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1ゲームを落としてしまっているけど
「お兄ちゃんまだ見せてないもんね」
「そうだな」
「っていうよりも何で大石君まで驚くのよ?」
「本当だ」
「15-0」
審判ですら驚いてしまっているようで
「今の全然見えへんかったで」
「あれが6割のリミッターを解除したお兄ちゃんのマッハ」
「あれが?」
「合宿所とは比べ物になんねぇ」
「切り替えろ大石」
「あ、すすいま…」
「そしていちいち謝らなくていい」
「30-0」
「6割制限を
ツッキーの本気のマッハはおそらく…プロ選手をも凌ぐ!」
「セカンドサーブ期待しても駄目だしね」
「そうだな」
「そういや、ツッキーがセカンド打ったの見た事ある奴おるか?」
「ゲーム日本1-1」
「さしあたって戦局は不利なまま…流れを変える」
3ゲーム目に入り
「日本もギリシャ相手に攻め始めたぞ!」
とは言われつつも
「ゲーム2-1ギリシャ!」
ドリンクを飲んでいるお兄ちゃんに対し、焦っている感じの大石君
「真っ向から勝てるかぁこのクズが…」
「監督?」
「貴様はゴキブリじゃ!」
お兄ちゃんと大石君がコートに戻って行く中
「獅子や鷹や蛇に真っ向から戦ってどうするんじゃ。ゴキブリにはゴキブリなりの戦い方があるじゃろ!」
全く
「監督も素直じゃないですね」
「本当のことを言ったまでじゃ」
監督は大人の選手を動物に例え、大石君を虫に例えたんだ
「お、越知先輩ちょっといいですか?」
大石君?お兄ちゃんとなにを話しているんだろう
「アイツにはアイツなりの試合の仕方がある。故に半年青学に戻したのは矢張り正解だったか」
「でもこれはお兄ちゃんが相棒だからでもあるわけですよね」
「そうだな。種ヶ島でも出来そうな気はするが」
「確かに出来そうですね。大石君とならダブルス。でも今回は主将だから仕方がないのか」
「そういう事だ」
サーブを打ったと同時に変幻自在に動いている大石君とお兄ちゃん
「随分と高いロブを打つことで」
大石君が飛んで取ろうとしても無理でお兄ちゃんが構えてくれていて
「15-0」
「お兄ちゃんにマッハを打たせた?しかもサーブではなく」
「上手い事使いおったな」
「まぁダブルスですから。でもこれがサブちゃんだったらまた変わっていたかもしれないですね」
「そうだな」
4-4とお互いに引かない試合に
「どーやら今宵は満月になりそうだ」
「世界で久々に見た。お兄ちゃんの
あの合宿所で跡部君にして以降使っていなかったし今回は予選だから使わないと思っていたけどそうでもなかった」
「使えるもんは使った方がいいからな」
「そうですね」
「大石」
そう言ったお兄ちゃんはあたしの方も見ていて
「夢姫はどうせ種ヶ島のお所にでも行くんだろう」
「へ?」
「
「え?」
「決して開けるなよ」
そういうという事はお兄ちゃんも本気だ
「怖いなら種ヶ島の所にでも行っておれ」
「でも」
「構わん。ここには監督が座って居れば問題はない」
「ありがとうございます」
修ちゃんの所に行くと相手の選手もお兄ちゃんも会い方をよけて打ち合いをしている
「アウト!ゲームギリシャ5-4」
「ゲーム日本5-5」
とゲームを連取している
「さぁ大石目を開けてリターンに備えろ」
そんな中ギリシャの選手がフォルトを連発
「メンタルのアサシン。ツッキーの何事にも動じない佇まいからの~ひと睨みはプレッシャーを増幅させるでぇ」
「あんなプレー間近で見とったら仕方がないわ」
「ゲーム日本6-5」
お兄ちゃんからボールを受け取って大石君がサーブを打った直後相手選手の返して来たボールが大石君を直撃
「あちゃー…」
「夢姫はひっさびさに見る過酷な試合やな」
「えぇ」
あくと君が大石君の処置をしてくれて
「彼ら外国の国を背負うという意味は生半可なものではないよ!次は本当にこの程度の怪我では済まない!」
「え?」
「次はサーブを打ったらすぐにコートの外に避難した方がいい!」
「聞いているのか?…大石?」
「あ…はい」
「夢姫」
「お兄ちゃん?」
「無理だと思ったらここではなく選手たちの控えて居る中に居ろ」
「ここにいるよ。いつだってお兄ちゃんの試合は間近で見てるもん。氷帝の中等部や高等部にいた時もお兄ちゃんの試合は画面越しでは見ていないよ」
「そうか。なら怖ければ目を閉じていろ」
そしたらお兄ちゃんの試合が見られないじゃない
再びお兄ちゃんからボールを受け取った大石君は
「無理はするな」
「は、はいっ行けます!」
その後、大石君はコートですでに目を閉じているようで
「大丈夫かな」
「夢姫ちゃんでもそんな心配するんやな」
「そら最初からしとるやろうな」
「どういう意味っすか!種ヶ島先輩」
「夢姫は3年前のワールドカップでも俺とツッキーの試合だけは全部間近で見とる。けどな大石の様な今の怪我をしない選手は居らん。平等院が背中を怪我した時もそうやった。コイツ泣きながら背中の処置をしよったんよ」
「「泣きながら…」」
そんな中でもお兄ちゃんのいる方へ打ってきた相手の選手はお兄ちゃんのマッハを決められていた
「打ち合わずにプレッシャーを掛け…いつの間にかアイツがコートを支配しとった。天性のダブルスプレイヤーかもしれへんわ」
「ゲームセットウォンバイ…日本7-5!」
戻ってきた大石君とお兄ちゃん
「ありがとうございます。勉強になりました」
「ダブルスは奥が深いぞ大石」
「はいっ!精進していきます!」
「夢姫」
「修ちゃん?」
「大石の手当てちゃんとしてやり」
「え?」
「あれはあくまで応急処置。どうせ夢姫の事や。アツの試合方法は途中で見られなくなるんやろ」
そっか。修ちゃんはあたしが篤君の試合を途中から見なくなるって分かってるから大石君の処置を任せて来るんだ
「戻ってきたらここに戻って来ぃ」
「そうだな」
あたしが大石君の処置をするのに離れると
「黙ってろよこのワカメ野郎がぁ!」
なんて篤君の声が聞こえてきて
「誰がワカメ野郎だ!」
篤君は味方にも容赦しないからなぁ。なんて思っていると案の定
「処刑法其の12『電気椅子』全員まとめて処刑してやるよ」
大石君の処置を始めたタイミングで篤君と赤也君のダブルスが始まり、処置を終えた頃には篤君と赤也君が意気投合しているように見えてしまい
「なに、あの2人。めっちゃ意気投合してない?」
「やっぱ似たもん同士やからやろ」
向こうの選手が急に何かを言い始めたけど
「あれ、何語?」
「ギリシャ語だろう」
聞いてる篤君は驚いているようだけど
「遠野の動きおかしなったで…」
確かに
「篤君がここまで押される一方だなんて試合ほぼなかったよね」
なんて話をしていると篤君が赤也君に向かってボールを当てていて
「赤也君!?」
「おいおい遠野の奴冷静さを失いかけとるやん」
なんて話をした直後今度は篤君の弱点でもある膝を打たれてしまっている
折角連取していたゲームも追いついてしまっている
「種ヶ島キャプテン棄権してもらいましょうこれ以上…」
「しないよね。篤君だもん」
「な!?夢姫ちゃんまで…」
「お前ら中高生と試合した後の話や。夢姫も一緒におったからなぁ。アツはこの代表の誰よりも執念深い男やで」
「修ちゃんだって面倒見善いくせに高校生の時部長の器じゃないって副部長しながら後輩の面倒見てたくせに」
「なんでそないなこと知ってんのや」
「知ってるに決まってるでしょう?でもここでも後輩の面倒はよく見てるし」
それに気が付かないあたしでもないよ
コートに倒れ込みながらも処刑をしていた篤君とそれを受けていた向こうの選手
「アツの
「でも篤君は限界かな」
「なら!」
「大石君。これはダブルス。もう1人赤也君がいる」
「でも」
「赤也君は既に動けるよ。似た者同士、切原君のスイッチも知ってる。制限できないとなってもそれもまた篤君がちゃんと赤也君のスイッチは切ってくれるから」
「どういう」
「あとで君島にでも聞いてみぃ。彼奴の事や夢姫がそう言ったとでも言えば答えてくれるやろ。ダブルスの相棒なんやから」
大石君は首をかしげていて分かって居ないようだけど
「中にいる選手控えでは答えを言ってくれてそうだね」
「やろうな」
「ゲームセットウォンバイ日本6-4!」
案の定赤也君に再びボールを当ててデビル化を解除させた篤君
「篤君の処置はあたしでも無理だよ?」
「大丈夫や。宿泊舎でやらせる」