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その日から、蔵馬はこっそり温室で眠るようになった。
黄泉はあれ以来追い求めることは無かったが、執拗なまでの
視線を感じる。
書類の整理は増え、国王へのお茶出しまでも
蔵馬の役目にされた。

会議の前に付いて用意をして全ての議事録と書類整理と
三すくみの軍の変化を捉える。

気が休まることが無く、今はただ温室だけが癒しの場所だった。





ーー 国なんか関係なくただのケンカを
幽助の提案で全てが壊れた。
その瞬間、気が遠くなるような錯覚を覚えた。
一瞬で、魔界の風が遠くなり、あの重苦しい要塞が音を
立てて崩れていく。

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