【3章】助けてヒーロー
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ご飯を食べた後は、二人で他愛もない話をした。
気付けば時刻は日付を跨ごうとしていた。
「こんな時間になっちゃいましたね」
「結局外れない・・・か」
「ふわぁ・・・」
深夜であることを意識したら途端に睡魔が襲ってきた。
演習で身体を動かして、お風呂入ってさっぱりして、食欲も満たされた。
眠くならないはずがない。
「眠いか?」
「あ、いえ!大丈夫です」
ベッドを借りるのは申し訳ないし、それはさすがにマズイと思う。
私は背筋をシャンと伸ばした。
しかし、私の意思とは反して時々意識が飛びそうになる。
「・・・名字、今日は疲れただろ。ちゃんと寝た方がいい。寝室行くぞ」
「えっ・・・でもさすがにそれは」
「風呂を借りるときは遠慮なかったのに今更だろ」
「そう言われるとそうなのですが・・・」
ほら、と相澤先生は私を無理矢理立たせた。
「すみません・・・」
「さすがに俺も眠りたい」
「でもどうやって寝るんですか」
「・・・一緒に寝るしかないだろ」
「ええっ!!」
そこはトイレの時みたいに何か案があるわけじゃないんですね。
しかし私の睡魔は限界で、導かれるまま相澤先生が普段寝ていると思われるベッドに身体を倒した。
「ふかふかです」
「臭くないか」
「相澤先生の匂いがします・・・」
もう最後の方は何を言っていたかわからない。
私の意識はどんどん遠のいていった。
*********
ベッドへ誘導したら気持ちよさそうに秒で寝息を立てだした名字。
演習であれだけ動けば疲れただろう。
俺も横になるか、と起こさないように腕をそっと持ち上げようとしたとき。
「あ・・・」
ポトリ、と俺と名字を繋いでいた丸い物体が離れた。
「くっそ」
あともう少し早ければ。
名字を自宅へ送り届けられたのに。
「とりあえず風呂入るか」
俺は名字を起こさないようにそっと部屋を出た。
*********
両腕が思うように動く。
包帯でぐるぐる巻きになった時も思うが、腕が思うように動かないストレスは半端じゃない。
ましてや合理的思考を好む俺だからなおさら。
いや、今回はどちらかというと精神的負担の方が大きかったか。
さっぱりとして風呂から上がると、名字のいる寝室を覗いた。
「スー・・・スー」
疲れが出たのだろう。
熟睡している。
さすがに起こすのは気が引ける。
今日は寝袋で寝るか。
学校に置きっぱなしにしている寝袋とは別のものをクローゼットから取り出した。
「う~ん・・・」
嫌な夢でも見ているのだろうか。
特に深い意味はなかった。
ただ吸い寄せられるようにベッドへ近づき、さらさらな前髪を指で掬うと、名字は眉間に皺を寄せていた。
寝相はいい方のようで、壁側にぴったり寄ってシングルなのにきっちり一人分のスペースを空けて寝ている。
別に襲う気などない。
それに今日は色々と名字に翻弄された気がする。
なんだか今更ながらそれが癪に触った。
今度は俺が翻弄するのも悪くないな。
そう思い、俺は寝袋をクローゼットに戻して名字の隣に身体を滑り込ませた。
「朝起きた時の反応が楽しみだな」
俺も瞼を閉じた。
*********
おまけ
ボスッ。
「ぐっ・・・」
「スースー」
「名字、抱きつくな」
「・・・」
「おい(腕が自由になったことで寝返りを打てるようになったのか)」
「・・・」
「(顔近ぇ・・・寝袋で寝れば良かった)」
~そして朝~
「ふわ~。良く寝た・・・はっ!!!ああああ相澤先生!?」
「・・・耳元でうるさい」
「ち、近っ!!え、私抱き着いてる!ごめんなさい!あっ、腕取れてる!」
「落ち着け」
「大丈夫ですか?目と頬赤いですけど寝れました?」
「お前が抱き着いてるから寝れん」
「ほんと、すみませんでした・・・」
「(結局くっついてようが離れていようが翻弄されているのは俺の方か・・・)」
気付けば時刻は日付を跨ごうとしていた。
「こんな時間になっちゃいましたね」
「結局外れない・・・か」
「ふわぁ・・・」
深夜であることを意識したら途端に睡魔が襲ってきた。
演習で身体を動かして、お風呂入ってさっぱりして、食欲も満たされた。
眠くならないはずがない。
「眠いか?」
「あ、いえ!大丈夫です」
ベッドを借りるのは申し訳ないし、それはさすがにマズイと思う。
私は背筋をシャンと伸ばした。
しかし、私の意思とは反して時々意識が飛びそうになる。
「・・・名字、今日は疲れただろ。ちゃんと寝た方がいい。寝室行くぞ」
「えっ・・・でもさすがにそれは」
「風呂を借りるときは遠慮なかったのに今更だろ」
「そう言われるとそうなのですが・・・」
ほら、と相澤先生は私を無理矢理立たせた。
「すみません・・・」
「さすがに俺も眠りたい」
「でもどうやって寝るんですか」
「・・・一緒に寝るしかないだろ」
「ええっ!!」
そこはトイレの時みたいに何か案があるわけじゃないんですね。
しかし私の睡魔は限界で、導かれるまま相澤先生が普段寝ていると思われるベッドに身体を倒した。
「ふかふかです」
「臭くないか」
「相澤先生の匂いがします・・・」
もう最後の方は何を言っていたかわからない。
私の意識はどんどん遠のいていった。
*********
ベッドへ誘導したら気持ちよさそうに秒で寝息を立てだした名字。
演習であれだけ動けば疲れただろう。
俺も横になるか、と起こさないように腕をそっと持ち上げようとしたとき。
「あ・・・」
ポトリ、と俺と名字を繋いでいた丸い物体が離れた。
「くっそ」
あともう少し早ければ。
名字を自宅へ送り届けられたのに。
「とりあえず風呂入るか」
俺は名字を起こさないようにそっと部屋を出た。
*********
両腕が思うように動く。
包帯でぐるぐる巻きになった時も思うが、腕が思うように動かないストレスは半端じゃない。
ましてや合理的思考を好む俺だからなおさら。
いや、今回はどちらかというと精神的負担の方が大きかったか。
さっぱりとして風呂から上がると、名字のいる寝室を覗いた。
「スー・・・スー」
疲れが出たのだろう。
熟睡している。
さすがに起こすのは気が引ける。
今日は寝袋で寝るか。
学校に置きっぱなしにしている寝袋とは別のものをクローゼットから取り出した。
「う~ん・・・」
嫌な夢でも見ているのだろうか。
特に深い意味はなかった。
ただ吸い寄せられるようにベッドへ近づき、さらさらな前髪を指で掬うと、名字は眉間に皺を寄せていた。
寝相はいい方のようで、壁側にぴったり寄ってシングルなのにきっちり一人分のスペースを空けて寝ている。
別に襲う気などない。
それに今日は色々と名字に翻弄された気がする。
なんだか今更ながらそれが癪に触った。
今度は俺が翻弄するのも悪くないな。
そう思い、俺は寝袋をクローゼットに戻して名字の隣に身体を滑り込ませた。
「朝起きた時の反応が楽しみだな」
俺も瞼を閉じた。
*********
おまけ
ボスッ。
「ぐっ・・・」
「スースー」
「名字、抱きつくな」
「・・・」
「おい(腕が自由になったことで寝返りを打てるようになったのか)」
「・・・」
「(顔近ぇ・・・寝袋で寝れば良かった)」
~そして朝~
「ふわ~。良く寝た・・・はっ!!!ああああ相澤先生!?」
「・・・耳元でうるさい」
「ち、近っ!!え、私抱き着いてる!ごめんなさい!あっ、腕取れてる!」
「落ち着け」
「大丈夫ですか?目と頬赤いですけど寝れました?」
「お前が抱き着いてるから寝れん」
「ほんと、すみませんでした・・・」
「(結局くっついてようが離れていようが翻弄されているのは俺の方か・・・)」
