【14章】誘拐
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「肝試しかぁ・・・」
やったことないけど、面白いのかな?
くじを引くと私は2番目だった。
「おめーか」
「あ、爆豪くん」
同じくひらひらと2番と書かれた紙を掲げている。
「頑張ろうね」
「頑張ることなんざ何もねーだろ」
「ほら、気持ち的に」
「こういうのは平気なんか」
「んー、初めてだから分からないけど、大丈夫でしょ」
脅かし役だってB組の生徒なわけだし。
しかし、10分後。
己の発言を後悔することになる。
********
「いやーーー!!!!」
「うるっせぇ!!!!」
「だだだだって!!!!今地面から人の顔が!!!」
「個性だろうが!!」
前言撤回します。
私、無理です、肝試し。
「もう敗北でいいから、これ以上肝を試さないで・・・」
「何言っとんだ。まだ半分も行ってねーぞ」
骨抜くんのしたり顔が忘れられない。
肩を落として、とぼとぼと爆豪くんの後ろを歩く。
「ったく・・・」
半べそ掻いている私の手を爆豪くんが引っ張った。
「え?」
「そんなチンタラ歩いてたら後ろに追いつかれんだろーが」
ぐいっと引っ張られ、背中に顔をぶつけた。
「背中に顔つけとけや」
爆豪くんの厚意を無碍にできるメンタルを今は持ち合わせていなかった。
お言葉に甘えて、爆豪くんと繋がった右手はそのままで前を見ないように背中に額をくっつけた。
空いた左手で爆豪くんのシャツの裾を掴んだ。
「歩きづれぇ・・・」
「うう、ごめんなさい」
「別に怒ってねぇわ」
なんだかんだ優しいんだよね。
ツンデレな優しさを身に感じていたその時、身の気がよだった。
何かおかしい。
「爆豪くん!!」
それは前触れもなく突然始まった。
やったことないけど、面白いのかな?
くじを引くと私は2番目だった。
「おめーか」
「あ、爆豪くん」
同じくひらひらと2番と書かれた紙を掲げている。
「頑張ろうね」
「頑張ることなんざ何もねーだろ」
「ほら、気持ち的に」
「こういうのは平気なんか」
「んー、初めてだから分からないけど、大丈夫でしょ」
脅かし役だってB組の生徒なわけだし。
しかし、10分後。
己の発言を後悔することになる。
********
「いやーーー!!!!」
「うるっせぇ!!!!」
「だだだだって!!!!今地面から人の顔が!!!」
「個性だろうが!!」
前言撤回します。
私、無理です、肝試し。
「もう敗北でいいから、これ以上肝を試さないで・・・」
「何言っとんだ。まだ半分も行ってねーぞ」
骨抜くんのしたり顔が忘れられない。
肩を落として、とぼとぼと爆豪くんの後ろを歩く。
「ったく・・・」
半べそ掻いている私の手を爆豪くんが引っ張った。
「え?」
「そんなチンタラ歩いてたら後ろに追いつかれんだろーが」
ぐいっと引っ張られ、背中に顔をぶつけた。
「背中に顔つけとけや」
爆豪くんの厚意を無碍にできるメンタルを今は持ち合わせていなかった。
お言葉に甘えて、爆豪くんと繋がった右手はそのままで前を見ないように背中に額をくっつけた。
空いた左手で爆豪くんのシャツの裾を掴んだ。
「歩きづれぇ・・・」
「うう、ごめんなさい」
「別に怒ってねぇわ」
なんだかんだ優しいんだよね。
ツンデレな優しさを身に感じていたその時、身の気がよだった。
何かおかしい。
「爆豪くん!!」
それは前触れもなく突然始まった。
