【5章】嫉妬
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ピクシーボブさんが絡んできて困ったが、合宿でお世話になる以上無下にもできない。
彼女がいるのかと問い詰められたとき、名字の反応が見たかったという気持ちもあって「彼女はいないが好きな人はいる」と答えた。
名字の反応は思っていたより良かった。
マンダレイさんの従甥を連れて出ていってしまった。
まさか本当に一緒に入る気じゃないだろうな。
いくら子どもとはいえ、女風呂に一緒に入るには大きい年齢だろ。
「イレイザー、あんた意地悪だねぇ」
「何がですか?」
俺はとぼけた。
「あんたの好きな人ってあの子?」
ニヤニヤしながらつついてくるプシーキャッツの面々。
「・・・本人には言わないでくださいよ」
明らかに楽しんでいる人達は了解と親指を立てている。
「私、悪い事しちゃったな~」
酔いが冷めてきたピクシーボブさんは今度は別の意味で項垂れている。
「貴方も誰でもいいわけじゃないでしょう。自分を安売りしないでください」
俺の言葉に感動したピクシーボブさんが抱き着いてこようとしたので、腕を伸ばして押し返した。
*********
夜も更け、飲み会もそろそろお開きの雰囲気になってきた。
俺も先に風呂を借りることになり、脱衣所に入ると先ほど名字と出ていった洸汰くんがいた。
なんだ、一緒には入らなかったのか。
しかしその目は泣き腫らした後のようだった。
「・・・何かあったのか」
「何でもねぇよ!名前を泣かしたら許さねぇからな!」
あの子どもに名字はえらく好かれたようだ。
そして俺は嫌われているようだった。
ご両親のことはマンダレイさんから聞いていたので、ヒーローである以上彼から好かれるのは難しいかもしれない。
一応風呂から上がったらマンダレイさんに泣いていた報告だけしとくか。
俺は服を脱いで風呂場へ足を踏み入れた。
「洸汰く~ん!まだいる??」
仕切りの向こうから名字が問いかけてきた。
すぐに返事をすればよかったのだが、まさか仕切りの向こうにいるとは思わず反応が遅れてしまった。
返事がないことで焦った様子の名字が仕切りを叩いて無事を確認しようとした。
「あいつならさっき入れ違いになったぞ」
まさか、俺から返事がくると思っていなかったであろう名字は驚いていた。
「泣いていたみたいだが、何かあったのか?」
「あ、えっと。洸汰くんのご両親のことを聞いて、一緒に号泣しました」
「一緒にって・・・名字もか」
「はい・・・」
仕切りごしで表情は見えないが、恐らく照れ笑いしている。
「すみません、仕事で下見に来たのに私ほとんど洸汰くんと遊んでて」
「いや、逆に助かった。おかげで話がスムーズに進んだ。マンダレイさんも忙しくて構ってやれないことを気にしていたしな」
さっき何故急に出ていったのか。
恐らく名字の感情が自惚れでなければ見当はついているのだが、顔も見えないこの状況で聞くのもな、と思い追及はしなかった。
「林間合宿って一週間あるんですよね。買い出し行かないと・・・」
「何買うんだ?」
「トラベル用のスキンケアとか寝間着とかですかね」
「一緒に行くか?」
「相澤先生も何か買うんですか?」
「まあ、適当に。荷物持ちぐらいならするぞ」
「そんな、先生に荷物持ちさせるなんて・・・。でも相澤先生も買うものあるなら一緒に行きたいです」
例年のイベントなので特に買うものはないのだが、出かける口実になると思った。
「じゃあ、次の休み行くか」
「楽しみです!買い忘れしないようにメモしないと」
こうして俺は次の約束を取り付けることができた。
*********
おまけ
「この仕切りの高さ的に・・・峰田くん女湯覗きませんかね?」
「ああ・・・あり得るな」
「飯田くんが止めてくれるとは思いますけど」
「念のためにマンダレイさんに伝えておこう」
彼女がいるのかと問い詰められたとき、名字の反応が見たかったという気持ちもあって「彼女はいないが好きな人はいる」と答えた。
名字の反応は思っていたより良かった。
マンダレイさんの従甥を連れて出ていってしまった。
まさか本当に一緒に入る気じゃないだろうな。
いくら子どもとはいえ、女風呂に一緒に入るには大きい年齢だろ。
「イレイザー、あんた意地悪だねぇ」
「何がですか?」
俺はとぼけた。
「あんたの好きな人ってあの子?」
ニヤニヤしながらつついてくるプシーキャッツの面々。
「・・・本人には言わないでくださいよ」
明らかに楽しんでいる人達は了解と親指を立てている。
「私、悪い事しちゃったな~」
酔いが冷めてきたピクシーボブさんは今度は別の意味で項垂れている。
「貴方も誰でもいいわけじゃないでしょう。自分を安売りしないでください」
俺の言葉に感動したピクシーボブさんが抱き着いてこようとしたので、腕を伸ばして押し返した。
*********
夜も更け、飲み会もそろそろお開きの雰囲気になってきた。
俺も先に風呂を借りることになり、脱衣所に入ると先ほど名字と出ていった洸汰くんがいた。
なんだ、一緒には入らなかったのか。
しかしその目は泣き腫らした後のようだった。
「・・・何かあったのか」
「何でもねぇよ!名前を泣かしたら許さねぇからな!」
あの子どもに名字はえらく好かれたようだ。
そして俺は嫌われているようだった。
ご両親のことはマンダレイさんから聞いていたので、ヒーローである以上彼から好かれるのは難しいかもしれない。
一応風呂から上がったらマンダレイさんに泣いていた報告だけしとくか。
俺は服を脱いで風呂場へ足を踏み入れた。
「洸汰く~ん!まだいる??」
仕切りの向こうから名字が問いかけてきた。
すぐに返事をすればよかったのだが、まさか仕切りの向こうにいるとは思わず反応が遅れてしまった。
返事がないことで焦った様子の名字が仕切りを叩いて無事を確認しようとした。
「あいつならさっき入れ違いになったぞ」
まさか、俺から返事がくると思っていなかったであろう名字は驚いていた。
「泣いていたみたいだが、何かあったのか?」
「あ、えっと。洸汰くんのご両親のことを聞いて、一緒に号泣しました」
「一緒にって・・・名字もか」
「はい・・・」
仕切りごしで表情は見えないが、恐らく照れ笑いしている。
「すみません、仕事で下見に来たのに私ほとんど洸汰くんと遊んでて」
「いや、逆に助かった。おかげで話がスムーズに進んだ。マンダレイさんも忙しくて構ってやれないことを気にしていたしな」
さっき何故急に出ていったのか。
恐らく名字の感情が自惚れでなければ見当はついているのだが、顔も見えないこの状況で聞くのもな、と思い追及はしなかった。
「林間合宿って一週間あるんですよね。買い出し行かないと・・・」
「何買うんだ?」
「トラベル用のスキンケアとか寝間着とかですかね」
「一緒に行くか?」
「相澤先生も何か買うんですか?」
「まあ、適当に。荷物持ちぐらいならするぞ」
「そんな、先生に荷物持ちさせるなんて・・・。でも相澤先生も買うものあるなら一緒に行きたいです」
例年のイベントなので特に買うものはないのだが、出かける口実になると思った。
「じゃあ、次の休み行くか」
「楽しみです!買い忘れしないようにメモしないと」
こうして俺は次の約束を取り付けることができた。
*********
おまけ
「この仕切りの高さ的に・・・峰田くん女湯覗きませんかね?」
「ああ・・・あり得るな」
「飯田くんが止めてくれるとは思いますけど」
「念のためにマンダレイさんに伝えておこう」
