【12章】親交
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「勉強会、どこでする?教室?」
いよいよ今日の放課後、轟くんと爆豪くんと勉強会だ。
「教室か・・・。他の奴いたら集中できなくないか?自習室は?」
「自習室って静かにしないといけないし。ね、爆豪くん?」
「どういう意味だコラ」
「ほら、爆豪くんは静寂とはほど遠いから・・・」
「静かにぐらいできるわァ!!!」
「どの口が言ってんの」
「てめぇ、それが教わる姿勢か!」
「ごめんなさい」
勉強会をどこでするか問題に私達は直面していた。
私がいつも利用している自習室はあくまで「自分で学習」するための空間なので複数人でお話しするにはそぐわない。
かといって教室は確かに上鳴くんとかが残ってたら集中できなさそう・・・。
「俺ん家来るか?」
轟くんから思わぬ提案。
轟くんの家ってエンデヴァーの家ってことだよね?
「いやいや、それはほら!お家の人に迷惑になるし・・・」
「姉さんに連絡入れれば大丈夫」
「お姉さんいるんだ!でも・・・」
爆豪くんをチラリと見ると何とも言えない表情をしていた。
さしずめ、轟くんの家に行くのは嫌だが、エンデヴァーの家には興味ある・・・といったところだろうか。
私だって行けることなら行きたい。
しかし無理だ。
どう足掻いたってこの事実は変わらない。
「ごめん、私人のお家に行ったら駄目なんだ」
下手に話が進む前にストップを掛けなければ。
ここからまた嘘を吐かなければならない。
「何でだ?」
「えっと・・・我が家のルール?みたいな」
「何だそれ」
爆豪くんが口を尖らせた。
「家族って前に話してたおじさんか?」
「そうそう」
「おじさん?」
「私、両親が他界してておじさんの家で生活してるの」
「へー」
「あ、そうだ!空き教室を借りれないか相澤先生に聞いてみるよ!」
きっと経緯を話せば許可が下りるはず。
次の休み時間に相澤先生を捕まえることを約束してこの会話は一旦保留となった。
********
「勉強会?」
「うん、轟くんと爆豪くんが見てくれることになって・・・」
「あの2人相性悪いのにか?」
「爆豪くんが一方的に噛みついてるだけだけどね」
相澤さんは眉を顰めた。
うん、わかるよ。
私もびっくりしてるから。
「そういうことならこの教室を使っていい」
相澤さんは使われていない教室の鍵を貸してくれた。
「なくすなよ」
「うん」
制服のポケットにそれを入れた。
「大丈夫か?」
「え?ああ、テストなら何とか間に合わせ」
「そうじゃない」
相澤さんは辺りを確認すると私の耳に口元を寄せた。
「あの2人・・・特に爆豪は勘がいい。気を付けろ」
ドキリとした。
まさかもうすでに疑われてるなんて言えない。
「う、うん。気を付ける」
相澤さんに秘密ごとを作っているみたいで少し胸が痛かった。
いよいよ今日の放課後、轟くんと爆豪くんと勉強会だ。
「教室か・・・。他の奴いたら集中できなくないか?自習室は?」
「自習室って静かにしないといけないし。ね、爆豪くん?」
「どういう意味だコラ」
「ほら、爆豪くんは静寂とはほど遠いから・・・」
「静かにぐらいできるわァ!!!」
「どの口が言ってんの」
「てめぇ、それが教わる姿勢か!」
「ごめんなさい」
勉強会をどこでするか問題に私達は直面していた。
私がいつも利用している自習室はあくまで「自分で学習」するための空間なので複数人でお話しするにはそぐわない。
かといって教室は確かに上鳴くんとかが残ってたら集中できなさそう・・・。
「俺ん家来るか?」
轟くんから思わぬ提案。
轟くんの家ってエンデヴァーの家ってことだよね?
「いやいや、それはほら!お家の人に迷惑になるし・・・」
「姉さんに連絡入れれば大丈夫」
「お姉さんいるんだ!でも・・・」
爆豪くんをチラリと見ると何とも言えない表情をしていた。
さしずめ、轟くんの家に行くのは嫌だが、エンデヴァーの家には興味ある・・・といったところだろうか。
私だって行けることなら行きたい。
しかし無理だ。
どう足掻いたってこの事実は変わらない。
「ごめん、私人のお家に行ったら駄目なんだ」
下手に話が進む前にストップを掛けなければ。
ここからまた嘘を吐かなければならない。
「何でだ?」
「えっと・・・我が家のルール?みたいな」
「何だそれ」
爆豪くんが口を尖らせた。
「家族って前に話してたおじさんか?」
「そうそう」
「おじさん?」
「私、両親が他界してておじさんの家で生活してるの」
「へー」
「あ、そうだ!空き教室を借りれないか相澤先生に聞いてみるよ!」
きっと経緯を話せば許可が下りるはず。
次の休み時間に相澤先生を捕まえることを約束してこの会話は一旦保留となった。
********
「勉強会?」
「うん、轟くんと爆豪くんが見てくれることになって・・・」
「あの2人相性悪いのにか?」
「爆豪くんが一方的に噛みついてるだけだけどね」
相澤さんは眉を顰めた。
うん、わかるよ。
私もびっくりしてるから。
「そういうことならこの教室を使っていい」
相澤さんは使われていない教室の鍵を貸してくれた。
「なくすなよ」
「うん」
制服のポケットにそれを入れた。
「大丈夫か?」
「え?ああ、テストなら何とか間に合わせ」
「そうじゃない」
相澤さんは辺りを確認すると私の耳に口元を寄せた。
「あの2人・・・特に爆豪は勘がいい。気を付けろ」
ドキリとした。
まさかもうすでに疑われてるなんて言えない。
「う、うん。気を付ける」
相澤さんに秘密ごとを作っているみたいで少し胸が痛かった。
