【16章】夏祭り
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私達はお祭り会場に入った。
「すごい人だね・・・」
「祭りだからな」
「お茶子ちゃんに連絡してみよう」
私はスマホを出して電話を掛けた。
しかし人混みがすごくて混線状態なのか電波が不安定のようだ。
メッセージを送ってみるが送信中から動作マークが動かない。
「そのうち会えるだろ。何か食べるか」
相澤さんは手近な店に並んで適当に食べ物を買っていく。
私ははぐれないようにぴったりと相澤さんの横に張り付いた。
「欲しいものがあったら言え」
「うーん・・・」
キョロキョロ辺りを見回した。
「かき氷・・・?」
「夏の定番だな」
焼きそばを受け取った相澤さんが、そのままかき氷の列に並んだ。
「どの味にする?」
「ぶるーはわい・・・?」
ってどんなやつ?って聞こうとしたのだが、相澤さんはそのまま注文してしまった。
「(まぁ、いっか・・・)」
私は真っ青なかき氷を受け取った。
「すご・・・青い」
「ブルーハワイだからな」
「どの辺がハワイ??」
「さあ・・・?」
相澤さんも知らないことがあるのか。
私は一口付属のスプーンで掬って口に入れた。
「冷たっ」
「急いで食べると頭が痛くなるぞ」
「気を付けよう・・・」
「どこか避けるか」
出店付近は人が多いので、少し逸れて歩いた。
「皆どこにいるんだろうね」
「正直、俺はもう合流は諦めてる」
「まぁ、A組は優等生ばかりだし大丈夫でしょ」
「まあな」
厳しいけど、なんだかんだ相澤さんはA組の皆を認めている。
私達は河川敷に下りて、手近な岩に腰を下ろした。
相澤さんが買ってくれた食べ物を広げた。
「あ、そういや聞かなかったが、金魚すくいとかやりたかったか?」
「ううん。さすがに子どもじゃないからいいかな」
色々あったけど、見ているだけで十分だった。
「ふっ・・・」
「え?何?」
相澤さんが笑った。
私は何が可笑しかったのか分からなくて首を傾げた。
「舌」
「舌?」
「青くなってる」
「え!?」
巾着から手鏡を取り出してべっと舌を出した。
「え、何で?」
見ると指摘された通り青い。
「かき氷だよ。誰でもそうなる」
「かき氷・・・面白いね」
でも青いのはなかなかグロい。
「あ、だから相澤さん自分の分買わなかったの!?」
「考えすぎだ」
もしかして後々生徒達に揶揄われるのを避けたのでは・・・と思った。
考えすぎって言ってるけど絶対そうだ。
「むー。教えてくれたらいいのに」
「言ったら買わなかっただろ」
「相澤さんだけずるい」
私がさらに一口食べようとしたとき、横からぱくりと食べられた。
「これで同じだな」
「・・・それだけじゃ青くならないよ」
私は追加でスプーンに掬って相澤さんの前に差し出した。
相澤さんはまたぱくりとさらっていった。
「へへ」
私が食べたら次は相澤さん。
交互に一つのスプーンで残りのかき氷を分け合った。
「すごい人だね・・・」
「祭りだからな」
「お茶子ちゃんに連絡してみよう」
私はスマホを出して電話を掛けた。
しかし人混みがすごくて混線状態なのか電波が不安定のようだ。
メッセージを送ってみるが送信中から動作マークが動かない。
「そのうち会えるだろ。何か食べるか」
相澤さんは手近な店に並んで適当に食べ物を買っていく。
私ははぐれないようにぴったりと相澤さんの横に張り付いた。
「欲しいものがあったら言え」
「うーん・・・」
キョロキョロ辺りを見回した。
「かき氷・・・?」
「夏の定番だな」
焼きそばを受け取った相澤さんが、そのままかき氷の列に並んだ。
「どの味にする?」
「ぶるーはわい・・・?」
ってどんなやつ?って聞こうとしたのだが、相澤さんはそのまま注文してしまった。
「(まぁ、いっか・・・)」
私は真っ青なかき氷を受け取った。
「すご・・・青い」
「ブルーハワイだからな」
「どの辺がハワイ??」
「さあ・・・?」
相澤さんも知らないことがあるのか。
私は一口付属のスプーンで掬って口に入れた。
「冷たっ」
「急いで食べると頭が痛くなるぞ」
「気を付けよう・・・」
「どこか避けるか」
出店付近は人が多いので、少し逸れて歩いた。
「皆どこにいるんだろうね」
「正直、俺はもう合流は諦めてる」
「まぁ、A組は優等生ばかりだし大丈夫でしょ」
「まあな」
厳しいけど、なんだかんだ相澤さんはA組の皆を認めている。
私達は河川敷に下りて、手近な岩に腰を下ろした。
相澤さんが買ってくれた食べ物を広げた。
「あ、そういや聞かなかったが、金魚すくいとかやりたかったか?」
「ううん。さすがに子どもじゃないからいいかな」
色々あったけど、見ているだけで十分だった。
「ふっ・・・」
「え?何?」
相澤さんが笑った。
私は何が可笑しかったのか分からなくて首を傾げた。
「舌」
「舌?」
「青くなってる」
「え!?」
巾着から手鏡を取り出してべっと舌を出した。
「え、何で?」
見ると指摘された通り青い。
「かき氷だよ。誰でもそうなる」
「かき氷・・・面白いね」
でも青いのはなかなかグロい。
「あ、だから相澤さん自分の分買わなかったの!?」
「考えすぎだ」
もしかして後々生徒達に揶揄われるのを避けたのでは・・・と思った。
考えすぎって言ってるけど絶対そうだ。
「むー。教えてくれたらいいのに」
「言ったら買わなかっただろ」
「相澤さんだけずるい」
私がさらに一口食べようとしたとき、横からぱくりと食べられた。
「これで同じだな」
「・・・それだけじゃ青くならないよ」
私は追加でスプーンに掬って相澤さんの前に差し出した。
相澤さんはまたぱくりとさらっていった。
「へへ」
私が食べたら次は相澤さん。
交互に一つのスプーンで残りのかき氷を分け合った。
