がちゃり。
社長室の扉（ドア）が開いて社長が出てきた。
「国木田、丸山！今日の依頼は……」

「ええっ！？ポートマフィアの拠点に行く！？」
隣に居たまるが声を上げた。
「む？そうか、丸山はポートマフィアの拠点に行くのは、初めてか。」
「はい社長さん、そうです！！何処（どこ）ですか！？場所は、判りやすい場所ですか！？」
「はぁ。国木田、お前が居るから大丈夫だよな。」
急に話を振られた。
「え、あ、ふぁい！」
声が裏返ってしまった。まるがくすっと笑っている。
「ところで、何をしにポートマフィアへ行くんですか？社長さん。」
「それは……この手紙を渡す為だ。」
「手紙！？」

ということで、ポートマフィアの拠点に向かうことになった。
「ふー。遠いなぁ〜」
「おいまる？社長がそんな事云うと思うか？」
「え〜？そりゃそうだけどぉ〜」

今のまるは、異能力で社長に成りすます為、練習をしながら歩いている。