屋で起きたあたし
「ようやく起きたかよ夢姫」
「うん…?」
「アイツらと話して戻ってこないお前を心配して種ヶ島が迎えに言ってたんだぜ」
「そう言えば修ちゃんは?」
「外に居んだろうよ」
外?
まだ暗くはなっていない。寧ろ明るい方だけど
「暗がりが嫌いなお前は中に居た方がいいだろ」
「だね…」
ベッドから起き上がると
「夕飯作りに行って来るね」
「あぁ」
下に行くとまだ選手たちは誰も来ていないようでホッとしていると
「随分と安心しきってるようだな」
「!?」
驚いて後ろを振り向くとレン君達が来ていて
「は、早いね?まだ何も作ってないけど」
「別に夕飯を食べに来たわけではない。早い事は重々承知している」
そうなんだ。なんて思っていると、中高生達が揃って来ていて。その中には比嘉の選手もいるわけで
「木手が苦手か」
「苦手」
「そうですか」
なんてあまりにも早くこっち側に来るものだから慌ててレン君の後ろに隠れると
「相当なようだな」
「無理なものは無理。苦手なものは苦手だもん」
「それはいい事を聞いた」
なにが良い事なの
「夕飯を作るにはまだ早いだろう」
「早くもないけど、遅くもないよ?」
あれだけの選手の分を作るとなればこれくらいの時間がベストなんだから
「因みに今日って」
「修ちゃんの好きなてびちと篤君の好きなアップルパイ」
「へぇ」
「朝は和食と肉巻きおにぎり」
「昼は蕎麦と串揚げ。随分と」
「因みに今日の和食はカズ君の、肉巻きおにぎりは赤也君のリクエストをアレンジしたもの。お昼のお蕎麦はお兄ちゃんの好きな物と白石君の好きな物が一緒だったってだけの話。串揚げは大石君のリクエストだよ。
今日の食事は試合に出た選手だけじゃなくて出るかもしれない選手のリクエストに答えたもの。
てびちは流石に煮込むのに時間がかかるからここのシェフにお願いして下茹でだけしておいてもらったんだよ」
「マジかよぃ」
「本当」
「でもてびちって一体何だよぃ」
「沖縄料理ですよ。沖縄では豚足を柔らかく煮込んだ料理の事をそう言いますが。ですが彼は沖縄の方なんですか?」
「んなわけないやろ」
外に出ていたらしい修ちゃんが帰って来ていて
「お帰りなさい。修ちゃん」
「あぁ」
「では一体」
「俺か?奏多に聞けばわかるんとちゃう」
「またやってる」
「入江先輩ですか」
「夢姫は俺と初めて会った時から知ってたもんなぁ」
「え?何で知ってたんですか?」
「修ちゃんとお兄ちゃんの共通点があるでしょ?」
「テニスをしていることくらいしか思いつかん」
「それもある。お兄ちゃんと修ちゃんは同い年。お兄ちゃんが中学の時全国大会で対戦した学校に修ちゃんがいて、それが3年間続いたと思ったらU-17の招集で会ったしなんなら合宿中の学校の全国大会でも修ちゃんは見てたしね」
「ほんまツッキーと俺の試合だけはよぉみとるわ」
「だって好きだもん。修ちゃんはテニスをしてる時が1番かっこいいもん」
「さよか」
「あの夢姫が普通に好きって言ってんな」
「本当だね」
「んで、今日の夕飯は」
「てびちだよ。後は篤君の好きなアップルパイも焼く」
「さよか」
でもてびちだけじゃ物足りないんだよなぁ
「修ちゃんてびちと一緒に煮込んでもいい?」
「かまへんよ」
やった!
キッチンに入ると大根を切ったりこんにゃくを切っていく
「手際がいいですなぁお嬢様」
「慣れちゃった」
下茹でをした後野菜を本格的に煮込んでいって最後にてびちの入っている鍋に入れて行く
「おでんですか」
「そう。修二君がてびち好きだから」
「お嬢様から坊ちゃま以外の男性の名前が出る日が来るとは思いませんでした」
「酷いなぁ。これ煮込んでおいてもらっていい?」
「かしこまりました」
すぐにキッチンから出ると立海の皆は未だ食堂の方に居て
「随分と早いのぉ」
「だってあとは煮込むだけだもの。中にいる人でも出来る作業だわ」
「そうかい」
「修ちゃんは?」
「部屋に戻るって言っていたが」
部屋に戻っちゃったか
「すぐに会うからいっか」
「そういうもんなんだ?」
「そうだよ?」
「じゃあ、話の続きをしようか」
「もう聞いてくることなんてないでしょ」
「いや。まだあるよ」
まだあるんだ?
「簡単な事を聞きたいんだ」
「簡単な事?」
「あぁ。お前の情報はまだまだ未知数でな。俺が知り得る限りの情報は名前・年齢・誕生日・好きなタイプ・嫌いなタイプ。後は好きな科目と嫌いな科目くらいだろう」
「そこまで知ってるなら」
「でも些細な事しか知らない。だから直接夢姫の口から聞きたいんだ」
はぁとため息をついた後
「分かった」
としか言えなかったのは同じ学校だからだろうか
「じゃあさ柳君が知ってるあたしの情報を教えてよ」
「なにを」
「きっと違う答えもあるかもしれないよ」
「そういう事か」
「越知夢姫。5月5日生まれの16歳。立海に通う前は氷帝学園に在籍。越知先輩の妹でもある。好きな科目は現代文と家庭科。それと英語を含む外国語。苦手な科目は化学、数学。体育。好きなタイプは面倒見のいい人。嫌いなタイプはむやみやたらに暴力を振るう人。と言った所か」
うーん…というと
「何か間違っているか?」
「多少。まぁあたしの事をよく知ってるのは育人君とあくと君だけどね。語学は苦手だよ。全く苦手っていう訳ではないけど。あと家庭科で言うと調理の方があたしは好き。好きなタイプは当たってるね。面倒見が良くて年上で優しい人。嫌いなタイプはテニス道具をむやみやたらに暴力に使う人。あとはナルシスト」
「君様は平気なのかよぃ」
「育人君は平気っていうかそこまでナルシストじゃないし」
「へぇ」
「でもまぁ好きなタイプをしいて言うなら修ちゃんとかお兄ちゃんみたいな人が好き」
「うわぁ」
「ハードルが高いのぅ」
「ほー君たちにも同じことを言われてる」
クスクスと笑っていると
「では聞きたいことをいくつか聞いて行くとしようか」
「じゃあ俺から。調理が好きと言っていたけど、得意料理と苦手料理は?」
「なんでも得意だし作れるけどしいて言うなら煮込み料理はあまり得意じゃない」
「ほう」
「じゃあ得意料理は?」
得意料理か
「揚げ物も得意だよ。後はたまーにムニエルみたいなものも作るけど」
「へぇ」
「それはいい事を聞いた」
「じゃあ、苦手な料理は?煮込みにしたって色々あるだろう?」
「おでん」
「そうなんだ」
もっぱら合宿所の冬料理は鍋が多い。鍋は簡単だもん
「好きな食べ物と嫌いな食べ物は?」
「食べ物?」
「そう、良く小さい子がピーマン嫌いとかあるだろう」
「シイタケを含むキノコ類。レバーとかの内臓系は嫌い。後は辛いものも嫌い」
「じゃあ好きな食べ物は」
「そう聞かれると分からないけど果物全般は好きだよ。後は栗とかさつま芋とか秋が旬の物は好き」
「あと、甘いものも好きだろうが」
後ろから声がすると思えば竜君とジュウ君がいて
「意外だろぃ」
「そう言えば果物って言っていたね」
「うん。好きだよ?」
「じゃあ果物の中でも何が好き?」
「何が好きって聞かれると困るけど」
「季節によって果物の食べる量が変わってくんだよ。コイツ」
「そうなんですか?」
「あぁ。冬場は青森から送られてくるリンゴを良く食ってるし、夏場は群馬から送られてくる梨や桃、ブドウも食ってる。兵庫からは一軸が送られてきたことがあったが」
「美味しかったよ?」
「お前はくえりゃ何でもいいんだろう」
「そういう訳じゃないんだけどなぁ。でも岡山から送られてくる果物がダントツで好きかも」
「ほう」
「あの兄貴にしてコイツだぜ?不思議な兄妹だろ」
「確かに。越知先輩が甘いものを食べているイメージがあまり」
「ないよね。でも果物は食べてくれてるけど、多くは食べてないかな」
「へぇ」
「おめぇが果物食いすぎなんだよ」
「だって美味しいじゃん」
「いつだかハワイからも届いたよな」
「あぁ。あれは君島だろ」
「え?君様?」
「君島はハワイにある高校を卒業している。んで夢姫が果物が好きだからって言うのと勉強を頑張ってたっつーのもあってハワイから取り寄せやがった。あん時何送られてきたっけか」
「なんか変な果物あったし」
「変な果物言わないの。あ、でもあれ好きだよ?ドラゴンフルーツとパッションフルーツ。でもライチも美味しかったけど」
「すげぇな」
「其れはいいことを聞いた」
「そう。大概朝は果物だけで済ませることも多いからさあたしは」
「それだけはやめろって言ってんだろし」
「ちゃんと朝飯食わねーとフルーツも出させねーようにするからな」
「だって皆よりも早くに食べてたら気付かなくない?」
「気づくに決まってんだろし」
「だからヨーグルトに果物混ぜて蜂蜜掛けてるよ」
「うっまそー」
「じゃあ明日の朝ごはんに出してあげるよ」
「よっしゃぁ」
「家族構成はなんとなく知ってるけど」
「お爺ちゃんにお祖母ちゃん。お父さんにお母さん、お兄ちゃん。それと猫がいる」
「お前さんも十分猫みたいじゃがのぉ」
「あたしが?」
「他に誰がおるんじゃ」
「それは俺も認める」
竜君まで
「好きな色は」
「水色」
「嫌いな色は」
「原色」
「という事は好きな色は原色ではない水色という事だな」
「そう言うこと」
「身長は」
「丸井とあまり変わらないように見えるが」
「160」
「体重って聞いても平気かよぃ」
「50」
「ほう」