肝を試そう/爆豪VS緑谷
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「おい名前!んでデクと一緒にいやがる!」
「そそそんな。たまたま名前ちゃんと寮を出るタイミングが一緒だったから」
「テメーに聞いてねェんだよ!殺すぞ!」
「勝己くん、毎度殺す殺す言い過ぎだよ」
私は二人の幼馴染なので毎度のやり取りに適当な相槌を返す。
二人とも私のこと好きすぎか!
小さい頃は何とかして三人仲良くって仲裁役を買って出ていたが、10年以上変わらない関係にもう諦めた。
いや、でも喧嘩するほど仲が良いって言うし、一周回って二人は仲が良いのかな?
(一方的に勝己くんが喧嘩売ってるだけだけど)
「早く行かないと遅刻するよ!」
いまだにいがみ合っている二人(主に勝己くん)の腕をそれぞれ取った。
「名前ちゃん!?」
右を向けば出久くん。
「ちっ!」
左を向けば勝己くん。
「さ、行くよ!」
両手に花を咲かせながら私は教室まで二人を引っ張っていった。
****************
「え?肝試し?」
「そ!B組と交流会を兼ねてすることになったんだ!先生の許可は貰ってるよ」
三奈ちゃんは目を輝かせながら喜々と話している。
林間合宿の肝試しは敵に邪魔されてしまったし、三奈ちゃんはそもそも講習で参加できなかったことを根に持っているらしい。
「どこでするの?」
「夜の学校!」
「ケッ。くだらねー」
「あー!爆豪怖いんでしょ!」
「んなわけねぇだろッ!肝試しぐらいやったるわァ!!」
「(ちょろいな、勝己くん・・・)」
「それって全員参加なの?」
出久くんがひょっこり顔を出して会話に入っていた。
「もちろん!みんな予定入れちゃダメだよ」
「いつするの?」
「今日!」
「急だね!?」
林間合宿同様、双方が脅かし役になるらしい。
「ヤオモモー!!色々作って!」
「お任せください!」
ノリの良いA組は皆やる気になっている。
「名前ちゃん・・・大丈夫?」
出久くんがこそっと私に耳打ちした。
「うーん・・・どうしよう」
実は私は怖いものが苦手だ。
林間合宿の肝試しも本当に嫌だった。
あれをまた経験しないといけないなんて。
「でも不参加って言いにくいよね・・・」
同調圧力に弱い私。
「出久くんか勝己くんとペアになれたらいいんだけど」
そうすれば少しは怖さも半減すると思う。
・・・多分。
「デク、近けぇんだよ!!!」
Boooom!!!
こめかみに青筋を立てた勝己くんが出久くんを爆破した。
「ふん。無駄な心配してんな」
クシャリと私の頭を撫でた勝己くんに私は首を傾げた。
「そそそんな。たまたま名前ちゃんと寮を出るタイミングが一緒だったから」
「テメーに聞いてねェんだよ!殺すぞ!」
「勝己くん、毎度殺す殺す言い過ぎだよ」
私は二人の幼馴染なので毎度のやり取りに適当な相槌を返す。
二人とも私のこと好きすぎか!
小さい頃は何とかして三人仲良くって仲裁役を買って出ていたが、10年以上変わらない関係にもう諦めた。
いや、でも喧嘩するほど仲が良いって言うし、一周回って二人は仲が良いのかな?
(一方的に勝己くんが喧嘩売ってるだけだけど)
「早く行かないと遅刻するよ!」
いまだにいがみ合っている二人(主に勝己くん)の腕をそれぞれ取った。
「名前ちゃん!?」
右を向けば出久くん。
「ちっ!」
左を向けば勝己くん。
「さ、行くよ!」
両手に花を咲かせながら私は教室まで二人を引っ張っていった。
****************
「え?肝試し?」
「そ!B組と交流会を兼ねてすることになったんだ!先生の許可は貰ってるよ」
三奈ちゃんは目を輝かせながら喜々と話している。
林間合宿の肝試しは敵に邪魔されてしまったし、三奈ちゃんはそもそも講習で参加できなかったことを根に持っているらしい。
「どこでするの?」
「夜の学校!」
「ケッ。くだらねー」
「あー!爆豪怖いんでしょ!」
「んなわけねぇだろッ!肝試しぐらいやったるわァ!!」
「(ちょろいな、勝己くん・・・)」
「それって全員参加なの?」
出久くんがひょっこり顔を出して会話に入っていた。
「もちろん!みんな予定入れちゃダメだよ」
「いつするの?」
「今日!」
「急だね!?」
林間合宿同様、双方が脅かし役になるらしい。
「ヤオモモー!!色々作って!」
「お任せください!」
ノリの良いA組は皆やる気になっている。
「名前ちゃん・・・大丈夫?」
出久くんがこそっと私に耳打ちした。
「うーん・・・どうしよう」
実は私は怖いものが苦手だ。
林間合宿の肝試しも本当に嫌だった。
あれをまた経験しないといけないなんて。
「でも不参加って言いにくいよね・・・」
同調圧力に弱い私。
「出久くんか勝己くんとペアになれたらいいんだけど」
そうすれば少しは怖さも半減すると思う。
・・・多分。
「デク、近けぇんだよ!!!」
Boooom!!!
こめかみに青筋を立てた勝己くんが出久くんを爆破した。
「ふん。無駄な心配してんな」
クシャリと私の頭を撫でた勝己くんに私は首を傾げた。
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