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3チームの振り分けはほー君とあたしだけの予定だったとコーチから言われてしまった
「種ヶ島君の方にも伝える方向ではいましたから」
「省けたっちゅーわけやな」
「そういう事です」
初戦はギリシャ、2回戦はオーストラリア、3回戦はスイスとなっている
「スイスにほー君を当ててくれたのは妥当だよね」
「せやな。これ明日出る奴等は知ってるんか」
「これからお知らせをしますよ」
「ええわ。俺から話しに行く」
「ですが夢姫さんは」
「大丈夫。修ちゃんと一緒にいるから」
「そうですか」
頼みました。水って言ってしまったコーチたち
「さて、下のフロアに行かなくちゃいけないの面倒だけど知らせにはいかなくちゃいけないね」
「あぁ」
大人組の篤君とお兄ちゃんにも声をかけて下に降りると
「先輩たちが降りて来るなんてなんかあったのかよぃ?」
「いや。お前何を持って居やがる」
「カズ君と白石君、赤也君と大石君って何処に居る?」
「まだ俺達の部屋にいるんじゃね?」
そう言ってくれたブンちゃんは部屋に案内してくれて
「え?丸井随分と早かった…ね」
「休んでるところごめんね。明日の予選チームのメンバー決まったから報告」
「それと云われた奴はちーっとばかし話あるから付きおうてや」
皆揃て首をかしげていると
「カズ君と赤也君白石君と大石君」
「俺っすか!?」
「そう」
「なんか随分とすごいメンバーやな」
「だな」
「すぐに話は終わるよ。明日のオーダーの話をしたいだけだから」
「どういう事ですか?」
「其の儘の意味。とりあえず監督の3チーム編成は松竹梅。各チームに主将を付けているわ。ちゃんとした実力も備えてね」
「どういう意味じゃ」
「明日のギリシャ戦。大人組はこのメンバー。皆も知っているでしょう?お兄ちゃんが氷帝学園で中学も高校も部長をしていたの」
「そういやそんな事を言っていたな」
「でも修ちゃんも舞子坂で腹部口をしていた実力はあるよ。それに、修ちゃんをトップバッターで主将として出すのなら其れなりに何かがあるんだよ」
「マジかよぃ」
「本当。今言われた人たちは明日のオーダーを組みたいから少しだけ時間をくれる?」
「俺達もオーダーを組むのに加わっても」
「問題ない。確実に最低限ダブルスに中高生を入れなくてはいけない。俺達とお前たちが誰と組むのか当日知るよりかはいいだろう」
「だね」
お兄ちゃん達と一緒にフロアの空いている部屋でオーダー表を出すとオーダー表の枠の一番上に大人と中高生と書かれている
「先ずは大人組から決めちゃおうか」
「そうだな」
「ダブルス2は俺が行こう」
そう言ってくれたお兄ちゃんの名前を記入して
「せやなダブルス1
「やってやんよ」
「頑張ってね?」
「おう」
「白石君も大石君もダブルスは出来るし赤也君も立海にいるだけあってダブルス出来るものね」
「うぃっす!」
「夢姫」
「んー?」
「種ヶ島は何処に居れる」
「シングルス1の予定」
「そうか」
出来る事なら1ゲームも落とさないでこの予選は勝ち進みたいのが本音
「なら俺が大石と組もう」
「え?」
「天性のダブルスプレーヤーだろう」
「確かに。大石君がシングルスをしてるの見た事無いかも」
「篤君とじゃ荷が重いか」
「どういう意味だ夢姫」
「そのままの意味」
「確かにアツのペアは大石じゃ無理やな」
修ちゃんの目が赤也君に向いていて
「えぇ!?俺っすか?」
「ある意味似た者同士だね」
お兄ちゃんのダブルスのペアを大石君に。篤君と赤也君のペアがほぼ同時に決まり
「ノスケ」
「なんです?」
「2と3どっちがええ?」
「俺は…」
「種ヶ島さん。俺が2に行きます」
「ほなノスケは3やな」
これでほぼ決まり。とオーダー表を書き込むと
「これはあくまでオーダーでこの予選は途中で変わることも出来るからね」
「そうか」
「お前あえてシングルスに徳川も残したのはそれかよ」
「もちろん。何ならジュウ君のチームなんてジュウ君以外中高生だけで組まされてるけどね」
「は?」
「嘘だろ?」
「本当。それとお兄ちゃんや修ちゃん達はもう知ってるからあれだね」
「ん?」
「今回もそうするのか」
「勿論。試合に出るのは選手だからさ。明日の朝ごはんと夕飯は試合に出た選手の好きな物を作ろうと思ってるんだけど、何が食べたい?」
お兄ちゃんはお蕎麦だし、修ちゃんは豚足が好きだし
「俺は和食で頼む」
「焼肉食いてぇっす!」
皆が好きな物がバラバラすぎて面白いけど
「出来そうか?」
「大丈夫だよ。あの合宿所でも散々作って来てるし、それがオーストラリアに変わったっていうだけで」
「そうか」
「でも赤也君のお寿司は流石にここでは無理だから日本に帰ったら作ってあげるね」
「よっしゃぁ!」
そのまま解散したあたし達
「眠そうだな」
「眠いのもあるだろうけどよ。種ヶ島が来たことにホッとしてんじゃね?夢姫の奴」
「そうだろうな」
「しかも明日からの予選に夢姫が安心してる奴2人も出すと来たもんだ」
「へっへー」
上の階に戻ってきたあたし達に
「種ヶ島から離れない所を見ると今日は種ヶ島と一緒に寝るのか」
「うん」
部屋の前で解散したあたし達は修ちゃんと一緒にベッドに入り起きたのは翌朝で
「おはようさん」
「お、おはよ」
朝ごはんを作るのにジャージで下に降りると既にキッチンはシェフで一杯になっていて
「おはようございます」
「おはようございます。お嬢様」
キッチンも中々に広く作られている事もありあたしのスペースを昨日の内に作ってくれていたらしいコーチやお兄ちゃん達
「カズ君は和食って言ってたし朝からお蕎麦じゃなぁ」
和食は簡単なもので栄養が取れるものを作り、焼肉を朝から…なんて考えてスマホで調べたら肉巻きおにぎりと出て来たのでそれを作ることに
今日の試合に出る選手の食事は完了。
朝からしっかりと作って果物も確りと用意したあたし
「すっげぇ美味そう」
お盆には試合に出る選手の名前を入れており、そこから持って行ってもらうスタイルだ
「相変わらずすげぇな夢姫」
「頑張ったもん。夜にはアップルパイを焼こうと思ってるんだけど」
「そうかよ」
意外とアップルパイが好きだなんて可愛い所もあるんだよなぁ篤君は
試合に出ない選手たちにとっても選手は選手だ。1日1食くらいは作りたいと思ってはいる
「珍しいな。お前がこんな物を作るとはな」
そう見ていたのは肉巻きおにぎりで
「赤也君の焼肉のリクエストをちょっとだけアレンジしただけだよ」
「そうか」
「試合が早く終わればお昼はお蕎麦にしようと思ってるんだ」
「楽しみにしている」
「うん」
朝食はお兄ちゃんと一緒に和食と果物を食べてバスに乗り込んで試合会場へ行くと
「いよいよ世界戦の火蓋きられたでぇ」
「ガキども縮み上がんなよ」
「先輩らも1つ派手に頼みますよ」
「まずはあの7人に俺達の命を託すぞ」
選手とあたし。そして監督がベンチコートに入ると
「んじゃ世界を知って来いやぁチーム松の7人衆」
「夢姫も来ぃ」
ドリンクの入っている荷物をベンチの下に置くと直ぐにお兄ちゃんと修ちゃんの間に入る
「リーグ初戦やし俺ら『チーム松』負けてもエエわ☆相手は格上のギリシャや!」
「そんな…戦う前からリーダーがそんな弱気じゃあ!?」
「平等院のお頭と鬼のチームが残ってんだよ!」
大石君にそう言った篤君に委縮をした大石君は
「そんなぁ」と言っていて
「気負わず行こうや『チーム松』!!」
相当緊張をしているのかラケットではなくホウキを持ってコートに立っている姿の大石君
「キミはホウキで試合をするのかね?」
「えぇ~~!?何で!?しまった!あ…いや」
「緊張と動揺してません?大石君」
「しているな。だが越知とて長年ダブルスをしていないわけではない」
まぁ確かにそうなんだけど
「大石君!リラックス、リラックス!」
「でも…」
コツと大石君の頭をラケットで小突いたお兄ちゃん
「お兄ちゃんが大石君と組むとは思わなかったなぁ」
「そうか?」
「うん。大石君ならカズ君とかだとばかり思ってた。でもお兄ちゃんはやっぱりお兄ちゃんだ」
面倒見がいいのは氷帝学園にいた頃となんら変わりはない
ギリシャの選手のサーブで始まった試合
大石君が返そうとしたタイミングで曲がったのだ
その後も返せず1ゲームを取られてしまった日本