家族
夢小説設定
本棚全体の夢小説設定「悪魔執事と黒い猫」の二次創作の本棚です。
まだまだ少ないですが少しずつ増やしていきます。
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それから数日、俺は仕事のため暫く訓練の様子を見ていなかったのだが、ハウレスの様子がいつもと違うと聞いて再び様子を見に行くことにした。
それにしても朝食のチーズオムレツ美味しかった。
スモークサーモンも大好き。お酒飲みたい。
手にマメができて痛いと言っていたのに、美味しい食事を作ってくれるロノには感謝しかない。
バスティンが知能天使の役で捕獲班の訓練に参加している。
知能天使の誘導はハウレスとボスキ、ラトとラムリの二手に別れて行っているようだ。
一通りの流れを見せてもらったが、傍から見る分にはとてもスムーズに捕まえられたように見える。
しかしハウレスは納得していないようだ。
網を開くタイミングや連携の取り方について指導している。
「さぁ、もう一回やるぞ!」
「えぇ?ま、また?
休憩もなくぶっ通しだよ?」
ラムリが非難の声を上げる。
反復練習で作戦を体に覚えさせたいというハウレスの気持ちも分かるが、昨日も連携がスムーズに行くように一日中練習したと聞いたし、無理を重ねれば怪我に繋がりかねない。
適度に休憩を取った方が志気も上がるだろう。
「おい…ハウレス。
焦りすぎだろ?」
別に焦っていないと言うハウレスに、ボスキは本番前に怪我をしたら元も子もないと言って休憩を取りに行った。
一人欠けては本番さながらの練習はできない。
おかげで済し崩し的に全体で休憩を取ることになった。
休憩に入るとフェネスがハウレスに声を掛け、離れたところに行って話を始めた。
「きっとフェネスくんがフォローしているんでしょう。
ボスキくんが無理やり休憩をとったのも、他の方を休ませるためでしょうね。」
「なるほど…。
ボスキさん流の気遣いなんですね。」
「ボスキとフェネスを同じ班にして良かったね。」
一緒に見学に来ていたベリアンとムーと話をする。