続編
夢小説設定
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ぬるっと入り込む愛しい舌が私の舌と絡もうと動く。息苦しくて目を細めると観音坂さんは離れた。同じように息を切らして見つめ合う。何だかこれも久々に感じてしまう。
「なんか…ごめん、今日止まんない…」
観音坂さんが眉を下げて、それでも嬉しそうに言う。今日は長い夜になってしまいそうだ。
翌朝、目が覚めて横に観音坂さんが横にいる幸せに頬が緩む。
行為の後の気だるさに逆らって立ち上がると、気付いた観音坂さんが視線をこちらに向けた。
「おはよう…」
眠そうなその目が私を捉えて優しくさらに細められた。
「おはようございます…」
起きようとする観音坂さんにまだ寝ていていいですよと布団をかけて言うと、何も言わずに見つめられる。
その目がどこ行くの?と寂しげに訴えているようで、離れがたくなるがシャワー浴びてきますとその目から逃れる。
事情のしんどさに鞭をうち、シャワーで体を流す…鏡に写る愛された後の私は、自分でも驚くほど色っぽい…
私は観音坂さんにこんなに変えられてしまうんだ。
勿論休みなんか無く出社するのだ。
朝誰かと歩くということが久々で、何度も観音坂さんを横から覗くように見上げる。
整った顔を今は独り占めできる幸せに、自然と頬が緩む。
「…たどり着きたくないな……」
「え?」
ふいに観音坂さんが溜息混じりに言った。
「いや、その会社に……」
少し顔を赤らめる様子にようやく理解する。このまま一緒にずっと歩いていたいって…もしかして言ってくれてる…?
独りでも歩けるその名前とは反対の言葉が嬉しくて、長く伸びてる彼の腕に絡む。
「ほんと…不意討ちは良くないですよ」
ぎゅーっと絡み、そっと見上げると観音坂さんも嬉しそうにそれでも少し寂しそうにこちらを見ていた。
もうあと少しで会社だと言うのに、これでは本当に仕事なんかほっぽりたくなってしまう。
そして、観音坂さんは絡まれてるのとは反対の手でそっと私の頭を撫でる。
「…いっそこのまま二人で有給とって……駄目だ本当に会社辞めたくなる、忘れてくれ…」
観音坂さんが歩き出すと同時に私は絡んでいた腕を離す。
頬を触るとやっぱり…熱い。
こんな朝から幸せでいいのだろうか…そうこうしているうちに会社に辿り着いてしまう。
離れがたい気持ちに逆らってそれぞれ席に着く。ふと例の彼女の席をみた。
まだ来て居ないようだ。来たら連絡取れるようになったからと牽制しておこうか…少しくらい私も彼女に立ち向かっていいだろう。
座席に座ると、隣の同僚がお菓子をくれる。それを口に入れてパソコンを起動する。…しばらく画面を見つめるが、いつにもまして動きが遅い…まるで止まっているような……
いや、これは止まっているわ確実に。パソコンの繋がっているケーブルを辿って先を見るとケーブルが切れていた。一切電気に繋がっていない…そりゃ動かないわ…じゃなくて…
この切れかた見るに、完全にハサミで切った後だ。ちぎれたとかでもない。証拠はないが、多分彼女の仕業だろう…
同僚がそっとどうした?と聞いてくる。切れたケーブルを見せると、納得したように彼女の席をみた。
いつの間に来たのか、彼女は既に仕事を始めていた。まさか、彼女がここまで迷惑行為をしてくるとは思わなかったが、やられてしまったものは仕方ない。後で文句と牽制をしようという気持ちは私のなかで完全なるものになった。
「仕事とか日常に支障出るようならハゲ課長にでも言ってみたら?」
同僚の提案はありがたいが、彼女がやった証拠はないのだ。もう少し証拠が出るのを待つ事にする。
とりあえず、パソコンが使えないとだけ課長に報告する。しばらくここを使ってくれと与えられた席はまさかの観音坂さんの隣だった。よかったのか悪かったのか……
「 ケーブル切られた…?誰かなのは確定なのか?」
「まあ、がっつりハサミで切られてましたからね…」
目に見える迷惑行為を観音坂さんにも報告しておく。彼もまた、彼女だろうなと見当つけたらしい。溜息をついて、何故か観音坂さんが謝ってくる。負のスパイラルになる前に、いつものように止める。
そろそろ仕事をはじめないと…私はようやくパソコンを扱えることに安堵しつつ、仕事をはじめた。
…が、しかし彼女の目に見えるいたずらはその後エスカレートしたのだ。
その日の昼。せっかく近くだからと、観音坂さんとお喋りしながらそこのコンビニで買った弁当を食べているとふいにパソコンが光って何かを受信したと連絡されたのだ。
なんだろうかとそれを開くと、なんだか分からない文字がたくさん並べられて動かなくなった。何事かとマウスを動かすがそのままパソコンが動くことはもうなかった。
「え…やだウイルス?」
メールを開いただけなのに…
「大丈夫か…?」
慌てていると、背後から呼び掛けられる。その声に私はさらに慌てた。
「変なサイトを開いたな?」
どうやら変なサイトやウイルスなどは上にバレるらしい。何故かその後私は上司につれられとても怒られることとなった。
最終的に業者が調べ、他のパソコンには影響のない、この社内の誰かがわざと送りつけたウイルスだと分かった。私は完全に被害者だと業者が言ってくれて助かったものだ。
その事件は社内に広まり、犯人探しが始まっていた。
それでも彼女は平然としている。こんな会社を巻き込んでまで、彼女は何を考えているのだろうか…
「なんか…ごめん、今日止まんない…」
観音坂さんが眉を下げて、それでも嬉しそうに言う。今日は長い夜になってしまいそうだ。
翌朝、目が覚めて横に観音坂さんが横にいる幸せに頬が緩む。
行為の後の気だるさに逆らって立ち上がると、気付いた観音坂さんが視線をこちらに向けた。
「おはよう…」
眠そうなその目が私を捉えて優しくさらに細められた。
「おはようございます…」
起きようとする観音坂さんにまだ寝ていていいですよと布団をかけて言うと、何も言わずに見つめられる。
その目がどこ行くの?と寂しげに訴えているようで、離れがたくなるがシャワー浴びてきますとその目から逃れる。
事情のしんどさに鞭をうち、シャワーで体を流す…鏡に写る愛された後の私は、自分でも驚くほど色っぽい…
私は観音坂さんにこんなに変えられてしまうんだ。
勿論休みなんか無く出社するのだ。
朝誰かと歩くということが久々で、何度も観音坂さんを横から覗くように見上げる。
整った顔を今は独り占めできる幸せに、自然と頬が緩む。
「…たどり着きたくないな……」
「え?」
ふいに観音坂さんが溜息混じりに言った。
「いや、その会社に……」
少し顔を赤らめる様子にようやく理解する。このまま一緒にずっと歩いていたいって…もしかして言ってくれてる…?
独りでも歩けるその名前とは反対の言葉が嬉しくて、長く伸びてる彼の腕に絡む。
「ほんと…不意討ちは良くないですよ」
ぎゅーっと絡み、そっと見上げると観音坂さんも嬉しそうにそれでも少し寂しそうにこちらを見ていた。
もうあと少しで会社だと言うのに、これでは本当に仕事なんかほっぽりたくなってしまう。
そして、観音坂さんは絡まれてるのとは反対の手でそっと私の頭を撫でる。
「…いっそこのまま二人で有給とって……駄目だ本当に会社辞めたくなる、忘れてくれ…」
観音坂さんが歩き出すと同時に私は絡んでいた腕を離す。
頬を触るとやっぱり…熱い。
こんな朝から幸せでいいのだろうか…そうこうしているうちに会社に辿り着いてしまう。
離れがたい気持ちに逆らってそれぞれ席に着く。ふと例の彼女の席をみた。
まだ来て居ないようだ。来たら連絡取れるようになったからと牽制しておこうか…少しくらい私も彼女に立ち向かっていいだろう。
座席に座ると、隣の同僚がお菓子をくれる。それを口に入れてパソコンを起動する。…しばらく画面を見つめるが、いつにもまして動きが遅い…まるで止まっているような……
いや、これは止まっているわ確実に。パソコンの繋がっているケーブルを辿って先を見るとケーブルが切れていた。一切電気に繋がっていない…そりゃ動かないわ…じゃなくて…
この切れかた見るに、完全にハサミで切った後だ。ちぎれたとかでもない。証拠はないが、多分彼女の仕業だろう…
同僚がそっとどうした?と聞いてくる。切れたケーブルを見せると、納得したように彼女の席をみた。
いつの間に来たのか、彼女は既に仕事を始めていた。まさか、彼女がここまで迷惑行為をしてくるとは思わなかったが、やられてしまったものは仕方ない。後で文句と牽制をしようという気持ちは私のなかで完全なるものになった。
「仕事とか日常に支障出るようならハゲ課長にでも言ってみたら?」
同僚の提案はありがたいが、彼女がやった証拠はないのだ。もう少し証拠が出るのを待つ事にする。
とりあえず、パソコンが使えないとだけ課長に報告する。しばらくここを使ってくれと与えられた席はまさかの観音坂さんの隣だった。よかったのか悪かったのか……
「 ケーブル切られた…?誰かなのは確定なのか?」
「まあ、がっつりハサミで切られてましたからね…」
目に見える迷惑行為を観音坂さんにも報告しておく。彼もまた、彼女だろうなと見当つけたらしい。溜息をついて、何故か観音坂さんが謝ってくる。負のスパイラルになる前に、いつものように止める。
そろそろ仕事をはじめないと…私はようやくパソコンを扱えることに安堵しつつ、仕事をはじめた。
…が、しかし彼女の目に見えるいたずらはその後エスカレートしたのだ。
その日の昼。せっかく近くだからと、観音坂さんとお喋りしながらそこのコンビニで買った弁当を食べているとふいにパソコンが光って何かを受信したと連絡されたのだ。
なんだろうかとそれを開くと、なんだか分からない文字がたくさん並べられて動かなくなった。何事かとマウスを動かすがそのままパソコンが動くことはもうなかった。
「え…やだウイルス?」
メールを開いただけなのに…
「大丈夫か…?」
慌てていると、背後から呼び掛けられる。その声に私はさらに慌てた。
「変なサイトを開いたな?」
どうやら変なサイトやウイルスなどは上にバレるらしい。何故かその後私は上司につれられとても怒られることとなった。
最終的に業者が調べ、他のパソコンには影響のない、この社内の誰かがわざと送りつけたウイルスだと分かった。私は完全に被害者だと業者が言ってくれて助かったものだ。
その事件は社内に広まり、犯人探しが始まっていた。
それでも彼女は平然としている。こんな会社を巻き込んでまで、彼女は何を考えているのだろうか…
