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明日はどうせ全国大会も休みだ。コートに行った所で暇になって仕まうだけでもある
なら、少しでもその時間を有意義にしておけばいいだけの話だ
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翌朝
普段通りに起きたあたしは、サブちゃんと一緒に立海へ来ていた
「随分とでっかい学校だねぇ」
氷帝と負けず劣らず…って言った所かな
「俺も驚いたで?中学の時に立海に来た時はな。文武両道を掲げておるだけあって部活も全国レベルやし、学業も他の学校に比べたら早いんとちゃう」
「そっか」
立海の中にサブちゃんと一緒に入ると
「おや。昨日の女性ではありませんか」
「ホントだろぃ」
「でも、何で立海に入れんだよ」
「確かに。昨日氷帝じゃと言っておったじゃろ」
昨日のベンチコートで横になっていた時に見た人たちだ。其れにサブちゃんの後輩でもあるわけで
「俺がおるからなぁ」
「毛利先輩?」
「せや。ほな行こかや夢姫」
「あ、うん」
サブちゃんの隣に行くと
「よかったの?」
「何がや」
「あの人たち。部活の後輩の人たちでしょ」
「まぁな。でも今日はあいつ等じゃなくて夢姫が優先や」
「ふふ」
「笑うな」
「ごめんって。あまりそんな事言われた事無かったから」
「せやろうな」
あちこち見て回って部活をしているであろうグラウンドを見て回ると、中学生なのに高校のテニスコートで練習をしている立海生の姿もあって
「高校生じゃないけどいいんだ?」
「立海はな。特にテニス部は実力主義者や。誰がレギュラーになっても、誰がレギュラー落ちしても可笑しい事あらへん」
ふーん。そこは氷帝と大して変わらないんだなぁ
「せやからこうして直ぐにコートに入れる準備をしておくんや」
「なるほどぉ」
「氷帝とあまり変わらんやろ?いうてあの合宿所やってそない大差ないやろ」
「だね」
まぁでもあたしの場合4月の頭2週間くらいいないんだよなぁ
「でも夢姫、俺もツキさんもそうやけど今のメンバーの最後の合宿所のメンバーでの遠征試合があるやろ。まぁ昨日の話当たり最後じゃなくなっただけやけど」
「あるね。当然あたしも行くことになってるよ?まぁマネージャーもやってたしどうせこれからもさせられそうだから」
「当たりやね」
クスクスと笑っていると
サブちゃんの用事も早々に終わらせて外に出るときだった
「おい」
「なんや?」
「毛利先輩ではありません。そこの他校の彼女に言っているんです」
「あたし?」
「そうだ。何故他校の人間であるお前がこの立海にそうやすやすと入れる」
「そりゃ」
「俺がいるからやね。俺の知り合いなんよ」
サブちゃんの知り合い宣言に驚いている人たちで
「夢姫が外部受験受かったらお前たちと同学年やね」
「は?」
「え?」
「マジかよぃ」
「もっと年下だと思ってたんじゃがのぉ」
「じゃあ、幾つくらいに見えました?」
「中1くらいじゃ」
あ、そんなに年下に見えたんだ?
「第一外部受験として立海を選んだくらいだ。元々がいい学校にいたんじゃないのかい?」
「まだ受験をしていないので何とも言えませんけど、いい学校に在籍はしていますよ。それも立海と同じくらいの文武両道を掲げているくらいには」
「なぬ?」
「そしてそれは貴方方もよく知って居る筈ですけどね」
そんな中サブちゃんがスマホを見ていて
「夢姫」
「んー?」
「そろそろ帰らな」
「もうそんな時間だった?」
「何故敬語で」
「ええんよ。夢姫の喋りやすいようにしゃべらせてるだけや」
「何でそんな」
「ま、お前たちもすぐに分かるやろうな」
直ぐに分かる…か
「そうそう」
「なんだ」
「あたし全国大会は見に行ってるから会場で会えるかもしれないですね」
「見に来ているのか」
「えぇ。それだって昨日もお会いしたじゃないですか。まぁ、お見苦しいものを見せてしまいましたが」
「分かって居て」
「人込みに酔ってしまっただけです」
「さほどそんなに人もいなかっただろう」
「いや大分おったんよ。選手たちからしたらそうでもないやろうけどな」
「どういう」
「そのままの意味やね」
「せやけど夢姫。ほんまそろそろ行かな」
「だね」
「おい」
「じゃあ、全国大会でまた会えるといいですね」
「1つ聞きたい。お前の通っている学校は」
「氷帝。氷帝学園中等部3年」
「「!?」」
「嘘だろぃ」
「嘘じゃないですよ。言ったでしょう?貴方方もよく知って居ると。それに学校の事で嘘を言ったってしょうがないでしょう?」
「それもそうだが」
「じゃあ今度こそ。また」
それだけ言うとサブちゃんと一緒に立海を出て合宿所に戻ると
「お帰り。どうだった?立海の雰囲気は」
「氷帝と同じような感じだったなぁ。でも立海の方が学校の中も広いと思うし、大学まであるからしたことも慌てないで探すことが出来そう」
ま、大学まであるって言うのは、氷帝も同じだけど
「おや」
「ん?」
「夢姫の事だから修二のお嫁になるんだと断言するとばかり」
「なりたいよ?でも修ちゃんがもしプロになるって決めた時、マネージャーとしてだけじゃなくてちゃんと裏でも支えになりたいって思えるの」
「それはすごくいい考えですよ」
「でしょう?」
「えぇ」
ジャージに着替えてお兄ちゃんたちの方に行くと
「立海を受けることにしたのか」
「うん。受けるだけ受けてみようと思う」
「そうか。では早々に手続きをしなくてはいけないな」
「うん」
同じ氷帝に通っているだけあってきっとお兄ちゃんの行動は早いだろう
「立海に外部受験をして受かったら春からは高校生になるわけですね」
「うん。でもその前の課題としては今の中学校の全国大会かな」
「夢姫らしい判断です」
へへ
「夢姫はあの比嘉の選手たちをどう見ますか」
比嘉の選手…
「怖いイメージがある。青学戦での一件だけじゃない。千葉の六角の選手だけじゃない。他校の監督である顧問にボールを当てたり、当てようとしていたりするのは選手としてはやっちゃいけない事でしょう?」
「そうですね」
「もし比嘉の選手がここにきて他の人たちに同じような事をするような事があるって考えた時が凄く怖い」
「そうか」
「あの時いくらお兄ちゃんや修ちゃんが相手をしたとはいえ、同じようなことが起きたらって考えたらものすごく怖かった」
「だろうな」
「だからあたしの本音としては彼らには来て欲しくないって思ってる。けど監督やコーチの采配ならあたしが我慢するしかないっていうのも分かってる」
「そうか」
自分が言っているのに、自分が震えているのがよく分かる
「夢姫の気持ちもよく分かりました。その気持ちも踏まえて後日監督やコーチたちと話しておきましょう」
「はい」
リストを見ている中で決まって居ないのはルドルフと山吹。あとは名古屋星徳と不動峰の2人だけだ
「問題はルドルフと山吹の試合がすでに終わって居る事だな」
「うん。こっちとしては全国大会の試合で決めたかっただけなんだけどなぁ」
「映像があるか確認しておけ」
「映像?」
「それがあれば試合を見て決めることができるだろ」
あ、そっか!
「忘れてやがったなコイツ」
「夢姫はお疲れのようだね。少し休憩をしてからにしよう。夢姫に倒れられたら元も子もない。俺達も大変なことになってしまうからね」
「だが名古屋星徳は少し調べる必要がある。一時保留にしておいてくれ」
「うん」