【12章】親交
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最近の轟くんは私の中では優しい男の子という印象だ。
割と気に掛けてくれている気がする。
今日の勉強会とか。
「うーん。人の気持ちとかよく分かんないんだよね」
小説に出てくる人物の気持ちを記述する問で詰まっていた。
「大丈夫だ。国語は感性で解くんじゃなくて、必ず論理的に考える根拠がどこかに存在する。それを探すんだ」
「根拠・・・」
「感性で解くなら俺も国語は赤点だ」
「あはは」
確かに轟くんも人の気持ちに敏感ってタイプじゃないもんなぁ。
「お、ここは合ってる」
「やった」
「名字ならできる。一緒に頑張ろうな」
轟くんは褒めて伸ばすタイプの先生でした。
********
「ん~!!疲れた!」
「ちょっと休憩するか」
2時間ほど過ぎたところで一度休憩。
私はペットボトルを取り出して水分を流し込んだ。
「名字のおじさんって厳しいのか?」
轟くんからの不意な質問。
「ん~、厳しくはないよ」
「カフェで勉強とかならいいのか?」
「うーん・・・それも難しいかなぁ」
「そういえば、この間女子にお茶誘われても断ってたよな。遊びに行くのが駄目なのか?」
「まぁそんな感じかな」
「なんだそりゃ。高校生になって過保護すぎんだろ」
今まで黙って聞いていた爆豪くんが最後に会話に入ってきた。
「過保護なのかな。私はこれが普通だし、特に文句もないから」
「逆におめーの家に行くのはいいんか」
「無理無理」
そんな約束したと相澤さんに知れたらめちゃくちゃ怒られるだろう。
「そういうの世間じゃ軟禁っていうんじゃねーの」
爆豪くんの言葉にドキリとした。
「いやいや、普通に学校通わせてもらってるし」
「"普通"の女子高生っつったらダチとフラペチーノでも飲んで映え写真SNSに上げてんだよ」
ふらぺちーの?
映え??
SNS??
あ、SNSは分かる。
私が頭に疑問符を浮かべていると「名字・・・」と轟くんが心配そうな声色でこちらに視線を向けた。
轟くんの瞳って綺麗だなぁ・・・なんて呑気なことを考えていた。
「虐待を受けてる・・・なんてことねぇよな?」
ぎゃ、虐待!?
「ないない!!」
私はちぎれんばかりの勢いで首を振った。
「ならいいんだが・・・」
「ちょっと過保護なおじさんの家にいるけど特に問題はなし!はい!休憩終わり!」
無理矢理会話を終わらせて勉強を再開した。
割と気に掛けてくれている気がする。
今日の勉強会とか。
「うーん。人の気持ちとかよく分かんないんだよね」
小説に出てくる人物の気持ちを記述する問で詰まっていた。
「大丈夫だ。国語は感性で解くんじゃなくて、必ず論理的に考える根拠がどこかに存在する。それを探すんだ」
「根拠・・・」
「感性で解くなら俺も国語は赤点だ」
「あはは」
確かに轟くんも人の気持ちに敏感ってタイプじゃないもんなぁ。
「お、ここは合ってる」
「やった」
「名字ならできる。一緒に頑張ろうな」
轟くんは褒めて伸ばすタイプの先生でした。
********
「ん~!!疲れた!」
「ちょっと休憩するか」
2時間ほど過ぎたところで一度休憩。
私はペットボトルを取り出して水分を流し込んだ。
「名字のおじさんって厳しいのか?」
轟くんからの不意な質問。
「ん~、厳しくはないよ」
「カフェで勉強とかならいいのか?」
「うーん・・・それも難しいかなぁ」
「そういえば、この間女子にお茶誘われても断ってたよな。遊びに行くのが駄目なのか?」
「まぁそんな感じかな」
「なんだそりゃ。高校生になって過保護すぎんだろ」
今まで黙って聞いていた爆豪くんが最後に会話に入ってきた。
「過保護なのかな。私はこれが普通だし、特に文句もないから」
「逆におめーの家に行くのはいいんか」
「無理無理」
そんな約束したと相澤さんに知れたらめちゃくちゃ怒られるだろう。
「そういうの世間じゃ軟禁っていうんじゃねーの」
爆豪くんの言葉にドキリとした。
「いやいや、普通に学校通わせてもらってるし」
「"普通"の女子高生っつったらダチとフラペチーノでも飲んで映え写真SNSに上げてんだよ」
ふらぺちーの?
映え??
SNS??
あ、SNSは分かる。
私が頭に疑問符を浮かべていると「名字・・・」と轟くんが心配そうな声色でこちらに視線を向けた。
轟くんの瞳って綺麗だなぁ・・・なんて呑気なことを考えていた。
「虐待を受けてる・・・なんてことねぇよな?」
ぎゃ、虐待!?
「ないない!!」
私はちぎれんばかりの勢いで首を振った。
「ならいいんだが・・・」
「ちょっと過保護なおじさんの家にいるけど特に問題はなし!はい!休憩終わり!」
無理矢理会話を終わらせて勉強を再開した。
