【13章】束の間の休息
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私達は手を繋ぎながら駐車場より一番近い入口から入った。
「消太さんは何を買いたいんですか?」
そういえば買い物に付き合って欲しいと言っていたので何を買いたいものがあるのだろう。
「女の子用の子ども服なんだが・・・」
私は驚いて目を丸くした。
「センスに自信ないからな。ミッドナイトさんに頼むことも考えたが、あの人もまともなセンスしているとは思えない」
「ミッドナイトさん私服お洒落ですよ?」
「そうなのか?コスチュームがあれだからな」
「何歳の子なんですか?」
「5歳ぐらいだ」
これは聞いてもいいのだろうか。
親戚の子ですか?
いや、まさか消太さんの子どもじゃないよね・・・?
でも5歳なら消太さんは5年前25歳で。
今まで聞いたことなかったけど、まさかバツイチ!?
「あたっ!」
おでこに軽い衝撃を受けて視線を上げた。
「言っておくが、俺の子どもじゃない」
「え、何で分かったんですか!?」
「余計なことを考えている時の顔してた」
「う~・・・」
「この間の事件で保護した子どもだ」
話せる部分だけ聞くと要は虐待を受けていた子どもということのようだ。
まだたった5歳なのに。
私はきゅうっと胸が苦しくなった。
「任せて下さい!私、頑張って見繕います」
********
「消太さん、このお店入りたいです」
いつもなら何となく俺の様子見ながら遠慮がちに言う名前だが、壊理ちゃんの服探しに使命感をもったようで、いつになくぐいぐいと俺の腕を引っ張る。
「そんなに急がなくても服は逃げないよ」
「でも、せっかくだから色々見て決めたいんです!時間は有限ですよ」
子供服売り場に入ると、名前は端から順番に見ていき、気になる商品は手に取って確認している。
「その壊理ちゃんはどんなものが好きなんですか?」
何色が好きとか、服のタイプとか。
名前にそう聞かれるが、サイズのみ確認してきただけだったので頭を悩ませた。
一応名前に見せるために1枚だけ写真を撮っておいた。
「この子なんだが・・・」
「わあ、可愛い子ですね」
「好み・・・ああ、これが好きって言ってたな」
俺はプリユアがプリントされたTシャツを手に取った。
名前に手渡すと少し渋い顔をした。
「こういう流行りものはすぐにブームが過ぎるので、買うなら玩具の方がいいと思います。写真で着ている雰囲気の服に合わせて考えますね」
頼んで正解だった。
俺ならもうこれでいいかとレジに進んでいたと思う。
名前はすっかり俺の手など忘れたように両手に服を抱えていた。
「消太さん、これとこれどっちがいいと思いますか?」
・・・この質問に答えはあるのだろうか。
よく聞く女性が男性を試す定番質問。
まあ持っているのは子供服だが。
正解を考えている俺の思考に気付いた名前がクスクスと笑い出した。
「私が選んだ2択なので、どっち選んでも正解ですよ」
俺も名前の考えがわかるようになってきたが、それはまた逆もしかりのようだ。
「こっち」
俺はフリルのついた淡い黄色のワンピースを指差した。
「よし、1着目ゲット」
名前は買い物かごにそれを入れた。
「消太さんは何を買いたいんですか?」
そういえば買い物に付き合って欲しいと言っていたので何を買いたいものがあるのだろう。
「女の子用の子ども服なんだが・・・」
私は驚いて目を丸くした。
「センスに自信ないからな。ミッドナイトさんに頼むことも考えたが、あの人もまともなセンスしているとは思えない」
「ミッドナイトさん私服お洒落ですよ?」
「そうなのか?コスチュームがあれだからな」
「何歳の子なんですか?」
「5歳ぐらいだ」
これは聞いてもいいのだろうか。
親戚の子ですか?
いや、まさか消太さんの子どもじゃないよね・・・?
でも5歳なら消太さんは5年前25歳で。
今まで聞いたことなかったけど、まさかバツイチ!?
「あたっ!」
おでこに軽い衝撃を受けて視線を上げた。
「言っておくが、俺の子どもじゃない」
「え、何で分かったんですか!?」
「余計なことを考えている時の顔してた」
「う~・・・」
「この間の事件で保護した子どもだ」
話せる部分だけ聞くと要は虐待を受けていた子どもということのようだ。
まだたった5歳なのに。
私はきゅうっと胸が苦しくなった。
「任せて下さい!私、頑張って見繕います」
********
「消太さん、このお店入りたいです」
いつもなら何となく俺の様子見ながら遠慮がちに言う名前だが、壊理ちゃんの服探しに使命感をもったようで、いつになくぐいぐいと俺の腕を引っ張る。
「そんなに急がなくても服は逃げないよ」
「でも、せっかくだから色々見て決めたいんです!時間は有限ですよ」
子供服売り場に入ると、名前は端から順番に見ていき、気になる商品は手に取って確認している。
「その壊理ちゃんはどんなものが好きなんですか?」
何色が好きとか、服のタイプとか。
名前にそう聞かれるが、サイズのみ確認してきただけだったので頭を悩ませた。
一応名前に見せるために1枚だけ写真を撮っておいた。
「この子なんだが・・・」
「わあ、可愛い子ですね」
「好み・・・ああ、これが好きって言ってたな」
俺はプリユアがプリントされたTシャツを手に取った。
名前に手渡すと少し渋い顔をした。
「こういう流行りものはすぐにブームが過ぎるので、買うなら玩具の方がいいと思います。写真で着ている雰囲気の服に合わせて考えますね」
頼んで正解だった。
俺ならもうこれでいいかとレジに進んでいたと思う。
名前はすっかり俺の手など忘れたように両手に服を抱えていた。
「消太さん、これとこれどっちがいいと思いますか?」
・・・この質問に答えはあるのだろうか。
よく聞く女性が男性を試す定番質問。
まあ持っているのは子供服だが。
正解を考えている俺の思考に気付いた名前がクスクスと笑い出した。
「私が選んだ2択なので、どっち選んでも正解ですよ」
俺も名前の考えがわかるようになってきたが、それはまた逆もしかりのようだ。
「こっち」
俺はフリルのついた淡い黄色のワンピースを指差した。
「よし、1着目ゲット」
名前は買い物かごにそれを入れた。
