銀時's BIRTHDAY 2018
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あれ??????????
銀時は唖然とした表情で固まっている。
「お、おーい…銀とグェ!!!」
銀時に呼びかけるのと同時に、長いこと広げていた両腕いっぱいに突然白いのが抱きついてきた。
「ぐ…銀時…苦しい…」
しかし銀時は全く力を弱めてくれる気配はなく、抱きしめる力はどんどん強くなっていった。
「ぎ、銀時ってば…!ぐるじい…痛いよ…!」
「!」
銀時はやっと気がついたのか、ぱっとわたしのことを離すと、今度はガシッと両肩を掴んできた。
「ヒェ…今度はなに…!」
驚くわたしを他所に、銀時は真剣な眼差しでこちらを見つめていた。
「楓、俺お前のために頑張るからよ。先越されちまったけど、一生お前を守っていくから。だから…俺と死ぬまで一緒にいてください」
「…!」
わたしはあまりの驚きで言葉が出なくなった。そっか、そうだよね、ずっと一緒にってことは…
「結婚、するか」
「…うん!」
わたし達は緊張が一気に溶けたかのように、どちらともなく笑い合い、抱き合った。
「あ〜…今日人生で一番幸せな誕生日になったわ」
「ふふ…じゃないと困るよ」
当初の目的とは違う結果に落ち着いたけど、銀時にとってもわたしにとっても、今日が大切な記念日になりました。
誕生日おめでとう、銀時。
生まれてきてくれてありがとう。わたしと出会ってくれて、好きになってくれてありがとう。
誰よりも貴方を愛してるよ。
→あとがき&おまけ