【7章】後悔先に立たず
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みんなボロボロな姿で合宿所に辿り着いた。
腕によりをかけた食事を前にみんなガツガツと掻き込んでいる。
あの清楚で可憐な八百万さんも。
切島くん、感涙してる?
よっぽど過酷だったんだな。
ヒーローになるためにみんなすごい努力してる。
無個性であることをいつまでも引きずっていた自分とは大違いだ。
みんなの頑張る姿を見て、私も頑張ろうと思った。
「名前さんも一緒にお風呂入らん?」
夜ご飯が終わり、次はお風呂。
麗日さんが私の元に駆け寄ってきた。
「ごめーん。今から食器片さないといけないから」
「それは後ででもいいぞ。俺らはこれから明日の訓練の打ち合わせをするから」
麗日さんの誘いを断ったとき、傍にいた相澤先生が口を挟んだ。
「いいんですか?」
「やった!じゃあ一緒に行きましょう」
麗日さんに引っ張られて食堂を後にした。
*********
お風呂一緒に入るのやめておけばよかったかもしれない。
私は脱衣所で早くも後悔した。
高校生のピチピチお肌。
最近の高校生はこんなに発育いいの!?と驚くほどのダイナマイトボディ。
かたや私は・・・。
「うう・・・」
しょぼくれながら浴場に足を踏み入れた。
そして浴場に入ったら入ったで後悔の第二波が襲ってきた。
「名前さんって相澤先生と付き合っとるん?」
麗日さんがなぜお風呂に私を誘ったのかここで分かった。
麗日さんだけでなくみんな興味津々といった様子だ。
「最近、相澤先生が名前さんと話しているとき雰囲気が柔らかい気がしますわ」
「初めて会ったときより会話する距離も近くなってるよー!」
「ケロケロ、私はお似合いな2人だと思うわ」
「絶対相澤先生好きだよねー!」
ヒーロー候補生と言ってもお年頃女子高生に違いはない。
私はたじたじだ。
「付き合ってないよ。私よりみんなはどうなの?ほら、麗日さんとか・・・ねぇ?」
ここは大人の余裕を見せつけようではないか。
内心バクバクだが、話を逸らすことには成功した。
みんな会話の矛先を今度は麗日さんに向けた。
私もこれぐらいの年頃の時は恋バナでもちきりだったなぁ、なんて思った。
相澤先生かぁ・・・。
脳裏にあの気だるげなヒーローが浮かんだ。
思えば手はもう繋いだんだよなぁ。
今日だって、私の発言がきっかけではあるが、抱き締められたし。
これで全く私に気がないなんてことになったらとんでもないタラシだ。
でも相澤先生がそんな人ではないことは私が十分に分かっている。
だからこそ恥ずかしかった。
自惚れでなければ少しは自分のことを好きでいてくれているはず。
悶々と考えていると何やら男湯がうるさい。
「なんだろ・・・?」
女子達も気付いたようで、会話を止め仕切りで区切られた向こう側の会話に集中する。
「峰田くんの声・・・?」
「あいつ~!」
芦戸さんが拳を握りしめている。
耳郎さんがイヤホンジャックで男湯の会話を聞いた。
「峰田のやつ、こっちに来ようとしてる」
「あはは、予想通りだね。大丈夫、事前に頼んであるから」
私の言葉に女子達が頭に疑問符を浮かべていた。
「あ、洸汰くん!」
よじ登ってきた峰田くんを洸汰くんが撃退してくれた。
しかし洸汰くんは女子達に呼ばれ振り返った衝撃で鼻血を出して男湯に落下した。
「洸汰くん!?」
私は慌てて湯船から立ち上がった。
しかし急に立ち上がったことと、先ほどまで相澤先生のことで頭を張り巡らせてしまったことが災いし、頭がくらくらした。
「名前さん!?」
頭を押さえて浴場の淵に腰かけた。
「ごめん、ちょっと逆上せちゃったみたい」
「いけませんわ。すぐに上がりましょう。葉隠さん、タオルを持ってきてください。麗日さんの個性で部屋へ運びましょう」
さすが副委員長。
そしてヒーロー候補生の女子達は頼もしく、あっという間に私は部屋へと運ばれた。
腕によりをかけた食事を前にみんなガツガツと掻き込んでいる。
あの清楚で可憐な八百万さんも。
切島くん、感涙してる?
よっぽど過酷だったんだな。
ヒーローになるためにみんなすごい努力してる。
無個性であることをいつまでも引きずっていた自分とは大違いだ。
みんなの頑張る姿を見て、私も頑張ろうと思った。
「名前さんも一緒にお風呂入らん?」
夜ご飯が終わり、次はお風呂。
麗日さんが私の元に駆け寄ってきた。
「ごめーん。今から食器片さないといけないから」
「それは後ででもいいぞ。俺らはこれから明日の訓練の打ち合わせをするから」
麗日さんの誘いを断ったとき、傍にいた相澤先生が口を挟んだ。
「いいんですか?」
「やった!じゃあ一緒に行きましょう」
麗日さんに引っ張られて食堂を後にした。
*********
お風呂一緒に入るのやめておけばよかったかもしれない。
私は脱衣所で早くも後悔した。
高校生のピチピチお肌。
最近の高校生はこんなに発育いいの!?と驚くほどのダイナマイトボディ。
かたや私は・・・。
「うう・・・」
しょぼくれながら浴場に足を踏み入れた。
そして浴場に入ったら入ったで後悔の第二波が襲ってきた。
「名前さんって相澤先生と付き合っとるん?」
麗日さんがなぜお風呂に私を誘ったのかここで分かった。
麗日さんだけでなくみんな興味津々といった様子だ。
「最近、相澤先生が名前さんと話しているとき雰囲気が柔らかい気がしますわ」
「初めて会ったときより会話する距離も近くなってるよー!」
「ケロケロ、私はお似合いな2人だと思うわ」
「絶対相澤先生好きだよねー!」
ヒーロー候補生と言ってもお年頃女子高生に違いはない。
私はたじたじだ。
「付き合ってないよ。私よりみんなはどうなの?ほら、麗日さんとか・・・ねぇ?」
ここは大人の余裕を見せつけようではないか。
内心バクバクだが、話を逸らすことには成功した。
みんな会話の矛先を今度は麗日さんに向けた。
私もこれぐらいの年頃の時は恋バナでもちきりだったなぁ、なんて思った。
相澤先生かぁ・・・。
脳裏にあの気だるげなヒーローが浮かんだ。
思えば手はもう繋いだんだよなぁ。
今日だって、私の発言がきっかけではあるが、抱き締められたし。
これで全く私に気がないなんてことになったらとんでもないタラシだ。
でも相澤先生がそんな人ではないことは私が十分に分かっている。
だからこそ恥ずかしかった。
自惚れでなければ少しは自分のことを好きでいてくれているはず。
悶々と考えていると何やら男湯がうるさい。
「なんだろ・・・?」
女子達も気付いたようで、会話を止め仕切りで区切られた向こう側の会話に集中する。
「峰田くんの声・・・?」
「あいつ~!」
芦戸さんが拳を握りしめている。
耳郎さんがイヤホンジャックで男湯の会話を聞いた。
「峰田のやつ、こっちに来ようとしてる」
「あはは、予想通りだね。大丈夫、事前に頼んであるから」
私の言葉に女子達が頭に疑問符を浮かべていた。
「あ、洸汰くん!」
よじ登ってきた峰田くんを洸汰くんが撃退してくれた。
しかし洸汰くんは女子達に呼ばれ振り返った衝撃で鼻血を出して男湯に落下した。
「洸汰くん!?」
私は慌てて湯船から立ち上がった。
しかし急に立ち上がったことと、先ほどまで相澤先生のことで頭を張り巡らせてしまったことが災いし、頭がくらくらした。
「名前さん!?」
頭を押さえて浴場の淵に腰かけた。
「ごめん、ちょっと逆上せちゃったみたい」
「いけませんわ。すぐに上がりましょう。葉隠さん、タオルを持ってきてください。麗日さんの個性で部屋へ運びましょう」
さすが副委員長。
そしてヒーロー候補生の女子達は頼もしく、あっという間に私は部屋へと運ばれた。
