【14章】絡まる糸
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文化祭の準備でクラスの雰囲気はお祭りモード。
ここ最近は平和なもので、特に大きな事件というのもないように思える。
あれから私達は何回かデートを重ねている。
念願の猫カフェにも行った。
ポーカーフェイスを貫いてはいたが、消太さんの頬は少し緩んでいて、猫を撮るフリをしてこっそり無音カメラで消太さんを撮った。
私の消太さんへの想いは日に日に募っていくばかり。
もうそろそろかなぁ・・・なんて淡い期待を持っている。
「消太さん、今週の金曜日何食べますか?」
「すまない。今週は仕事が入ったんだ」
「そうなんですか!頑張ってくださいね」
「早く終わればいいんだが・・・」
楽しみにしていたが、仕事ならば仕方がない。
自室でゴロゴロしていると携帯が受信音を立てた。
「あ、成実ちゃんだ」
通知は大学時代の友人で、金曜日ご飯食べに行かないかというお誘いだった。
雄英に勤め始めてから友達と遊ぶ余裕などなかった。
私は二つ返事でOKを出した。
********
「名前、久しぶり~」
「わ~!成実ちゃん、千尋ちゃん、久しぶり!」
女3人集まれば姦し娘。
再会の喜びを分かち合った後は、予約しているお店へ入った。
「「「かんぱーい!!」」」
グラスを突き合わせ、再会を祝す。
この日ばかりは私も1杯目はお酒を頼んだ。
「2人の近況報告聞きたい!」
「名前は事務の仕事だっけ?どんな感じ?」
「あ、前の職場はクビになっちゃって。新しく学校の事務してるんだ」
「なんで!?正社員になれそうって言ってたじゃん」
「優秀な個性持った人が入ってきちゃって」
「うーわ、出た」
「でも、今の仕事も正社員だしとっても楽しいから結果オーライって感じ」
「そうなんだ!良かったね」
雄英に勤めていることは内緒だ。
校長先生と採用されたときに約束している。
どういったところから情報が漏れるか分からないからだ。
成実ちゃんと千裕ちゃんのそれぞれの近況報告も満遍なく聞いていく。
2人はそこそこお酒を飲むので、私が1杯目を飲み終わったことには2人とも軽く3杯目を越えていた。
「そういえば、2人は最近恋愛の方はどう?」
「私は今フリーだよ。名前は?」
「私もいないよ」
成実ちゃんの問いかけに千尋ちゃんが答えた。
20代の人間が集まると話といえば恋愛か仕事だ。
「じゃあさ、合コンしない?職場の同僚男子に開いてって頼まれてて」
「いいね!行きたい」
「あ・・・私はいいかな」
「なんでー!?」
「付き合ってはないけど、好きな人いるから・・・」
「うっそ!どんな人!?」
こんな酒のつまみになりそうな話題を出せば、勿論2人は食いつくわけで。
まさか相手は雄英の教師だなんて言えないので重要なところははぐらかしながら、2人に話した。
「同じ職場の先生で、お世話になってるの」
「年上?」
「うん。30歳だったかな」
「どんな感じの人?」
「うーん・・・いつも冷静で、生徒には厳しいけど、ちゃんとその裏には優しさがある人?あ、私にはいつも優しいよ」
「何、その教師の鑑みたいな人」
「完璧じゃん」
隙あらば寝袋に入ってて、食事は飲料ゼリーってことは黙っておこう。
「ご飯行ったりしたの?」
「うん。この間は猫カフェ行ったよ」
「何それ!もう付き合う直前じゃん。いいなあ~」
「えへへ」
「告白しないの?」
「今はちょっとその人のお仕事忙しくて付き合えてないけど、気持ちはお互い伝えたよ」
「は?」
「え?」
何かマズイこと言っただろうか。
私は首を傾げた。
「ちょっと待って。お互い好きって伝えたけど付き合ってないの?」
「うん」
成実ちゃんの表情が険しい。
「それっていつの話?」
「うーん・・・結構前だからいつだったかなぁ。2ヵ月とか?」
「それ、おかしくない?」
成実ちゃんは千尋ちゃんに同意を求めた。
「うーん・・・。まだ何とも言えないけど、ちょっと私も心配かな」
「何で?」
「他に女がいてキープされてる可能性ない?」
「どっちにするか値踏みしてる・・・とか」
「え!?ないない!そんな人じゃないよ!」
消太さんがそんなことするなんてありえない。
私は全力で否定した。
「2ヵ月間もずっと仕事忙しいとかある?ってかそんなこと言い出したらずっと付き合えないじゃん」
彼はヒーローなので一般人の仕事の忙しさとは訳が違う。
今までの事件のことも2人には話せないので、これ以上弁解はできなかった。
「成実、名前は今恋してるんだから水差さないでおこうよ」
「ごめん、つい」
「ううん。心配してくれてありがとう」
「でもね、名前。"この人に限って"っていうのは信じない方がいいよ」
「どうして?」
「ほら、大学のとき同じクラスで卒業してすぐに結婚した2人いたじゃん?」
「田中夫妻ね」
「あの2人、離婚するんだって」
「え!?何で!?」
「田中くんが不倫してたって」
「嘘!?彼そんなことする人に見えなかった」
「でしょ!?だから名前も注意してほしいなって・・・」
女子の話題は急に二転三転するもので。
私の話題が終わったら次は千尋ちゃんが最近までいい感じだった人の話とか、成実ちゃんの婚活事情とか解散するまで話題は尽きなかった。
ここ最近は平和なもので、特に大きな事件というのもないように思える。
あれから私達は何回かデートを重ねている。
念願の猫カフェにも行った。
ポーカーフェイスを貫いてはいたが、消太さんの頬は少し緩んでいて、猫を撮るフリをしてこっそり無音カメラで消太さんを撮った。
私の消太さんへの想いは日に日に募っていくばかり。
もうそろそろかなぁ・・・なんて淡い期待を持っている。
「消太さん、今週の金曜日何食べますか?」
「すまない。今週は仕事が入ったんだ」
「そうなんですか!頑張ってくださいね」
「早く終わればいいんだが・・・」
楽しみにしていたが、仕事ならば仕方がない。
自室でゴロゴロしていると携帯が受信音を立てた。
「あ、成実ちゃんだ」
通知は大学時代の友人で、金曜日ご飯食べに行かないかというお誘いだった。
雄英に勤め始めてから友達と遊ぶ余裕などなかった。
私は二つ返事でOKを出した。
********
「名前、久しぶり~」
「わ~!成実ちゃん、千尋ちゃん、久しぶり!」
女3人集まれば姦し娘。
再会の喜びを分かち合った後は、予約しているお店へ入った。
「「「かんぱーい!!」」」
グラスを突き合わせ、再会を祝す。
この日ばかりは私も1杯目はお酒を頼んだ。
「2人の近況報告聞きたい!」
「名前は事務の仕事だっけ?どんな感じ?」
「あ、前の職場はクビになっちゃって。新しく学校の事務してるんだ」
「なんで!?正社員になれそうって言ってたじゃん」
「優秀な個性持った人が入ってきちゃって」
「うーわ、出た」
「でも、今の仕事も正社員だしとっても楽しいから結果オーライって感じ」
「そうなんだ!良かったね」
雄英に勤めていることは内緒だ。
校長先生と採用されたときに約束している。
どういったところから情報が漏れるか分からないからだ。
成実ちゃんと千裕ちゃんのそれぞれの近況報告も満遍なく聞いていく。
2人はそこそこお酒を飲むので、私が1杯目を飲み終わったことには2人とも軽く3杯目を越えていた。
「そういえば、2人は最近恋愛の方はどう?」
「私は今フリーだよ。名前は?」
「私もいないよ」
成実ちゃんの問いかけに千尋ちゃんが答えた。
20代の人間が集まると話といえば恋愛か仕事だ。
「じゃあさ、合コンしない?職場の同僚男子に開いてって頼まれてて」
「いいね!行きたい」
「あ・・・私はいいかな」
「なんでー!?」
「付き合ってはないけど、好きな人いるから・・・」
「うっそ!どんな人!?」
こんな酒のつまみになりそうな話題を出せば、勿論2人は食いつくわけで。
まさか相手は雄英の教師だなんて言えないので重要なところははぐらかしながら、2人に話した。
「同じ職場の先生で、お世話になってるの」
「年上?」
「うん。30歳だったかな」
「どんな感じの人?」
「うーん・・・いつも冷静で、生徒には厳しいけど、ちゃんとその裏には優しさがある人?あ、私にはいつも優しいよ」
「何、その教師の鑑みたいな人」
「完璧じゃん」
隙あらば寝袋に入ってて、食事は飲料ゼリーってことは黙っておこう。
「ご飯行ったりしたの?」
「うん。この間は猫カフェ行ったよ」
「何それ!もう付き合う直前じゃん。いいなあ~」
「えへへ」
「告白しないの?」
「今はちょっとその人のお仕事忙しくて付き合えてないけど、気持ちはお互い伝えたよ」
「は?」
「え?」
何かマズイこと言っただろうか。
私は首を傾げた。
「ちょっと待って。お互い好きって伝えたけど付き合ってないの?」
「うん」
成実ちゃんの表情が険しい。
「それっていつの話?」
「うーん・・・結構前だからいつだったかなぁ。2ヵ月とか?」
「それ、おかしくない?」
成実ちゃんは千尋ちゃんに同意を求めた。
「うーん・・・。まだ何とも言えないけど、ちょっと私も心配かな」
「何で?」
「他に女がいてキープされてる可能性ない?」
「どっちにするか値踏みしてる・・・とか」
「え!?ないない!そんな人じゃないよ!」
消太さんがそんなことするなんてありえない。
私は全力で否定した。
「2ヵ月間もずっと仕事忙しいとかある?ってかそんなこと言い出したらずっと付き合えないじゃん」
彼はヒーローなので一般人の仕事の忙しさとは訳が違う。
今までの事件のことも2人には話せないので、これ以上弁解はできなかった。
「成実、名前は今恋してるんだから水差さないでおこうよ」
「ごめん、つい」
「ううん。心配してくれてありがとう」
「でもね、名前。"この人に限って"っていうのは信じない方がいいよ」
「どうして?」
「ほら、大学のとき同じクラスで卒業してすぐに結婚した2人いたじゃん?」
「田中夫妻ね」
「あの2人、離婚するんだって」
「え!?何で!?」
「田中くんが不倫してたって」
「嘘!?彼そんなことする人に見えなかった」
「でしょ!?だから名前も注意してほしいなって・・・」
女子の話題は急に二転三転するもので。
私の話題が終わったら次は千尋ちゃんが最近までいい感じだった人の話とか、成実ちゃんの婚活事情とか解散するまで話題は尽きなかった。
