【6章】BBQ
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体育祭も無事終わり、次は職場体験が待っている。
「ヒーロー殺し・・・」
体育祭の結果は漫画通りだった。
爆豪くんがメダルを咥えさせられ吠えている姿は「ああ、これがあの有名な・・・」と歴史的建造物でも見ているような気分だった。
しかし気分は晴れない。
なぜなら表彰台には飯田くんの姿がなかったから。
そして私はその理由も知っている。
このことも事前に相澤先生に話すか悩んだ。
しかし、厳密には雄英に関することではないので、話せば追及されてしまう。
インゲニウムには申し訳ないが、ここは漫画通りに事を運ぶことを選んだ。
それでもやはり心は痛む。
知っているのに見過ごしてしまう自分にも嫌気が差す。
「どうかしたか?」
相澤先生がお肉を入れたお皿を私に差し出した。
「あっ・・・」
「ここ最近上の空じゃないか」
「すみません」
「悩み事か?」
「いえ、大丈夫です。ありがとうございます。いただきます」
肉を受け取り頬張った。
今日は例のバーベキューの日だ。
体育祭の打ち上げも兼ねているらしい。
天気は味方についたようで晴れ渡っていた。
近場にこんな便利なバーベキュー場があるなんて。
食材を持ち込めば後は全てバーベキュー場に揃っていた。
買い出しに参加していない分、ちゃんと焼き係をしようと思っていたのにぼけっとしてしまっていた。
「私、焼くの代わります」
せっせかトングで肉を焼いているハウンドドック先生に声を掛けた。
トングを受け取り淡々と食材を焼いていく。
こっちの方が手持無沙汰にならなくていい。
「相澤先生、これ焼けているのでどうぞ」
私は焼けた肉が焦げない内にと相澤先生の皿に入れた。
「ほんと名前は働き者だな」
「そんなことないですよ」
相澤先生に気を使わせないために、自分の皿にも入れてちゃんと食べてますよアピールもした。
「俺も名前ちゃんが焼いた肉欲しい~」
後ろから現れたのはマイク先生だった。
「どうぞ!これとか上手く焼けました」
一番おいしそうな肉をマイク先生のお皿に入れた。
「んー!やっぱ可愛い子に焼いてもらうと美味しさ倍増だな!」
「セクハラ発言やめろ」
「いえいえ、とんでもないです。マイク先生は本当に褒め上手ですね」
「だって本当のことだし!」
「何よ~。私の焼いた肉は食えないっていうの?」
ゴゴゴゴと怒りの炎を纏ったミッドナイト先生がマイク先生の背後に立った。
「いっ!?そんなこと言ってないじゃないですか~」
「問答無用!」
「ぎゃー!!」
ミッドナイト先生から逃げ回るマイク先生に笑ってしまった。
「ヒーロー殺し・・・」
体育祭の結果は漫画通りだった。
爆豪くんがメダルを咥えさせられ吠えている姿は「ああ、これがあの有名な・・・」と歴史的建造物でも見ているような気分だった。
しかし気分は晴れない。
なぜなら表彰台には飯田くんの姿がなかったから。
そして私はその理由も知っている。
このことも事前に相澤先生に話すか悩んだ。
しかし、厳密には雄英に関することではないので、話せば追及されてしまう。
インゲニウムには申し訳ないが、ここは漫画通りに事を運ぶことを選んだ。
それでもやはり心は痛む。
知っているのに見過ごしてしまう自分にも嫌気が差す。
「どうかしたか?」
相澤先生がお肉を入れたお皿を私に差し出した。
「あっ・・・」
「ここ最近上の空じゃないか」
「すみません」
「悩み事か?」
「いえ、大丈夫です。ありがとうございます。いただきます」
肉を受け取り頬張った。
今日は例のバーベキューの日だ。
体育祭の打ち上げも兼ねているらしい。
天気は味方についたようで晴れ渡っていた。
近場にこんな便利なバーベキュー場があるなんて。
食材を持ち込めば後は全てバーベキュー場に揃っていた。
買い出しに参加していない分、ちゃんと焼き係をしようと思っていたのにぼけっとしてしまっていた。
「私、焼くの代わります」
せっせかトングで肉を焼いているハウンドドック先生に声を掛けた。
トングを受け取り淡々と食材を焼いていく。
こっちの方が手持無沙汰にならなくていい。
「相澤先生、これ焼けているのでどうぞ」
私は焼けた肉が焦げない内にと相澤先生の皿に入れた。
「ほんと名前は働き者だな」
「そんなことないですよ」
相澤先生に気を使わせないために、自分の皿にも入れてちゃんと食べてますよアピールもした。
「俺も名前ちゃんが焼いた肉欲しい~」
後ろから現れたのはマイク先生だった。
「どうぞ!これとか上手く焼けました」
一番おいしそうな肉をマイク先生のお皿に入れた。
「んー!やっぱ可愛い子に焼いてもらうと美味しさ倍増だな!」
「セクハラ発言やめろ」
「いえいえ、とんでもないです。マイク先生は本当に褒め上手ですね」
「だって本当のことだし!」
「何よ~。私の焼いた肉は食えないっていうの?」
ゴゴゴゴと怒りの炎を纏ったミッドナイト先生がマイク先生の背後に立った。
「いっ!?そんなこと言ってないじゃないですか~」
「問答無用!」
「ぎゃー!!」
ミッドナイト先生から逃げ回るマイク先生に笑ってしまった。
