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ホテルについてすぐだ
コーチ・監督
大人組(U-25)・あたし
そして中学生・高校生の部屋順になって居て
「ただいま」
「お帰り。どうだった」
「面白い事になりそうだ」
「ほう」
「夢姫。卵と一緒に行ってこい」
「うん」
「夢姫」
「お兄ちゃん?」
「すぐ上だ。話したら戻ってこれるだろう」
「そうだね。話して来るね」
「あぁ」
入り口でのやり取りを初めて見たかのような顔をした大石君は
「俺達にも見せないだろう?あの喋り方」
「え?あぁはい」
「兄である越知だからできる技だよ」
エレベーターの前に行くと
「大石君は?」
「え?あぁ、乗る」
中学生。高校生のいるフロアに着くと
「越知」
「なんだ」
「お前も残ってやれ」
「大丈夫だろう。あの中には立海の奴等もいる。夢姫が安心できる奴だと思える奴の傍に居ればいい」
「え?」
「アイツらが合宿所に来て夢姫の笑顔も増えている。いい傾向なんだ」
そうかなぁ?
「まぁ当の本人は自覚はないようだがな。それでも無理だと思えば上がって来い」
「分かった」
エレベーターから降りると
「帰って来たのか。大石」
「夢姫ちゃんもお帰り」
「え?ただいま?」
「なんで疑問形なんだ」
「まぁいいじゃない。そういう所も」
どういう事。なんて思うのはやめよう。
「というか、お前大石や、お頭と一緒に降りていたよな」
「ほー君からは前もって言われてたしね。エキシビジョン関係の話と抽選会のこと」
「エキシビジョン?」
「へぇ」
「ほう」
「エキシビジョンマッチは各国決まった国と本戦をする前の試合の事を指しているの
日本はドイツとエキシビジョンが決定しているわ」
「マジ?」
「本当」
話している途中でまー君に腕を急に引っ張られたあたしはまー君の膝の上に座るような形になってしまっている
「仁王?」
「あの仁王が珍しい」
「悪いね。仁王は夢姫ちゃんがお気に入りの様なんだよ」
「お気に入りって何じゃ」
「そのままの意味だろう」
「エキシビジョンの話の続きをするね。大石君は知って居るでしょう?ほー君か直接聞いているから」
「どういう」
「エキシビジョンは要は公式な練習試合と同じ。予選だから戦力をぶつけてくる国もあれば戦力を温存させて隠してくる国もある。まぁマスコミとかへの顔見世だね。
きっとほー君や監督たちはこの日本代表でも温存させておく選手もいれば出せる選手は出していく。
ほー君たち率いる大人組と中学生・高校生で組んだダブルスを3チーム組むことになっているの」
「それはまた随分と」
「凄い事になるんじゃねぇか」
「勿論凄い事になるよ。3年前もあたしは参加しているけどね。今の立場と全く同じ食事面でのサポートとして」
「は!?」
「まぁ今回のエキシビジョンの相手はほー君は温存させるつもりだけど他の選手は誰が出るかまではあたしもまだ聞いてないから
それと日本代表に選ばれてた越前君。今はアメリカ代表だから」
「えーーー!何でコシマエが俺らの敵なん!?」
「自分で決めた事でしょうけどね。まぁ彼の場合アメリカでの成績もあるしアメリカで選ばれても可笑しくない人材ではあるわね」
「“悪いっすけど俺、アメリカ代表なんで”とこんな感じに言い放ったそうじゃき」
「生意気ですねぇ」
「上等じゃねぇか。アメリカに行ったって事は小僧をぶっ倒せるって事か」
「そういう事っすね!俺がやってやるぜ」
「ぜひ坊やと再戦したいね」
「いーや。コシマエは儂が倒したるで」
「そーや金ちゃん。そのいきやで」
未だにあたしを抱えているまー君に
「下ろしてほしいなぁ」
「諦めろ夢姫」
「だな。お前が実家から合宿所に先輩と戻るからだろぃ」
「は?」
「実家?」
「あぁ。空港に行くまでの何日か越知先輩の実家に滞在してたんだ」
「マジかよ」
「話が終わったらあたしは上に戻るけどね」
「え?」
「は?」
「どういう事じゃ」
「そのままの意味。あたしはお兄ちゃんたちのいる上のフロアに部屋を置いてもらってるし」
「駄目じゃ」
「え?」
「おや」
「仁王がそこまで」
「同じ建物にいるんだから良いじゃない」
「そういう問題じゃなか」
「何だよ皆。越前に戻って来て欲しく…」
「彼に国境なんてないんだろうね。倒したい奴を倒す。それが昔も今も彼のスタンスだよ」
「かっこええな」
「それともう1つ。手塚がドイツ代表として参加してる」
「手塚が?ドイツ代表?」
「すると明日プレワールドカップで手塚君と戦うかもしれませんねぇ」
「最強チームと行き成りかよぃ」
「本当にくじ運の悪い使えんタマゴじゃき。プリ」
「ご、ごめん」
「夢姫ちゃんの言う通りかもしれへんな」
「望む所じゃないか」
「そうだね」
「これを生かすも殺すも我々次第という事か」
「上等じゃねぇの」
「謝る必要はないとほー君に言われたでしょう?どこと対戦をしても世界の実力と今の世界の実力の差を見せたいだけだから。ほー君は」
「ほう」
「敵チームに手塚君と越前君かぁ」
「盛り上がって来たじゃねぇか。あーん」
「ふむ」
「越前リョーマ、手塚国光。返り討ちにしてやるぜ」
「きっと明日は手塚君を出して来るから」
「どういう意味だ」
「彼は日本の選手の試合スタイルを知って居る。そんな人材をエキシビジョンで使わない手はないでしょう?」
「そうですね。それは夢姫に同意見です」
「え?」
「君様?」
「育人君だ」
「所でなぜ夢姫は彼の膝に座っているのですか」
あたしとまー君を見た育人君は全くと言った表情できっとすぐに状況を理解しているのだろう
「なるほど。彼に捕まったわけですか」
「好きで捕まったんじゃないもん」
「おいおい。越知と修二以外で出来た奴初めて見たぞ」
竜君までここに来るなんて想定外だ
「嘘だろぃ」
「仁王が3人目の男かよ」
「修ちゃんのがいい」
「どうせ1番は越知だろうよ」
「プピーナ」
「越知と一緒にいると小動物だしな夢姫の場合は」
「お兄ちゃんがデカすぎるの」
「それは認めるがお前も小さすぎんだよ」
「酷いなぁ」
「諦めろ。本当の事だし」
「そういや、なんで大人組の」
「夢姫の様子を見に来ただけですよ。明日のオーダーは監督とコーチしか知り得ませんから」
「マジ?」
「本当です」
「俺達の時とは雲泥の差だな」
「俺達や修二くらい気を許せるようになってみろや」
「え?」
「夢姫が仁王にされても降りねーのはある程度気を許してる証拠だ。でなきゃ暴れるのが目に見える」
「ですね。我々の中にも散々暴れられていたのがいますが」
「だな」
「へぇ」
「それはまた」
そこまで暴れた事無いじゃん
「所で一体暴れられた人って」
「鬼と平等院だ」
「「み、みえねぇ」」
「でしょうね」
育人君が時計を見ると
「夢姫そろそろ戻りましょうか」
「あ、うん」
すんなりとまー君から抜け出すと丁度よく乾君とレン君が戻って来て
「やぁお揃いだね。あくと先輩からドイツの情報を入手したけど見るかい?」
そう言った乾君の言葉に怒号が響き渡って居て
「よーし!大石の部屋に集合だ!」
「えぇぇーーーっ」
「ほどほどにね?お休みなさい」
「お休み。夢姫ちゃん」
「明日の朝からは合宿所の時と同じように朝食もつくるからね」
「其れは楽しみだ」