【10章】再び
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「・・・気を遣わせてしまったな」
「ですね。あ、どうぞぐちゃぐちゃですけど入ってください」
私はケトルとティーカップを取り出して紅茶を入れた。
「悪いね。忙しいのに」
「いえ、今日はもう片付けしないつもりだったので。こうやって必要な物を使っていけばついでに片付いていきます」
「そうか」
小皿も出してシュークリームを載せた。
「ここのシュークリーム、食べたいなぁって思ってたんですけど食べたことなかったので嬉しいです!」
紅茶が沸き上がり、ダージリンのいい香りが鼻腔を掠めた。
「どうぞ」
「ありがとう」
消太さんがティーカップに口をつけた。
普段は気にしない消太さんの長い指に色気を感じたのは、きっとミッドナイト先生と恋愛トークをしたからだと思う。
「どうかしたか?」
「いえ・・・何でもないです。シュークリームありがとうございます。頂きます」
パクッと一口シュークリームを口に含んだ。
「美味しい!」
「それは良かった」
「私、こういう窯焼きシュー好きなんです。あと中身がカスタードオンリー!消太さんはホイップ混じってる方が好きですか?」
「考えたことないな。どっちでもいい」
「えー、全然味違いますよ」
クスクス笑うと消太さんは安心したような表情を浮かべた。
「消太さん?」
「あ、いや。元気そうで安心した」
そっか。
消太さんは私が荼毘の幻覚見て取り乱した姿を見ているんだった。
冷静になって考えたらヤバイ女だよね。
「その節はお世話になりました・・・。もう大丈夫です」
「名前の大丈夫は信用ならないからな。一度心療内科に掛かってみるか?」
「あ、本当に大丈夫です」
遠慮じゃなくて本当に。
だって・・・。
「消太さんがいるから大丈夫です」
私の心は驚くほどに落ち着いている。
消太さんの赤くなった頬は無精ひげでは隠せていない。
「そうか」
「はい、だから大丈夫なんです」
消太さんも私の明るい笑顔を見て、納得してくれたようだ。
「それならあれだ・・・」
「ん?」
「また、夕飯一緒に食べるか。部屋も隣だしな」
「はい!ぜひ!」
一人で食べる夜ご飯は寂しかった。
消太さんも少しは同じ気持ちでいてくれたということなのだろうか。
「あ、みんな寮にいますし、マイク先生とミッドナイト先生も誘いますか?」
「・・・名前は周りを気にしすぎるくせに、たまに空気読まない発言するね」
「え、うそ!?」
そんなつもりはなかったのだが。
オロオロしていると消太さんはニヒルな笑いを浮かべた。
「俺は2人で過ごしたいと思っていたが?」
「・・・!」
そういうことか。
私はやっと消太さんの真意が分かって、慌てて「私もです!」と伝えた。
「マイクとミッドナイトさんは、たまに・・・ね」
私が思いっきり頷くと、消太さんは満足げに笑った。
「ですね。あ、どうぞぐちゃぐちゃですけど入ってください」
私はケトルとティーカップを取り出して紅茶を入れた。
「悪いね。忙しいのに」
「いえ、今日はもう片付けしないつもりだったので。こうやって必要な物を使っていけばついでに片付いていきます」
「そうか」
小皿も出してシュークリームを載せた。
「ここのシュークリーム、食べたいなぁって思ってたんですけど食べたことなかったので嬉しいです!」
紅茶が沸き上がり、ダージリンのいい香りが鼻腔を掠めた。
「どうぞ」
「ありがとう」
消太さんがティーカップに口をつけた。
普段は気にしない消太さんの長い指に色気を感じたのは、きっとミッドナイト先生と恋愛トークをしたからだと思う。
「どうかしたか?」
「いえ・・・何でもないです。シュークリームありがとうございます。頂きます」
パクッと一口シュークリームを口に含んだ。
「美味しい!」
「それは良かった」
「私、こういう窯焼きシュー好きなんです。あと中身がカスタードオンリー!消太さんはホイップ混じってる方が好きですか?」
「考えたことないな。どっちでもいい」
「えー、全然味違いますよ」
クスクス笑うと消太さんは安心したような表情を浮かべた。
「消太さん?」
「あ、いや。元気そうで安心した」
そっか。
消太さんは私が荼毘の幻覚見て取り乱した姿を見ているんだった。
冷静になって考えたらヤバイ女だよね。
「その節はお世話になりました・・・。もう大丈夫です」
「名前の大丈夫は信用ならないからな。一度心療内科に掛かってみるか?」
「あ、本当に大丈夫です」
遠慮じゃなくて本当に。
だって・・・。
「消太さんがいるから大丈夫です」
私の心は驚くほどに落ち着いている。
消太さんの赤くなった頬は無精ひげでは隠せていない。
「そうか」
「はい、だから大丈夫なんです」
消太さんも私の明るい笑顔を見て、納得してくれたようだ。
「それならあれだ・・・」
「ん?」
「また、夕飯一緒に食べるか。部屋も隣だしな」
「はい!ぜひ!」
一人で食べる夜ご飯は寂しかった。
消太さんも少しは同じ気持ちでいてくれたということなのだろうか。
「あ、みんな寮にいますし、マイク先生とミッドナイト先生も誘いますか?」
「・・・名前は周りを気にしすぎるくせに、たまに空気読まない発言するね」
「え、うそ!?」
そんなつもりはなかったのだが。
オロオロしていると消太さんはニヒルな笑いを浮かべた。
「俺は2人で過ごしたいと思っていたが?」
「・・・!」
そういうことか。
私はやっと消太さんの真意が分かって、慌てて「私もです!」と伝えた。
「マイクとミッドナイトさんは、たまに・・・ね」
私が思いっきり頷くと、消太さんは満足げに笑った。
