sweet sweet kiss
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定「悪魔執事と黒い猫」の二次創作の本棚です。
まだまだ少ないですが少しずつ増やしていきます。
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さて、こうして俺達が形だけでなく恋人同士となってから結構な時が過ぎた。
俺達は相変わらず付き合っていることを秘密にしていたけれど、アモンと親しいボスキや周りをよく見ているベリアンは気が付いているかもしれない。
俺達の関係は大きな喧嘩もなく順調で、アモンは変わらずにドキドキするサプライズを日常に用意してくれた。
変わったことがあるとすればスキンシップが増えたことくらいだった。
初めてのキスは唇が触れるだけだったのに対し、深く舌を絡め合うキスに変化していた。
俺はどうやらキスに弱い。
というよりは、アモンとのキスに弱い。
アモンの舌が、ピアスが俺の口内を自由に動く度にアモンとキスしていることを実感させられて、腰の辺りがゾクゾクした。
二人ともお年頃なので当然その先のことも想像したことはある、のだが…。
「ちとせ様…。オレ、ちとせ様に挿れたいっす。」
俺をベッドの上に組み敷いて、唐突にアモンが言った。
今日はアモンが担当執事の日で、元の世界から屋敷に帰って来たのは夜遅くなってからだった。
「……アモン、待って!落ち着いて!
ストップ、ストップっ…!」
誰が見てもお前が落ち着けと言われるであろう。
動揺しているのが丸分かりだし、顔も真っ赤になっていると思う。
というかアモンが涼しい顔をしている方が可笑しいのだ。
考えたことがなかった訳じゃない。
俺とアモンは体格的にあまり変わらないし、交際をリードしてくれているのはアモンだから、もしそういう雰囲気になったらこうなるかもしれないと…。
だって、アモン・リードだもんね!
ってやかましいわ!
でも俺の方が年上な訳だし、このまま主導権を握られていいものだろうか。
それにアモンはSに見えてMっぽい感じもするし…。
いや、この場合SとかMは関係ないのか?