舞踏会
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定「悪魔執事と黒い猫」の二次創作の本棚です。
まだまだ少ないですが少しずつ増やしていきます。
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「俺は大丈夫だよ。
…今はアモンの治療に専念してもらおう。」
「主様は本当にお優しい方ですね…。
ではアモンくんの治療が落ち着いたらルカスさんに見てもらいましょう。
舞踏会が始まるまでお時間がありますし、それまで自室でお休みになられてください。」
自室に戻るとすぐにベッドに潜り込んだ。
殴られた場所は少し気になる程度で大した事はないが、ちゃんと見てもらった方がベリアン達も安心するのだろう。
色々なことが立て続けに起きたので少し疲れてしまった…。
一時間くらい寝ただろうか。
扉をノックする音で目を覚ます。
衣装担当のフルーレがわざわざ部屋まで起こしに来てくれた。
アモンの治療が終わったとの知らせと、ルカスのところへ行く前に舞踏会の衣装合わせを行いたいのだとか。
ムーに、執事なのに主様の部屋で寝るのはありえないと言っているが、相手が猫でも人間と同じように接しているのが面白いと感じる。
全てフルーレの手作りだという衣装はどれも綺麗で凝ったデザインのものばかり。
フルーレはムーの格好も執事として品位がないと不満らしい。
色々言っていたけれど結局フルーレがムーの衣装も作ってくれることになった。
悪魔を解放して欲しいとフルーレに言われて驚く。
フルーレが契約した悪魔は芸術やアートの発想力を高めてくれるらしい。
本人は天使狩りには役に立たないと少し不服そうだが、ムーも俺もフルーレにぴったりな力だと思った。