舞踏会
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定「悪魔執事と黒い猫」の二次創作の本棚です。
まだまだ少ないですが少しずつ増やしていきます。
不定期更新。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ラムリも他の執事達と同様に素敵な衣装だと褒めてくれた。
フルーレのことを「リボンくん」と、あだ名で呼んでいるらしい。
ラムリの衣装もフルーレに新しく作ってもらったばかりなのだとか。
その衣装をとても気に入っているようで、似合ってますか?と俺に訊ねてくる。
「とっても似合ってるよ。星が素敵だよね。」
「さっすが主様、分かってますね〜!
星はボクのこだわりポイントなんですよ!」
ラムリは俺に会うまで主人がどんな人か心配していたと言うが、どうやら気に入ってくれたらしい。
その直後から困ったことはないかお腹が空いていないか、飲み物を持ってくるかと献身的に訊いてきた。
「ボク、何でもやりますよ!」
その言葉に嘘はないのだろう。
ナックによるとラムリはお気に入りの相手に100%尽くすタイプなのだとか。
試しに何か命令してみてはどうかと言うが…。
実は名前を聞いてから一つやってみたいことがあったのだ。
「それじゃあラムリ。
『ラムちゃん』って呼んだら、語尾に『だっちゃ』って付けてもらってもいい?」
「『だっちゃ』ですか?お安い御用です!」
「ラムちゃん」
「何ですかだっちゃ?主様だっちゃ!」
ラムリは特別な呼び方に喜んでいるみたいだし俺は欲が満たされてWin-Win。
他の執事達からは不思議な遊びをしていると思われているが仕方がない。
貴族の女性達にお詫びの飲み物を運ぶようルカスに頼まれて、ラムリは喜んで走って行った。