夏の似合わない人
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「松川って夏似合わなさすぎ」
「急に失礼な事を言うね、中村は」
テストが終わり少し緩んだ部活前
夏の話題になった。
「岩泉は夏似合いすぎ。砂浜で
ビーチフラッグして優勝してそう」
「岩泉はスイカ割りも似合いそうだな。」
少しむすっとした岩泉を前に言いたい放題。
「お前ら俺を勝手に脳内イメージに参加させんな」
そんな砕けた話をしていると花巻が近づいてきた
「うぃーっす。やってる?」
「花巻、バトンタッチな」
そう言うと岩泉はこの場から離れた。
「なになに?なんかしてたの?」
「誰が夏に似合うかって話、花巻はどうよ?」
中村が分かりやすくぎこちなくなる。
岩泉にはあんなにフラットなのに。
「え~、俺は絶対海の家で
ナンパしてるイメージもたれてそう」
「ぶっ」
中村が吹き出した。
「中村、笑ったな?
でも俺ってそういうイメージだよね。
ちなみにまっかわは?」
「俺は夏似合わなすぎって言われた」
花巻がゲラゲラ笑いだした。
「あー腹いてぇ。中村は厳しいね」
「し、失礼しました…」
少ししとやかに中村が答える。
それもまぁ、いいけどね。
「じゃあ夏の似合わない俺と、
ナンパしてそうな花巻と、
部活後アイスでも食いに行く?」
「おっ、いいねぇ。」
―― 部活後
「俺、急に腹痛くなってもいいけど?」
俺の身を引く提案に中村は俺の服をぎゅっと掴んだ
「ダメダメ。何言ってるの松川。
花巻と二人きりは私が無事死亡する」
「死なれちゃ困るなぁ、どうしようか」
「絶対だめ、松川いないと私も帰るから」
帰るのはどうなんだと思うけど、
花巻に良く思われないことは考えないのだろうか。
そういう所、中村がずるいなと思う。
俺の気持ちを知ってるくせに、
ずっと冗談だと思ってるから、
俺ともこうして普通に接する。
袖なんか掴んで可愛いったらない。
「うーん、じゃあさ、今度かき氷奢ってよ。
氷の細かいふわふわのやつ」
「わかった、そうしよう。ありがとう」
そんな顔して、知らないぞ。
もう、とっくに諦められない。
1/1ページ