【14章】誘拐
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病室の外には警官が数名立っているので、できることがなくて暇だ。
私の場合、私自身の監視も兼ねているのだろう。
部屋にトイレもお風呂もついている。
「暇すぎ・・・」
大した怪我もしていないので時間の流れが遅く感じる。
娯楽といってもテレビしかない。
無駄にチャンネルを回してみるが、興味のある番組は無かった。
その時、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。
「はい」
返事をするとガラリと扉が開いた。
「相澤さん!」
相変わらずの無精ひげ。
目が充血していて顔色も悪い。
忙しくてちゃんと睡眠が取れてなかったのだろうか。
パタパタと駆け寄ると相澤さんの後ろから男の人が姿を現した。
「こんにちは。体調は大丈夫かな?」
見た感じ相澤さんより少し年上の男性。
私は無言で頷いた。
笑顔だけど、この人何か嫌だ。
「誘拐された件で、事情聴取をしたいそうだ」
やっと相澤さんの声が聞けた。
会えたらぎゅっとしてもらいたかった。
しかし、今はそれが叶いそうにない。
「わかりました」
私はベッドに戻った。
********
「あの・・・事情聴取ってこの間受けたばかりなんですけど」
そう、事件が起きてすぐに警察が来て起こった出来事については粗方話している。
「この間来たのは警察だろう?」
「貴方は警察じゃないんですか?」
「私はこういう者だ」
差し出された名刺を受け取った。
そこには『国家安全対策部』と書かれていた。
要はお国の人だ。
「質問が重複するかもしれないが、そこは我慢してほしい。聴取を始めてもいいかな?」
相澤さんを見ると、小さく頷いたので、私も目の前の男に対して頷いた。
私の場合、私自身の監視も兼ねているのだろう。
部屋にトイレもお風呂もついている。
「暇すぎ・・・」
大した怪我もしていないので時間の流れが遅く感じる。
娯楽といってもテレビしかない。
無駄にチャンネルを回してみるが、興味のある番組は無かった。
その時、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。
「はい」
返事をするとガラリと扉が開いた。
「相澤さん!」
相変わらずの無精ひげ。
目が充血していて顔色も悪い。
忙しくてちゃんと睡眠が取れてなかったのだろうか。
パタパタと駆け寄ると相澤さんの後ろから男の人が姿を現した。
「こんにちは。体調は大丈夫かな?」
見た感じ相澤さんより少し年上の男性。
私は無言で頷いた。
笑顔だけど、この人何か嫌だ。
「誘拐された件で、事情聴取をしたいそうだ」
やっと相澤さんの声が聞けた。
会えたらぎゅっとしてもらいたかった。
しかし、今はそれが叶いそうにない。
「わかりました」
私はベッドに戻った。
********
「あの・・・事情聴取ってこの間受けたばかりなんですけど」
そう、事件が起きてすぐに警察が来て起こった出来事については粗方話している。
「この間来たのは警察だろう?」
「貴方は警察じゃないんですか?」
「私はこういう者だ」
差し出された名刺を受け取った。
そこには『国家安全対策部』と書かれていた。
要はお国の人だ。
「質問が重複するかもしれないが、そこは我慢してほしい。聴取を始めてもいいかな?」
相澤さんを見ると、小さく頷いたので、私も目の前の男に対して頷いた。
