私の異能力は『道化鏡』（どうけきょう）……見たものを真似る事ができる。でも、その状態で1度でも喋ってしまうと元に戻ってしまう。

がちゃり。
「お早う御座います。」
「みんなおは〜！！」
探偵社に着いた。
「あ、国木田さんも陽菜子ちゃんもお早う御座います！」
「国木田さん、陽菜子、おはよう〜！」
挨拶してくれたのは、探偵社員の谷崎さんと、妹のナオミちゃんだ。
「あら。今日も2人で仲良しね♪まるで兄様とナオミみたいですわ♪」
うふふ。とそう云ってナオミちゃんは谷崎さんに抱きついた。
「おごっ」

「やぁ国木田、あと丸山っち。」
こう挨拶してくれたのは、探偵社員で名探偵で、自称異能力者の乱歩さんだ。
「お早う御座います、乱歩さん。」
「乱歩さんおはよう！」
「あそうだ丸山っち〜！色の変わる駄菓子、新味が出たんだよ〜！あとで食べよ♪」
「ありがとう乱歩さん！また後で！！」

「あ！お早う御座います国木田さん、陽菜子さん！」
「………お早う。」
そう挨拶してくれたのは、探偵社員の敦くんと鏡花ちゃんだ。
「2人ともおはよう〜」
「敦、例の書類は出来上がったのか？」
国木田くんが問うと、敦くんは
「え………？そんな仕事ありましたっけ？？」
と云った。
「……あった。ゴミ箱に入ってた。」
と鏡花ちゃん。
「おい敦！！」

「お早う御座います♪国木田さん！陽菜子さん！」
挨拶してくれたのは、探偵社員の賢治くんだ。
「賢治、お早う。」
「賢治くん、おはよう！」
「そういえば、太宰はまだ来てないのか？」
「ん〜、もう少ししたら来るんじゃないですか？」

「だと善いが」
「だったらいいけど」

シンクロしちゃった！きゃ！