クモ男さんと一緒/巻島
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今まで女の子と一緒に学校生活を送ることが多かった私に初めて友達と呼べるほどに仲のいい男の子ができた。
緑色の髪が特徴的な巻島くん。
友達と一緒にいるとき以外は彼といることが多い気がする。
昼休みを知らせるチャイムが鳴り、購買組の男子は一目散に教室を飛び出した。
「名前、ごめん!今日はその・・・」
「あ、彼氏?いいよいいよ、行ってきて」
私達学生が恋人を作っても一緒にいられる時間は限られている。
なので友達に彼氏ができたとき、彼との時間を優先してほしいと言ったのは私だ。
「ありがとう」
彼女はお弁当を抱えて教室の外にいるサッカー部の彼の元へ向かった。
どこかのグループに混ぜてもらおうかな・・・と思い、教室を見渡した。
「名前」
巻島くんに呼ばれたので振り向いた。
実はこのクラスには私と同じ苗字がもう1人いて、ややこしいので巻島くんは私のことを下の名前で呼んでくれるようになった。
「なに、巻島くん?」
「よかったら・・・一緒に食うか?」
巻島くんは自分のお弁当を掲げた。
「つっても、自転車部の奴らと一緒だけど」
「金城くんと田所くん?」
「知ってんのか」
「金城くんとは1年の時にクラスが一緒で、田所くんはお家がパン屋さんだよね?よく行くの」
「じゃあ、話は早いっショ」
流れで巻島くんの後ろについて行って、自転車部のお昼ご飯にお邪魔することになった。
中庭のベンチにはすでに金城くんと田所くんがいた。
田所くんの横に積みあがっているパンに目が奪われた。
あれだけあれば2.3日引きこもれそう。
「おー!巻島!誰だ?そいつ」
「名字じゃないか」
「あれ、田所っちは知り合いじゃなかったのか?」
巻島くんが私と田所くんを交互に見た。
「あ、私がパン買いに行ったときに見かけるから一方的に知っているだけなの。田所くん、初めまして。名字名前です。よろしくね」
「おう!お前、うちのパン買いに来てくれてるのか。ありがとな!」
田所くんは豪快に笑いながらメロンパンを差し出した。
「よかったらやるよ」
「え、いいの!?」
私はメロンパンを受け取った。
「嬉しい!私メロンパンが一番好きなの」
「そんなに褒めてもらえるとありがてぇ。母ちゃんに言っとく」
「うん。ここのパン大好き!」
私は思わぬおこぼれにテンションが上がった。
「巻島くん、もらっちゃった」
巻島くんに話しかけると少し引き攣ったような表情を浮かべていた。
「巻島くん?」
「あ、あぁ。俺らも早く食べるっショ」
2つのベンチが直角になっており、金城くんと田所くんがそれぞれ一脚ずつ使っていたところを金城くんが田所くんの隣に移動してくれた。
空いたベンチの方に2人で腰を下ろした。
この時間は軽いミーティングも兼ねているらしく、話題はもっぱら部活の内容だった。
私は初めて聞く単語や全く知らない世界に、心を躍らせていた。
「悪いな、女子がこんな話聞いても面白くないっショ」
「ううん。知らない世界を知れて楽しいよ」
気を使っているのではなく心の底からそう思った。
「ところで・・・2人は付き合っているのか?」
金城くんが優し気な顔をして聞いてきた内容は私にとっては爆弾のようで思わず飲んでいたお茶を噴き出しそうになった。
「え?ち、違うよ」
「何言ってんだ、金城ォ!」
2人して慌てて首を振った。
「でも巻島が女子と一緒にいるところなんて見たことねぇぞ!」
田所くんも不思議そうに私達を見た。
「共学なんだから女子といてもおかしくねぇっショ!!」
私は巻島くんの言葉に頷いた。
「名字は彼氏はいないのか?」
「おい、金城!いい加減にしろ・・・」
金城くんから投げられた第二の爆弾に私は思いっきり首を振った。
「い、いないよ!できたこともないし・・・」
金城くんはきっと私に気を使って女子が好きそうな話題を振ってくれたのだろが、あいにく経験がないため場を盛り上げるネタが私にはなかった。
「できたこともないのか・・・」
巻島くんの呟きが耳に入った。
「え、もしかして私同情されてる?」
「違うっショ!!」
巻島くんは落ち着きを取り戻し、疲れたように再びベンチに腰を下ろした。
「私もね、男友達って呼べる人今までいなかったんだ。男の子でこんなに仲良くなれたのは巻島くんが初めてだよ!」
私がそう告げると巻島くんの色白の頬が少し朱色に染まった。
「よかったな」
金城くんが巻島くんの肩を叩いた。
緑色の髪が特徴的な巻島くん。
友達と一緒にいるとき以外は彼といることが多い気がする。
昼休みを知らせるチャイムが鳴り、購買組の男子は一目散に教室を飛び出した。
「名前、ごめん!今日はその・・・」
「あ、彼氏?いいよいいよ、行ってきて」
私達学生が恋人を作っても一緒にいられる時間は限られている。
なので友達に彼氏ができたとき、彼との時間を優先してほしいと言ったのは私だ。
「ありがとう」
彼女はお弁当を抱えて教室の外にいるサッカー部の彼の元へ向かった。
どこかのグループに混ぜてもらおうかな・・・と思い、教室を見渡した。
「名前」
巻島くんに呼ばれたので振り向いた。
実はこのクラスには私と同じ苗字がもう1人いて、ややこしいので巻島くんは私のことを下の名前で呼んでくれるようになった。
「なに、巻島くん?」
「よかったら・・・一緒に食うか?」
巻島くんは自分のお弁当を掲げた。
「つっても、自転車部の奴らと一緒だけど」
「金城くんと田所くん?」
「知ってんのか」
「金城くんとは1年の時にクラスが一緒で、田所くんはお家がパン屋さんだよね?よく行くの」
「じゃあ、話は早いっショ」
流れで巻島くんの後ろについて行って、自転車部のお昼ご飯にお邪魔することになった。
中庭のベンチにはすでに金城くんと田所くんがいた。
田所くんの横に積みあがっているパンに目が奪われた。
あれだけあれば2.3日引きこもれそう。
「おー!巻島!誰だ?そいつ」
「名字じゃないか」
「あれ、田所っちは知り合いじゃなかったのか?」
巻島くんが私と田所くんを交互に見た。
「あ、私がパン買いに行ったときに見かけるから一方的に知っているだけなの。田所くん、初めまして。名字名前です。よろしくね」
「おう!お前、うちのパン買いに来てくれてるのか。ありがとな!」
田所くんは豪快に笑いながらメロンパンを差し出した。
「よかったらやるよ」
「え、いいの!?」
私はメロンパンを受け取った。
「嬉しい!私メロンパンが一番好きなの」
「そんなに褒めてもらえるとありがてぇ。母ちゃんに言っとく」
「うん。ここのパン大好き!」
私は思わぬおこぼれにテンションが上がった。
「巻島くん、もらっちゃった」
巻島くんに話しかけると少し引き攣ったような表情を浮かべていた。
「巻島くん?」
「あ、あぁ。俺らも早く食べるっショ」
2つのベンチが直角になっており、金城くんと田所くんがそれぞれ一脚ずつ使っていたところを金城くんが田所くんの隣に移動してくれた。
空いたベンチの方に2人で腰を下ろした。
この時間は軽いミーティングも兼ねているらしく、話題はもっぱら部活の内容だった。
私は初めて聞く単語や全く知らない世界に、心を躍らせていた。
「悪いな、女子がこんな話聞いても面白くないっショ」
「ううん。知らない世界を知れて楽しいよ」
気を使っているのではなく心の底からそう思った。
「ところで・・・2人は付き合っているのか?」
金城くんが優し気な顔をして聞いてきた内容は私にとっては爆弾のようで思わず飲んでいたお茶を噴き出しそうになった。
「え?ち、違うよ」
「何言ってんだ、金城ォ!」
2人して慌てて首を振った。
「でも巻島が女子と一緒にいるところなんて見たことねぇぞ!」
田所くんも不思議そうに私達を見た。
「共学なんだから女子といてもおかしくねぇっショ!!」
私は巻島くんの言葉に頷いた。
「名字は彼氏はいないのか?」
「おい、金城!いい加減にしろ・・・」
金城くんから投げられた第二の爆弾に私は思いっきり首を振った。
「い、いないよ!できたこともないし・・・」
金城くんはきっと私に気を使って女子が好きそうな話題を振ってくれたのだろが、あいにく経験がないため場を盛り上げるネタが私にはなかった。
「できたこともないのか・・・」
巻島くんの呟きが耳に入った。
「え、もしかして私同情されてる?」
「違うっショ!!」
巻島くんは落ち着きを取り戻し、疲れたように再びベンチに腰を下ろした。
「私もね、男友達って呼べる人今までいなかったんだ。男の子でこんなに仲良くなれたのは巻島くんが初めてだよ!」
私がそう告げると巻島くんの色白の頬が少し朱色に染まった。
「よかったな」
金城くんが巻島くんの肩を叩いた。
