絆
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定「悪魔執事と黒い猫」の二次創作の本棚です。
まだまだ少ないですが少しずつ増やしていきます。
不定期更新。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
テディが屋敷を訪れてから二日後…。
俺とナック、ボスキ、バスティンの四人は…。
ハウレスが囚われているという、森の監獄へと向かっていた。
テディに教えて貰った通りに森の中を進んでいると、怪しげに佇む巨大な建物が見えて来た。
同じ森の中なのに、ここだけはまるで別空間のような重い空気が漂っている。
ハウレスが収監されている監獄で間違いないらしい。
ここからでも数名の見張りが確認でき、忍び込むのが難しそうに見えた。
「大丈夫です、主様。
私にお任せください。
さて…。
もうそろそろ…。」
新しい見張りが来て、先程までいた見張りと交代して行く。
その直後、合図をするまでここで待っているように俺達に言うと、ナックは草木の陰を素早く走って行った。
そして…。
見張りの兵士に、後ろから蛇のように近づくと…。
布で口を塞ぎつつ、首に腕を絡めて締めあげた。
音も立てない滑らかな動きに感嘆すると同時に、気絶させるだけだと分かっていても衝撃的な光景に息を呑んだ。
ナックはぐったりした兵士を抱えて静かに草木の陰に隠すと…。
兵士が持っていた鍵を回収し、正門の脇にある戸口から侵入していった。
暫くして、ナックに招き入れられた俺達は、監獄の敷地内に侵入することに成功したのだった。
ナックたちに守られながら、慎重に監獄の地下へと進む。
地下はRPGで見たことがあるような、無機質で簡素な作りだった。
ジメジメとしていて薄暗く…。
足音だけが不気味に響いた。
「……おかしいですね……。」
ナックが呟く。
テディの話だと地下には大勢の見張りがいる筈だが、1階からの通路付近には見張りが見当たらない。
ハウレスを収監し普段より警備が厳重になっている筈なのに、静か過ぎるというのだ。
とは言えテディが俺達を騙すとは思えない。
俺達以外の侵入者…。
つまり知能天使が監獄にやって来ている可能性を頭に入れ、俺達は先に進んだ。