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翌日、全国大会の試合会場にて、運営の人たちの所に向かうと
「おやおや」
「これは」
「朝早くから申し訳ありません」
「いいえ。それで一体ご用件は」
「不動峰と山吹。それと関東での聖ルドルフの試合の記録をお借りしたいのですが」
「それはまた」
「いいえお貸ししましょう。出来るだけ早くお返しいただけると」
「明日にはお返ししますよ」
「分かりました」
試合記録の映像ビデオを借り、会場へ向かうと
「なんだ。先に行っていたのは君島とだったのか」
「うん。ほら例の試合の映像を借りて来たから」
「そうか」
「さて、と」
今日の試合は…そう見ていると
「不動峰と四天宝寺。青学と氷帝。名古屋星徳に立海大附属…」
山吹は既に敗退か
「お前はどこを見に行く」
「気になっているのは名古屋星徳。デューク君の言っていた人たちがどんな人たちなのかちょっと。立海はまぁサブちゃんの後輩だし常勝を掲げているだけはあるから気にならない」
「そうか」
「ほな、俺が四天宝寺見てくるわ」
「サブちゃん?」
「会ってもないけど一応あいつ等も俺の後輩には変わりないんよ」
まぁ確かにそれもそうだけど
「ついでに不動峰の試合も一緒に見て来るわ」
「ありがと」
「かまへん」
お兄ちゃんは昨日と同様氷帝戦を見に行くらしい。氷帝の試合相手は青学だ
あたしは修ちゃんと一緒に名古屋星徳の試合を見学しに来ていると
「確かに日本人選手が1人もいないね」
「せやね。どこの国やと思う」
「多分多国籍」
「当たりや」
名古屋星徳はお兄ちゃんたちの時から外国人留学生を多く使用していることは知って居た。けど
「修ちゃんやお兄ちゃん達の時にはここまで酷い選手はいなかったよね」
「おらんかったな」
彼らが日本に帰化しなければ、合宿所に入ることすらできないだろう
「残念だけど諦めるしかないかな」
「せやね」
あっという間に終わってしまった名古屋星徳の試合
「あ、昨日の!」
「なんや立海大かいな」
「今日は毛利先輩と一緒じゃねぇんだな」
「毛利?」
「昨日サブちゃんと立海に一緒に行ったからじゃない?一緒に」
「あぁ成程な。毛利なら別の試合見に行ってんで。もう1つの後輩たちの試合の見学にな」
「もう1つの後輩たち?」
疑問に思っているらしい立海の皆はサブちゃんがどこの学校から転入してきたのかすら知らないのだろう
「今の2年生が知らないという事はサボってたのか。立海でも練習を」
「そうやろうな」
「どういう事っすか!」
「俺達の1つ赤也お前にとったら2つ上にいる先輩だな。毛利先輩というのは」
「そんな人がいたんっすね」
「居たんじゃなくて、現に立海生だからね?」
「え?」
「毛利先輩は立海大附属高校に通ってる先輩だ」
「マジか」
「だが、もう1つの後輩というのはどういう事だ」
「皆が立海に入ってきた時まだ居なかったでしょう?サブちゃん立海には」
「確かに。途中で入ってきた人がいたけど」
「そう。その途中で入ってきたのがサブちゃん。じゃあその途中まではどこの学校に通ってたと思う?」
「「え?」」
「どこの学校?」
「そう。因みに京都の舞子坂ではない事は確かだから」
「あの人の喋り方って関西だけどちょっと違うんだよなぁ」
うーん。と悩んでいる中
「大阪の四天宝寺にいたんだよ」
「「は!?」」
「嘘だろぃ」
「本当。サブちゃんは今日は四天宝寺の試合を見に行ってる」
「おいおい」
「なぁ」
「はい?」
「お前昨日外部受験だって言ったよな。今は氷帝に在籍しているって」
「言った。けどそれが?」
「氷帝だって同じくらいの」
「まぁ学業だけで言ったらそうかもしれないですね。立海大と同じように大学まである学園ですから
でもそんな学校に確かに幼稚舎から在籍をしているのならと考えるのが普通でしょうけど、在籍をしているだけと考えた時
「立海だけじゃないだろうけどね」
「まぁそうでしょうね」
兵庫にだって同じような学校もある。ほー君が高校にそのまま在校しているあの学院だってそうだ
「でも、学業が出来ているだけで、周りを見落とされていると困る人間もいれば、困らない人間もいるという事ですよ」
「どういう」
「そのままの意味です。部活も同じです。今の氷帝に実力があると?お兄ちゃんたちの時に比べたらかなり衰退してるよ氷帝の実力は。だけど、お兄ちゃんから言わせたら個人としての能力は非常に高いらしいですけど」
「な!?」
「氷帝テニス部が全国に迄上がってきたのはお兄ちゃんたちの時代の人たちが凄かったから。実力主義の立海になら分かるでしょう?氷帝も同じ実力主義。だからこそお兄ちゃんは氷帝で今もテニス部の部長までしている」
「嘘じゃろ。そんな奴が兄貴におんのかお前さんは」
「いますよ。それに言ってしまえばお兄ちゃんやサブちゃんのいる合宿所に確かにいるしあたしからしたら皆
「へぇ」
「これから試合でしょ?行かなくていいの?」
「もう少しだけ時間があるからね」
へぇ。なんて思っていると四天宝寺の試合を見に行っていたサブちゃんが戻って来て
「お帰りなさい」
「あぁ」
「なんやこれから試合なんか」
「うん。名古屋星徳早々に勝っちゃったし」
「なるほどな」
そんな中、立海と名古屋星徳の試合が午後からになるとアナウンスが入って来たので
「じゃ、お兄ちゃんの所にでも行ってこよ」
「相変わらず」
「じゃあ、俺達も見に行こうか」
「そうだな。午後までは時間もある」
まぁ確かに時間はあるけどね
お兄ちゃんのいるコートまで行くとまだシングルスの桃城君の試合をしていて
「随分と続いてるんだね」
「あぁ」
一昨日の試合に出ていなかった桃城君が出ているという事は副部長の彼が出る可能性もなくはない。という事だろう
「実力主義の氷帝で負けて準レギュラー落ちしているはずの宍戸がまだ正レギュラーにいるのも不思議だがな」
「へぇ。亮君負けてるんだ」
「関東大会でな」
そうなんだ
「あの監督にしては珍しい。お兄ちゃんの時にだって容赦なかったくせに」
「そう言うな」
氷帝戦という事もありあまり近くでは見ないと決めているあたしはお兄ちゃんの隣で見ていることを決めている
「でも桃城君もいい試合をしてる」
「その様だ」
4-6という形で忍足君に負けてしまった桃城君
「チェックしておけ」
「そうする」
青学の桃城君の名前に丸を付けていると
「随分とたいそうなもんを持っているようだな」
「あぁ、これ?」
「他に何がある」
「まぁ、これは来年使うものだから今の試合は関係ないかな」
「あ、そういや夢姫不動峰の橘に丸付けとき」
「一昨日言っていた2人は?」
「あれは帰ってからでもええやろ」
「分かった」
「せや」
「わかった」