舞踏会
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定「悪魔執事と黒い猫」の二次創作の本棚です。
まだまだ少ないですが少しずつ増やしていきます。
不定期更新。
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「ありがとう…ハウレスくん。
助かったよ。」
「いえいえ、若い執事の監視も俺の仕事ですから。」
ルカスがハウレスにお礼を言う。
本当にハウレスがフォローしてくれて良かった。
ラムリは小さな争いがすぐに貴族間の問題になると言われても不服そうにしていたが、主様に迷惑をかけることになると言われ、それ以上は何も言わなかった。
「ナイスフォローだったよ、ハウレス。」
フェネスがやって来てハウレスを労わる。
ハウレスはさっきの貴族に後でもう一度お詫びをして欲しいとフェネスにお願いするが、フェネスもそれを分かっているようだった。
いいコンビネーションだと思う。
これでラトまで来たら大変どころの騒ぎではないと二人は言う。
想像するだけで恐ろしいと。
「ラトさん?
確か地下の部屋所属の執事さんですよね?」
「あぁ…。
ラトは強い上に、何をしでかすか予想ができないんだ。」
ムーの疑問にハウレスが答える。
主様も気をつけてと言われ頷いたが関わらない訳にもいかないし…どんな執事なのか、ちょっと想像が付かない。
ハウレスは舞踏会が始まる前からずっと働いていたようだ。
休憩しないと最後まで持たないよとフェネスに言われ、休憩を取りに行った。
ふと会場に飾られている大きな絵に気が付く。
とても古い絵で天使と戦う大勢の人が描かれていた。
この絵は数千年前に描かれた絵だとフェネスが解説してくれる。
「早く天使たちがいなくなればいいんですけどね…。
戦いなんて、俺は嫌いです。」
平和が一番だよねと同調した。