執事との出会い
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定「悪魔執事と黒い猫」の二次創作の本棚です。
まだまだ少ないですが少しずつ増やしていきます。
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何はともあれ任務は無事に完了したみたい。
いきなりの実践に少なからずプレッシャーを感じていた俺は安心して胸を撫で下ろしていると、ロノさんが空から降ってくる何かを見つけた。
「天使にしちゃあ小さすぎるな…。
主様!
少し確かめてみましょう!」
空から降ってきたのは木箱のようだ。
そしてその木箱をロノさんが開けると…中には気持ち良さそうに眠る黒い毛玉、もとい可愛らしい黒猫が入っていた。
「黒豚だったら、今夜の食材にちょうどいいですね!」
「猫だと思うけど…
でもその古いレシピ本に載っていた『とんかつ』は、美味しいから絶対に食べた方がいいですよ。」
「主様、食べたことがあるんですか!流石です!」
あっちの世界ではポピュラーで、人気のある食べ物だと話をしていると…
「うっ…うぅ…。あれ?
ここはどこですか?」
しばし無言……。
「「豚(猫)が喋った…!?」」
「し、失礼ですね!
僕は豚じゃありません!猫ですよ!」
一応、俺は猫って言ったんだけど。
それよりも、何故動物が人間の言葉を話せるのだろうか。
動物の言葉が分かればいいのにと、多くの人が一度は考えたことがあると思う。
でも人間の言葉を話せばいいのにと考える人は、意外と少ないんじゃないかな。
さぁ、どうしたものか。
さすがに疲労感を覚える。
俺は思考を停止して、ロノさんに帰ろうと提案したのだった。