【18章】幸福
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謹慎の3日はあっという間だった。
ここの所死柄木を追って睡眠不足だったので、しっかり眠ってあとは遅れを取ってしまった部分の勉強をひたすらこなした。
私が見つけたあの潜伏先だが、もぬけの殻だったらしい。
しかし指紋鑑定をしたところ、敵連合のものが発見されたとのこと。
日が浅いのでまだ近くにいる可能性を考え、ヒーローが追っているらしい。
「やっぱりあの時捕まえておけば・・・」
「まだ言ってんのか」
ムニッと頬を引っ張られた。
今日はあの日・・・相澤さんとお付き合いを始めた日から一週間が経った週末。
お付き合いを始めたといっても、お互い寮生活であり簡単に外出できる身でもないので今までと特に変わらない。
今みたいにこっそり相澤さんの部屋に来る頻度が増えたぐらいだ。
ちなみに私の部屋の監視カメラは外された。
「はぁ・・・」
コテンとテーブルの上に額を付けた。
「明日空けとけよ」
「明日?」
特に何もないので勉強する予定だった。
あわよくば口田くんのうさぎにご飯をあげに行こうかと思っていた。
「デートするぞ」
********
「で?どこに行くの?」
相澤さんの車に乗るのは久しぶりだ。
外出許可よく下りたなぁ・・・。
外でデートができるなんて。
私は朝から内心はテンション高め、でも他の生徒にバレないように平静を装いながら寮を出た。
「着いてからのお楽しみだ」
沢山歩くと聞いたのでスキニージーンズとスニーカーで来た。
小一時間車を走らせたところで、遠くの方から賑やかな音楽が聞こえた。
この音楽・・・聞き覚えがある。
集中しているとどんどんそれは近づいてきた。
「・・・夢の国!」
テレビで見た事があるだけで、実際に目にするのは初めてだ。
行きたいと思っていた場所。
確かに以前連れていってくれるって言っていたけど、こんなゴタゴタを起こしてしまったのでそんな話とっくに流れていると思っていた。
「礼ならミッドナイトさんに言ってくれ」
「ミッドナイト先生?」
車から降りて入場ゲートに向かう途中、相澤さんは財布からチケットを取り出した。
「チケットをくれた。監視カメラの詫びだそうだ。あと今日俺達が出てこられたのもあの人のおかげだ」
「そうだったんだ・・・」
「俺達の内通者になってくれるそうだ」
「え?私達のこと話したの!?」
「あの人は色恋沙汰大好物だからな。話して損はないと思った」
確かに実際こうやって利益を享受している。
帰ったらお礼を言おう。
「酒のつまみに、今日の話をしてやれば喜ぶはずだ」
なんやかんや名前のこと妹みたいに思っている、そう言われて胸が熱くなった。
私を守ってくれるのは相澤さんだけじゃないんだ。
「さ、行くか」
相澤さんに手を引かれて夢の国のゲートをくぐった。
ここの所死柄木を追って睡眠不足だったので、しっかり眠ってあとは遅れを取ってしまった部分の勉強をひたすらこなした。
私が見つけたあの潜伏先だが、もぬけの殻だったらしい。
しかし指紋鑑定をしたところ、敵連合のものが発見されたとのこと。
日が浅いのでまだ近くにいる可能性を考え、ヒーローが追っているらしい。
「やっぱりあの時捕まえておけば・・・」
「まだ言ってんのか」
ムニッと頬を引っ張られた。
今日はあの日・・・相澤さんとお付き合いを始めた日から一週間が経った週末。
お付き合いを始めたといっても、お互い寮生活であり簡単に外出できる身でもないので今までと特に変わらない。
今みたいにこっそり相澤さんの部屋に来る頻度が増えたぐらいだ。
ちなみに私の部屋の監視カメラは外された。
「はぁ・・・」
コテンとテーブルの上に額を付けた。
「明日空けとけよ」
「明日?」
特に何もないので勉強する予定だった。
あわよくば口田くんのうさぎにご飯をあげに行こうかと思っていた。
「デートするぞ」
********
「で?どこに行くの?」
相澤さんの車に乗るのは久しぶりだ。
外出許可よく下りたなぁ・・・。
外でデートができるなんて。
私は朝から内心はテンション高め、でも他の生徒にバレないように平静を装いながら寮を出た。
「着いてからのお楽しみだ」
沢山歩くと聞いたのでスキニージーンズとスニーカーで来た。
小一時間車を走らせたところで、遠くの方から賑やかな音楽が聞こえた。
この音楽・・・聞き覚えがある。
集中しているとどんどんそれは近づいてきた。
「・・・夢の国!」
テレビで見た事があるだけで、実際に目にするのは初めてだ。
行きたいと思っていた場所。
確かに以前連れていってくれるって言っていたけど、こんなゴタゴタを起こしてしまったのでそんな話とっくに流れていると思っていた。
「礼ならミッドナイトさんに言ってくれ」
「ミッドナイト先生?」
車から降りて入場ゲートに向かう途中、相澤さんは財布からチケットを取り出した。
「チケットをくれた。監視カメラの詫びだそうだ。あと今日俺達が出てこられたのもあの人のおかげだ」
「そうだったんだ・・・」
「俺達の内通者になってくれるそうだ」
「え?私達のこと話したの!?」
「あの人は色恋沙汰大好物だからな。話して損はないと思った」
確かに実際こうやって利益を享受している。
帰ったらお礼を言おう。
「酒のつまみに、今日の話をしてやれば喜ぶはずだ」
なんやかんや名前のこと妹みたいに思っている、そう言われて胸が熱くなった。
私を守ってくれるのは相澤さんだけじゃないんだ。
「さ、行くか」
相澤さんに手を引かれて夢の国のゲートをくぐった。
