続編
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仕事が一段落して伸びをする。外はもう真っ暗だった。夕飯どうしようかなぁなんて考えていると隣の同僚に飲みに誘われた。
久々に先輩でも後輩でもない人と飲むのはちょっとばかし気が楽だ。二つ返事で答え、観音坂さんの姿を探す。
しかし、どこを見回してもその姿は無かった。きっとまた外回りなのだろう。最近、独歩くんは残業よりも外回りで遅くなることが多かった。営業先が面倒くさい相手なのだろうか。とりあえず同僚と飲むとだけ連絡を入れ、私達は会社を後にした。
ビール生!と雑に頼んだ同僚は、店入って早々不機嫌を露にした。普段冷静でクールな同僚なだけにそんな姿が珍しかった。
ビールが2つ、私達の前に置かれるとすぐに同僚がビールを掴む。私がビールのジョッキを持つ前に、置いてある私のジョッキに乾杯をしてぐびっとのみ始めている。
後から追うように飲む。
「なにをそんなに荒んでるの?」
あまり減らせないままジョッキを置く。いつかのときのように焼き鳥を頼んで、同僚にめを向けた。
既にジョッキ半分まで減らしている同僚が、怒ったようにしかし静かに言った。
「旦那が出てった」
少しばかり理解が遅れて、同僚が私の顔を睨み付けた。びっくり…ではあるが声が出なかった。あんなに仲の良い夫婦が一体どうしてこんな別れかたになってしまったのか…
どう聞くべきかわからず、暫く黙っていたが疑問をそのまま口にすることにした。
「なにかあったの?」
同僚はもう一杯ビールを頼む。そして残っていたビールを飲み干した。
「浮気されてね、ちょっと喧嘩になったの」
苛立ちを静かに見せて続けた。
「帰りが遅くなることが増えたのよ、残業だって聞いてたけどさ…この前私も残業で遅くなった帰りに旦那がホテル入ってくのみたの…若い女と!」
新しい生ビールに手をつけ始める。浮気…今まで彼氏はいたが、そんなものを心配したことは一度もない。
同僚の話を聞いているうちに、思い当たることが出てきた。
そういえば、外回りから帰るのが遅い。
え…いや。まさかね。
考え始めると色々と出てきてしまった。観音坂さんをご飯に誘った時になんどか営業先の人と外せない用事があるとか言っていた。そしてしまいには、その営業先に患者として行っている。ただの鬱だとおもっていたが…もしかして…そんな考えが湧き出し突然不安に飲み込まれた。
「ねえ、営業先の人に以上に会いたがるのってどう思う?」
聞いてみる。二杯目がもう無くなろうとしていた。
「そりゃもう黒でしょ。」
再びビールを頼む同僚を眺めて思考が一時停止する。同僚がジョッキの中の残りを飲み干したと同時に再び動き出した思考が探りを入れるべきかもと私に告げている。
いやしかし、観音坂さんは裏切るような人ではない…と思っている。だから信じていたほうがいいのではないだろうか…
そういえば…だ。観音坂さんは過去、彼女と付き合ったまま私に告白をした前例がある。もし同じように私より気になる人が出来てしまっていたら、きっと私は…
探りを入れる。ほんの少しだけ営業先について聞いてみるのはいいのではないだろうか。信じるためにも、営業先のことを普段の会話の流れで聞いてみよう。そう決めてビールを一口含み、喉にながした。
翌日、早速と会社に着いてすぐに観音坂さんを探す。キョロキョロとしていたが、いつもいる場所には見当たらない。まだ来てないのだろうか。
まぁ、焦らずともお昼にでも聞けばいいかななんて思いながら自動販売機でコーヒーを買う。あの告白のときからその時適当におしたコーヒーにハマっていた。こんなに美味しいコーヒーに今まで気づかなかったとは…
それをコンビニで買ったパンと合わせて朝ごはんにして仕事へととりかかった。
パソコンを起動していると同僚が席につく。
「おはよう」
言うと同僚はよー…と返して同じようにパソコンを起動する。昨日飲みまくってたからだろう、とても眠そうだ。
チラともう一度観音坂さんの席を確認する。…いない。明らかにおかしい。この時間になっても居ないことなんて無かったはずなのに…携帯も確認するがなんの連絡もない。
なにかあったのだろうか…
今日どうしたの?と連絡する。…既読はつかない。
「おはよーごさいまーす!あれ、澤田先輩?」
そう言って入ってきたのは観音坂さんの元カノだった。久々に声かけてきた彼女が私の携帯を覗きこむ。
「独歩くん、今日有給とってるってゆうからてっきり澤田先輩絡みだと思ってたんですけど…全く関係ないっぽいですね。」
本当にこの子無理だわ。と改めて思った。そして、観音坂さんは有給とっているらしい…どういうことだ?なんの有給だ?そしてなんで彼女が知ってて私が知らないのだろうか…疑問が湧く。
「有給って誰がいってたの?」
ちょっと強く聞いてみる。怯むことなく彼女はニコニコと言った。
「本人ですよ?」
ん?…んん??
くわしく聞けば、観音坂さんは彼女に連絡していたらしい。私じゃなくて彼女に連絡していたらしい。さらにどういうことだ?と観音坂さん本人が居ないことに苛立ちを覚えた。
彼女といい、営業先といい…怪しいどころではないのではないか?
携帯の画面にはまだ既読がつかない。
「なーんか怪しいんですよねぇ…」
いまだ、目の前にいる彼女が言う。
「ずーっと外回り外回り…そして今日もその営業先との関係があって有給をとった…おかしくないですか?」
営業先との関係?私が一切聞いていない内容を彼女がペラペラと話す。
「…それも観音坂さんから聞いたの?」
彼女はそうですよとニコニコ答える。
どうして、観音坂さんは私に連絡をくれないのだろう。どうして彼女に…?そして営業先関係で有給使うなんてことあり得るの?
私のなかで疑問が渦巻く。
彼女は崩れない微笑みのままそっとかがんだ。
「もしかして、独歩くんから連絡ないとかですか?」
これは絶対わざとだって思うくらい、私の疑問に土足で踏み込みにくる。
こんなの、彼女への嫉妬だと分かっているが頷きたくない。
そんな感情を押し殺して、踏み込んできた彼女に簡単に聞く。
「観音坂さんと、別れたのよね?」
その瞬間彼女の微笑みはサッと消えた。そして彼女はムキになったように言う。
「…別れてないし」
立ち上がってすぐ私から遠ざかるように自分の席へと戻っていく。
頭の中は嵐に揉みくちゃにされて、その時の私には理解が全くもって出来なかった。
久々に先輩でも後輩でもない人と飲むのはちょっとばかし気が楽だ。二つ返事で答え、観音坂さんの姿を探す。
しかし、どこを見回してもその姿は無かった。きっとまた外回りなのだろう。最近、独歩くんは残業よりも外回りで遅くなることが多かった。営業先が面倒くさい相手なのだろうか。とりあえず同僚と飲むとだけ連絡を入れ、私達は会社を後にした。
ビール生!と雑に頼んだ同僚は、店入って早々不機嫌を露にした。普段冷静でクールな同僚なだけにそんな姿が珍しかった。
ビールが2つ、私達の前に置かれるとすぐに同僚がビールを掴む。私がビールのジョッキを持つ前に、置いてある私のジョッキに乾杯をしてぐびっとのみ始めている。
後から追うように飲む。
「なにをそんなに荒んでるの?」
あまり減らせないままジョッキを置く。いつかのときのように焼き鳥を頼んで、同僚にめを向けた。
既にジョッキ半分まで減らしている同僚が、怒ったようにしかし静かに言った。
「旦那が出てった」
少しばかり理解が遅れて、同僚が私の顔を睨み付けた。びっくり…ではあるが声が出なかった。あんなに仲の良い夫婦が一体どうしてこんな別れかたになってしまったのか…
どう聞くべきかわからず、暫く黙っていたが疑問をそのまま口にすることにした。
「なにかあったの?」
同僚はもう一杯ビールを頼む。そして残っていたビールを飲み干した。
「浮気されてね、ちょっと喧嘩になったの」
苛立ちを静かに見せて続けた。
「帰りが遅くなることが増えたのよ、残業だって聞いてたけどさ…この前私も残業で遅くなった帰りに旦那がホテル入ってくのみたの…若い女と!」
新しい生ビールに手をつけ始める。浮気…今まで彼氏はいたが、そんなものを心配したことは一度もない。
同僚の話を聞いているうちに、思い当たることが出てきた。
そういえば、外回りから帰るのが遅い。
え…いや。まさかね。
考え始めると色々と出てきてしまった。観音坂さんをご飯に誘った時になんどか営業先の人と外せない用事があるとか言っていた。そしてしまいには、その営業先に患者として行っている。ただの鬱だとおもっていたが…もしかして…そんな考えが湧き出し突然不安に飲み込まれた。
「ねえ、営業先の人に以上に会いたがるのってどう思う?」
聞いてみる。二杯目がもう無くなろうとしていた。
「そりゃもう黒でしょ。」
再びビールを頼む同僚を眺めて思考が一時停止する。同僚がジョッキの中の残りを飲み干したと同時に再び動き出した思考が探りを入れるべきかもと私に告げている。
いやしかし、観音坂さんは裏切るような人ではない…と思っている。だから信じていたほうがいいのではないだろうか…
そういえば…だ。観音坂さんは過去、彼女と付き合ったまま私に告白をした前例がある。もし同じように私より気になる人が出来てしまっていたら、きっと私は…
探りを入れる。ほんの少しだけ営業先について聞いてみるのはいいのではないだろうか。信じるためにも、営業先のことを普段の会話の流れで聞いてみよう。そう決めてビールを一口含み、喉にながした。
翌日、早速と会社に着いてすぐに観音坂さんを探す。キョロキョロとしていたが、いつもいる場所には見当たらない。まだ来てないのだろうか。
まぁ、焦らずともお昼にでも聞けばいいかななんて思いながら自動販売機でコーヒーを買う。あの告白のときからその時適当におしたコーヒーにハマっていた。こんなに美味しいコーヒーに今まで気づかなかったとは…
それをコンビニで買ったパンと合わせて朝ごはんにして仕事へととりかかった。
パソコンを起動していると同僚が席につく。
「おはよう」
言うと同僚はよー…と返して同じようにパソコンを起動する。昨日飲みまくってたからだろう、とても眠そうだ。
チラともう一度観音坂さんの席を確認する。…いない。明らかにおかしい。この時間になっても居ないことなんて無かったはずなのに…携帯も確認するがなんの連絡もない。
なにかあったのだろうか…
今日どうしたの?と連絡する。…既読はつかない。
「おはよーごさいまーす!あれ、澤田先輩?」
そう言って入ってきたのは観音坂さんの元カノだった。久々に声かけてきた彼女が私の携帯を覗きこむ。
「独歩くん、今日有給とってるってゆうからてっきり澤田先輩絡みだと思ってたんですけど…全く関係ないっぽいですね。」
本当にこの子無理だわ。と改めて思った。そして、観音坂さんは有給とっているらしい…どういうことだ?なんの有給だ?そしてなんで彼女が知ってて私が知らないのだろうか…疑問が湧く。
「有給って誰がいってたの?」
ちょっと強く聞いてみる。怯むことなく彼女はニコニコと言った。
「本人ですよ?」
ん?…んん??
くわしく聞けば、観音坂さんは彼女に連絡していたらしい。私じゃなくて彼女に連絡していたらしい。さらにどういうことだ?と観音坂さん本人が居ないことに苛立ちを覚えた。
彼女といい、営業先といい…怪しいどころではないのではないか?
携帯の画面にはまだ既読がつかない。
「なーんか怪しいんですよねぇ…」
いまだ、目の前にいる彼女が言う。
「ずーっと外回り外回り…そして今日もその営業先との関係があって有給をとった…おかしくないですか?」
営業先との関係?私が一切聞いていない内容を彼女がペラペラと話す。
「…それも観音坂さんから聞いたの?」
彼女はそうですよとニコニコ答える。
どうして、観音坂さんは私に連絡をくれないのだろう。どうして彼女に…?そして営業先関係で有給使うなんてことあり得るの?
私のなかで疑問が渦巻く。
彼女は崩れない微笑みのままそっとかがんだ。
「もしかして、独歩くんから連絡ないとかですか?」
これは絶対わざとだって思うくらい、私の疑問に土足で踏み込みにくる。
こんなの、彼女への嫉妬だと分かっているが頷きたくない。
そんな感情を押し殺して、踏み込んできた彼女に簡単に聞く。
「観音坂さんと、別れたのよね?」
その瞬間彼女の微笑みはサッと消えた。そして彼女はムキになったように言う。
「…別れてないし」
立ち上がってすぐ私から遠ざかるように自分の席へと戻っていく。
頭の中は嵐に揉みくちゃにされて、その時の私には理解が全くもって出来なかった。
