舞踏会
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定「悪魔執事と黒い猫」の二次創作の本棚です。
まだまだ少ないですが少しずつ増やしていきます。
不定期更新。
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「だから、主様を誘拐し…。
アモンさんをこんなにしたのか…?
あんたたち…弱いんだな。」
「現実に立ち向かう強さがないなら、静かにしていろ。
弱さを振りかざす弱者ほど、たちの悪い者はない…。」
直球で抉ってくる。
自分に向けられたものではない筈なのに、バスティンの言葉は真実だから突き刺さる。
街の男達は激昂し、バスティンに襲いかかった。
だが流石にバスティンの相手にはならなかったらしい。
男達の攻撃を次々とかわし、一撃で倒してしまった。
すごい!すごい!と感心するムー。
「大丈夫ですか?
主様!アモンくん!」
ちょうどそこに銀行に行っていたナックが駆けつける。
傷だらけのアモンに驚きバスティンに説明を求めるが一人で先に行ってしまった。
俺達もこれ以上ここにいるのは危険なので早く屋敷に戻ることにした。
傷だらけのアモンを皆心配し、すぐにルカスの元へと連れて行かれた。
もっと自分がしっかりしていればと自分を責めるアモンに、アモンは悪くないよと声を掛ける。
「災難に見舞われたようですね。
バスティンくんから聞きました…。
彼はあまり周囲と関わりませんが、なかなか頼りになりますよ。」
それはもう、身をもって分かりました!
「主様も、腹部を殴られたと聞きました…。
心配です…ルカスさんに診てもらいましょう。」
ベリアンが悔しそうに顔を歪ませる。