【3章】助けてヒーロー
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死ぬかと思った・・・。
汗で体内の水分が出ていってしまったのに、トイレに行かなければならなくなる恐怖に勝てなくて脱水症状を起こしかけてしまった。
それにしてもさすが相澤先生!
私には到底トイレの課題を解決する術を思いつかなかった。
「もったいぶらずに教えて下さい!」
相澤先生とくっついた腕を前後に振って催促した。
「あ~、あれだ。腕はギリギリまで伸ばしてトイレのドアはいけるところまで閉める」
なんか、嫌な予感がする。
「で、待っている方はイヤホンで音楽を聴く」
「・・・へ?」
私はてっきり○ンピースのトラ○ルガー・ローみたいに相手を一時的にバラバラにできる個性を持った人を見つけたのかと期待していた。
相澤先生は気まずそうに明後日の方向を向いている。
「あ・・・なるほど」
今飲んだ水分を戻してしまいたい気持ち。
私はチラリと横目で相澤先生を見た。
よく考えたら相澤先生だって同じ条件なわけで。
それなのに自分のことしか考えずに、水分を取らず脱水症状を起こしかけてしまったのだ。
かたくなに水分を拒否する私に相澤先生は困ったに違いない。
あのとき本当は解決策なんて思いついていなかったけれど、私のことを心配して吐いた嘘だ。
だから私も相澤先生のために嘘をつきます。
「とってもいい考えですね!」
相澤先生はホッとした表情を浮かべた。
ごめんなさい、困らせてしまって。
頑張って出してくれた案なんだ。
私は相澤先生の提案を受け入れることにした。
「あ~、さっそくで悪いが、俺はトイレに行きたい」
きっとこれも嘘だ。
今度は私がトイレを我慢しすぎないように先に行ってくれるつもりなんだ。
相澤先生の優しさが胸に染みた。
「わかりました!じゃぁ、私音楽爆音で聞いておきます」
*********
トイレ問題、案外相澤先生の案で乗り切れた。
私は激しそうなヘビメタをスマホにイヤホンを繋げて爆音で流した。
そうしたら相澤先生に声を掛けられるまで終わったことに気付かなかった。
相澤先生が身を挺してくれたおかげで、私の中でトイレへのハードルが一気に下がった。
トイレ問題が解決したら私の中で急に別の問題が浮上した。
「おい、なんでそんなに離れてるんだ?」
「うっ・・・」
私は右腕を極力伸ばして相澤先生と距離を取った。
「腕が疲れる」
相澤先生が一歩私の方へ身体を寄せた。
それに従い、私も一歩同じ方向へ身体を移動させる。
「おい」
「ち・・・近寄らないでください」
あっ、と思って相澤先生を見ると切れ長の目を見開いて、少し傷ついた表情をしていた。
「ご、ごめんなさい。違うくて。私汗掻いたから臭いです」
さっきまでトイレ問題に気を取られていたため失念していた。
私は演習の時の運動着そのままなのだ。
今更ながらリビングが汚れていないか気になった。
「そんなことか。気にならん」
相澤先生が気にならなくても私が気になる!
でも確かにずっと腕を伸ばすのはしんどい。
「相澤先生・・・非常に図々しいお願いなんですけど」
お風呂貸してもらえませんか?
そう伝えると相澤先生は頭を抱えた。
*********
おまけ
「名字・・・トイレはあれだけ拒んでたのに風呂はいいのか」
「トイレよりは全然ハードル低いです!」
「(・・・はぁ)」
「お願いします・・・」
「仕方ないな」
「ありがとうございます!」
汗で体内の水分が出ていってしまったのに、トイレに行かなければならなくなる恐怖に勝てなくて脱水症状を起こしかけてしまった。
それにしてもさすが相澤先生!
私には到底トイレの課題を解決する術を思いつかなかった。
「もったいぶらずに教えて下さい!」
相澤先生とくっついた腕を前後に振って催促した。
「あ~、あれだ。腕はギリギリまで伸ばしてトイレのドアはいけるところまで閉める」
なんか、嫌な予感がする。
「で、待っている方はイヤホンで音楽を聴く」
「・・・へ?」
私はてっきり○ンピースのトラ○ルガー・ローみたいに相手を一時的にバラバラにできる個性を持った人を見つけたのかと期待していた。
相澤先生は気まずそうに明後日の方向を向いている。
「あ・・・なるほど」
今飲んだ水分を戻してしまいたい気持ち。
私はチラリと横目で相澤先生を見た。
よく考えたら相澤先生だって同じ条件なわけで。
それなのに自分のことしか考えずに、水分を取らず脱水症状を起こしかけてしまったのだ。
かたくなに水分を拒否する私に相澤先生は困ったに違いない。
あのとき本当は解決策なんて思いついていなかったけれど、私のことを心配して吐いた嘘だ。
だから私も相澤先生のために嘘をつきます。
「とってもいい考えですね!」
相澤先生はホッとした表情を浮かべた。
ごめんなさい、困らせてしまって。
頑張って出してくれた案なんだ。
私は相澤先生の提案を受け入れることにした。
「あ~、さっそくで悪いが、俺はトイレに行きたい」
きっとこれも嘘だ。
今度は私がトイレを我慢しすぎないように先に行ってくれるつもりなんだ。
相澤先生の優しさが胸に染みた。
「わかりました!じゃぁ、私音楽爆音で聞いておきます」
*********
トイレ問題、案外相澤先生の案で乗り切れた。
私は激しそうなヘビメタをスマホにイヤホンを繋げて爆音で流した。
そうしたら相澤先生に声を掛けられるまで終わったことに気付かなかった。
相澤先生が身を挺してくれたおかげで、私の中でトイレへのハードルが一気に下がった。
トイレ問題が解決したら私の中で急に別の問題が浮上した。
「おい、なんでそんなに離れてるんだ?」
「うっ・・・」
私は右腕を極力伸ばして相澤先生と距離を取った。
「腕が疲れる」
相澤先生が一歩私の方へ身体を寄せた。
それに従い、私も一歩同じ方向へ身体を移動させる。
「おい」
「ち・・・近寄らないでください」
あっ、と思って相澤先生を見ると切れ長の目を見開いて、少し傷ついた表情をしていた。
「ご、ごめんなさい。違うくて。私汗掻いたから臭いです」
さっきまでトイレ問題に気を取られていたため失念していた。
私は演習の時の運動着そのままなのだ。
今更ながらリビングが汚れていないか気になった。
「そんなことか。気にならん」
相澤先生が気にならなくても私が気になる!
でも確かにずっと腕を伸ばすのはしんどい。
「相澤先生・・・非常に図々しいお願いなんですけど」
お風呂貸してもらえませんか?
そう伝えると相澤先生は頭を抱えた。
*********
おまけ
「名字・・・トイレはあれだけ拒んでたのに風呂はいいのか」
「トイレよりは全然ハードル低いです!」
「(・・・はぁ)」
「お願いします・・・」
「仕方ないな」
「ありがとうございます!」
