ポケモン 剣盾
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※キバナとネズがユウリと仲良くなったきっかけのお話
※この話だけキバナとネズ共通です
※キバナとネズがだべっているだけ
「いやー…負けたなぁ」
「珍しく完敗でしたね」
キバナとネズは、ナックルシティのバーで飲んだくれていた。
あまり人の来ないバーで、ジムリーダー達はよく遊びに来て朝まで飲み明かしている。
今日の客はキバナとネズだけだ。
「ポプラのばあさんはさ、ユウリのこと結構褒めてたけど、正直うちのジムに来るまではパッとしない子だなって思ってたんだよ」
「そうですね…。隙がなくて、ダンデ以上の才能を感じたって言ってましたけど…
ポプラさん、見た目が地味すぎるってけなしてましたね
…俺は可愛いと思いますけどね」
「惚れた?」
キバナはニヤリと笑うネズをつついた。
ネズは急に真顔になって、話を続けた。
「バトルは笑っちゃうくらい強いんですよ。でも、中身はまだ子供なんですよね」
「前遊びに行った時なんかな、ワイルドエリアの泥水で転んで全身びしょびしょのままでデートにきて大変だったぜ?フツー着替えてくるだろ!」
傑作、とキバナは爆笑した。
「俺も、前遊びに行った時、突然雨が降ったんです。でもユウリは全然気にしてなくて。なんなら自分の持ってる水ポケモンをだして、一緒に水遊びしてましたよ。」
ネズはその時のことを思い出したのかニヤニヤ笑っていた。
キバナは少しムッとして、他の話を必死に思い出そうした。
「ゴーストポケモン普通に捕まえてるくせにお化け屋敷とかめっちゃ怖がるんだよなー!ずっとひっついて、大変だったぜ?」
キバナはどうだ、と言わんばかりにネズを見た。
しかし、ネズはそれ以上ノロケ話を重ねてはこなかった。
「仲良いんですね」
「お、おお!ジムチャレンジに来る前から仲良かったぞ!」
「なにかきっかけが?」
ネズはウイスキーを飲み干すと、また同じものを頼んだ。
「きっかけ…。ダンデの紹介だったな。ユウリが4つ目のバッジを貰う前に1度ホップもいれて4人で会って、それからだな。」
「お誘いは向こうから?」
「いや、オレさまからだけど」
「それはまためずらしい。」
キバナはへへ、と笑った。
「オレさまのファンだって言ってたからな!前からバトルを見てて、アイツはドラゴン使いの才能があるって思ってたし、ぜひ会っておきたかったのさ」
「確かに、彼女は色々なタイプを使いますからねぇ」
ユウリは、メインにしているサーナイト以外の手持ちがよく変わる。
「ネズはどうやって知り合ったんだ?」
「SNSですよ。俺のアカウントにやたらリプライ飛ばしてくる子がいて、そのリプライにいいねが沢山ついていたんで目立ってたんです。」
「ふーん…」
キバナはユウリがSNSをやっていることを知らなかった。
今度フォローしようと思い、頭の片隅に置いた。
「でも、ホップは明らかにユウリのこと好きですよね」
「そうかぁ?」
あの隣にいる何も知らなそうな少年が、果たしてユウリを女として見ているのだろうか。
キバナは疑問だった。
ただ、前から距離は近いと思っていた。
「うーん、気のせいですかね?
ユウリの事を話してる時のホップはイキイキとしてますから」
「ハグしたり、手繋いだり、距離は近いけどな…」
「まだそう言う歳じゃないんでしょうね
ユウリはいつも顔赤くしてますけど」
キバナはあからさまにイライラして大きな音を立ててグラスを置くと、「もう一杯!」と注文した。「俺も」と言ってネズはグラスを差し出した。
「好きなんですね」
またネズはニヤニヤしている。
「うるせぇよ、一緒にいて楽しいだろ」
「初めてみたかもしれません、そんなに夢中になってるの」
「まだ15歳だけどな」
「でもあと3年でガラル的には十分大人ですよ、待てばいいんじゃないですか」
「待てねぇよ!」
キバナは椅子を前後に揺らした。ネズはまあまあとそれを抑えた。
「なにがきっかけだったんですか?」
ネズが尋ねると、キバナはうーんと腕を組んで首を捻った。
「オレさまの言うことなんでも聞いてくれるところかな。
ポケモンは絶対負けてくれねぇけど。
歳下なのにどこか大人なんだ。
夜、電話するといつも出てくれるし話してくれる。
デート中も、何言っても嫌がらねぇし、絶対引かねぇ。」
「キバナはわがままですからね…」
「ネズの前ではどうなんだ?」
キバナは、「もし、ネズの前でわがまま放題言ってたらどうしよう」と考えていた。
「いつも周りに気を遣って、優しくて大人しい子ですね。
ポケモンバトルの時だけ本気で笑ってくれてる感じです。」
「オレさまとのデートの時にはちゃんと笑ってくれてるぜ?」
ネズはそれに対してなにも返さなかった。
「愛想笑いだよ」と思っているのか、「それは羨ましい」と思っているのか、どちらにも取れる表情をしていた。
「ま、あまりわがまま放題はいけませんよ」
「わかってるよ」
「彼女、多分Mなんですね」
「そうか?」
ネズがこういう話題を振るのは珍しかった。
顔色ひとつ変えていないが酔っているのだろう。
「俺のジムで勝ったあと、2人で写真を撮ったんですけど、「可愛い顔してくださいね」って言ったら、すごくエロい顔してました。」
「なんだよエロい顔って…」
「んー、なんて言うんですかね
目が潤んで、ほんのり頬が赤くなって、息は荒く、こちらを欲情させる顔…ですかね」
キバナは唾を飲んだ。
「それは…うん…Mだな」
キバナはユウリの顔を想像して、半勃ちになってしまった。片手で足の間に押し込んだ。
※この話だけキバナとネズ共通です
※キバナとネズがだべっているだけ
「いやー…負けたなぁ」
「珍しく完敗でしたね」
キバナとネズは、ナックルシティのバーで飲んだくれていた。
あまり人の来ないバーで、ジムリーダー達はよく遊びに来て朝まで飲み明かしている。
今日の客はキバナとネズだけだ。
「ポプラのばあさんはさ、ユウリのこと結構褒めてたけど、正直うちのジムに来るまではパッとしない子だなって思ってたんだよ」
「そうですね…。隙がなくて、ダンデ以上の才能を感じたって言ってましたけど…
ポプラさん、見た目が地味すぎるってけなしてましたね
…俺は可愛いと思いますけどね」
「惚れた?」
キバナはニヤリと笑うネズをつついた。
ネズは急に真顔になって、話を続けた。
「バトルは笑っちゃうくらい強いんですよ。でも、中身はまだ子供なんですよね」
「前遊びに行った時なんかな、ワイルドエリアの泥水で転んで全身びしょびしょのままでデートにきて大変だったぜ?フツー着替えてくるだろ!」
傑作、とキバナは爆笑した。
「俺も、前遊びに行った時、突然雨が降ったんです。でもユウリは全然気にしてなくて。なんなら自分の持ってる水ポケモンをだして、一緒に水遊びしてましたよ。」
ネズはその時のことを思い出したのかニヤニヤ笑っていた。
キバナは少しムッとして、他の話を必死に思い出そうした。
「ゴーストポケモン普通に捕まえてるくせにお化け屋敷とかめっちゃ怖がるんだよなー!ずっとひっついて、大変だったぜ?」
キバナはどうだ、と言わんばかりにネズを見た。
しかし、ネズはそれ以上ノロケ話を重ねてはこなかった。
「仲良いんですね」
「お、おお!ジムチャレンジに来る前から仲良かったぞ!」
「なにかきっかけが?」
ネズはウイスキーを飲み干すと、また同じものを頼んだ。
「きっかけ…。ダンデの紹介だったな。ユウリが4つ目のバッジを貰う前に1度ホップもいれて4人で会って、それからだな。」
「お誘いは向こうから?」
「いや、オレさまからだけど」
「それはまためずらしい。」
キバナはへへ、と笑った。
「オレさまのファンだって言ってたからな!前からバトルを見てて、アイツはドラゴン使いの才能があるって思ってたし、ぜひ会っておきたかったのさ」
「確かに、彼女は色々なタイプを使いますからねぇ」
ユウリは、メインにしているサーナイト以外の手持ちがよく変わる。
「ネズはどうやって知り合ったんだ?」
「SNSですよ。俺のアカウントにやたらリプライ飛ばしてくる子がいて、そのリプライにいいねが沢山ついていたんで目立ってたんです。」
「ふーん…」
キバナはユウリがSNSをやっていることを知らなかった。
今度フォローしようと思い、頭の片隅に置いた。
「でも、ホップは明らかにユウリのこと好きですよね」
「そうかぁ?」
あの隣にいる何も知らなそうな少年が、果たしてユウリを女として見ているのだろうか。
キバナは疑問だった。
ただ、前から距離は近いと思っていた。
「うーん、気のせいですかね?
ユウリの事を話してる時のホップはイキイキとしてますから」
「ハグしたり、手繋いだり、距離は近いけどな…」
「まだそう言う歳じゃないんでしょうね
ユウリはいつも顔赤くしてますけど」
キバナはあからさまにイライラして大きな音を立ててグラスを置くと、「もう一杯!」と注文した。「俺も」と言ってネズはグラスを差し出した。
「好きなんですね」
またネズはニヤニヤしている。
「うるせぇよ、一緒にいて楽しいだろ」
「初めてみたかもしれません、そんなに夢中になってるの」
「まだ15歳だけどな」
「でもあと3年でガラル的には十分大人ですよ、待てばいいんじゃないですか」
「待てねぇよ!」
キバナは椅子を前後に揺らした。ネズはまあまあとそれを抑えた。
「なにがきっかけだったんですか?」
ネズが尋ねると、キバナはうーんと腕を組んで首を捻った。
「オレさまの言うことなんでも聞いてくれるところかな。
ポケモンは絶対負けてくれねぇけど。
歳下なのにどこか大人なんだ。
夜、電話するといつも出てくれるし話してくれる。
デート中も、何言っても嫌がらねぇし、絶対引かねぇ。」
「キバナはわがままですからね…」
「ネズの前ではどうなんだ?」
キバナは、「もし、ネズの前でわがまま放題言ってたらどうしよう」と考えていた。
「いつも周りに気を遣って、優しくて大人しい子ですね。
ポケモンバトルの時だけ本気で笑ってくれてる感じです。」
「オレさまとのデートの時にはちゃんと笑ってくれてるぜ?」
ネズはそれに対してなにも返さなかった。
「愛想笑いだよ」と思っているのか、「それは羨ましい」と思っているのか、どちらにも取れる表情をしていた。
「ま、あまりわがまま放題はいけませんよ」
「わかってるよ」
「彼女、多分Mなんですね」
「そうか?」
ネズがこういう話題を振るのは珍しかった。
顔色ひとつ変えていないが酔っているのだろう。
「俺のジムで勝ったあと、2人で写真を撮ったんですけど、「可愛い顔してくださいね」って言ったら、すごくエロい顔してました。」
「なんだよエロい顔って…」
「んー、なんて言うんですかね
目が潤んで、ほんのり頬が赤くなって、息は荒く、こちらを欲情させる顔…ですかね」
キバナは唾を飲んだ。
「それは…うん…Mだな」
キバナはユウリの顔を想像して、半勃ちになってしまった。片手で足の間に押し込んだ。