【2章】告白
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俺は校長に一連のあらましを話した。
「うーん・・・。彼女の言っていることを全面的に信じるのは厳しいけど、無視するには気になる話だね」
「はい」
「雄英の未来が見える・・・それが彼女の個性?」
「いえ、どうやら個性ではないらしく」
そう、個性ではないというのだから話がややこしいのだ。
個性であれば幾分か納得できる。
個性でないとなると最早占いとかそういう非科学的な類なのだ。
「1回授業を変更するぐらいどうってことないし、やってみようか」
****************
数日後。
今日は本来なら救助訓練を行う日だ。
「本日のヒーロー基礎学は自習とする」
「ええー!!」と生徒達からブーイングの嵐。
「俺は今から出てくる。委員長、後は頼んだぞ」
「はい!みんな、静かに自習するんだ!」
ほんと、飯田は使い勝手いいよな。
俺は飯田にクラスを任せて教室を出た。
ちょうど隣の教室からはブラドが出てきた。
「本当に起こるんだろうな」
「さあ・・・どうかな」
俺達はUSJへと向かった。
*******************
結果を先に述べると・・・名前の予言は当たった。
「そっちだ!逃がすな」
ギリギリでの授業変更。
正直半信半疑だった。
手の空いている教員をUSJに集めた。
「本当に来るのかしら?」
ミッドナイトさんが口にした疑問はここにいる全員が思っている。
「まぁ、来なかったらそれにこしたことはないよ!」
授業が始まる時刻となり、程なくして空間が歪んだかと思えば中央広場にゾロゾロと敵が現れた。
「おいおい、マジかよ・・・」
マイクの言葉と共にこちら側は迎撃体勢に入った。
****************
「どーなってんだ?」
崩壊というなんとも厄介な個性を所持した男は頭を掻いた。
「ここにオールマイトがいるんじゃなかったのかよ?」
侵入ゲートを作ったワープ個性を持つ男に悪態をついている。
「そのはずなんですけどねぇ・・・」
オールマイトが狙われていることも事前に聞いていたため、学校への被害を拡大させないために嘘をついて、この時間は書類整理という名の雑用を押し付けていた。
「こうヒーロー達に待ち伏せされてちゃ俺達の分が悪い。言っても俺達以外雑魚の寄せ集めだからな」
引くか。
男の一言で再びワープゲートが開いた。
「待て!」
「また来るよ」
チンピラ共は全員逮捕できたが、肝心の主犯格の男を逃がしてしまった。
警察に連れていかれる敵達を尻目に脳裏に過るのは、名前の顔だった。
「うーん・・・。彼女の言っていることを全面的に信じるのは厳しいけど、無視するには気になる話だね」
「はい」
「雄英の未来が見える・・・それが彼女の個性?」
「いえ、どうやら個性ではないらしく」
そう、個性ではないというのだから話がややこしいのだ。
個性であれば幾分か納得できる。
個性でないとなると最早占いとかそういう非科学的な類なのだ。
「1回授業を変更するぐらいどうってことないし、やってみようか」
****************
数日後。
今日は本来なら救助訓練を行う日だ。
「本日のヒーロー基礎学は自習とする」
「ええー!!」と生徒達からブーイングの嵐。
「俺は今から出てくる。委員長、後は頼んだぞ」
「はい!みんな、静かに自習するんだ!」
ほんと、飯田は使い勝手いいよな。
俺は飯田にクラスを任せて教室を出た。
ちょうど隣の教室からはブラドが出てきた。
「本当に起こるんだろうな」
「さあ・・・どうかな」
俺達はUSJへと向かった。
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結果を先に述べると・・・名前の予言は当たった。
「そっちだ!逃がすな」
ギリギリでの授業変更。
正直半信半疑だった。
手の空いている教員をUSJに集めた。
「本当に来るのかしら?」
ミッドナイトさんが口にした疑問はここにいる全員が思っている。
「まぁ、来なかったらそれにこしたことはないよ!」
授業が始まる時刻となり、程なくして空間が歪んだかと思えば中央広場にゾロゾロと敵が現れた。
「おいおい、マジかよ・・・」
マイクの言葉と共にこちら側は迎撃体勢に入った。
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「どーなってんだ?」
崩壊というなんとも厄介な個性を所持した男は頭を掻いた。
「ここにオールマイトがいるんじゃなかったのかよ?」
侵入ゲートを作ったワープ個性を持つ男に悪態をついている。
「そのはずなんですけどねぇ・・・」
オールマイトが狙われていることも事前に聞いていたため、学校への被害を拡大させないために嘘をついて、この時間は書類整理という名の雑用を押し付けていた。
「こうヒーロー達に待ち伏せされてちゃ俺達の分が悪い。言っても俺達以外雑魚の寄せ集めだからな」
引くか。
男の一言で再びワープゲートが開いた。
「待て!」
「また来るよ」
チンピラ共は全員逮捕できたが、肝心の主犯格の男を逃がしてしまった。
警察に連れていかれる敵達を尻目に脳裏に過るのは、名前の顔だった。