【3章】フォーリンラブin室町
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「よし、今日から頑張るぞ!」
無事に事務員というポストを手に入れたので、小松田さんとお揃いの制服を貸してもらった。
初出勤に相応しい、晴れ晴れした天気。
障子を開けてまずは腹ごしらえをするために食堂に向かった。
「おはようございます」
「あら名前ちゃん、おはよう」
おばちゃんはカウンターに朝ごはんを置いてくれた。
「あの……この間はありがとうございました。おばちゃんのおかげで無事に潮江くんと和解することができました」
「私は大したことしてないわ。ただ言いたいことを言っただけ」
「ありがとうございます」
もっとお礼を言いたいが、六年生が食堂に入ってきたので、カウンターからお盆を取った。
「おはよう」
真後ろに並んだ潮江くんに挨拶をした。
昨日の出来事は…夢じゃないよね?
「おはようございます」
照れくさそうに頬を掻きながら返事を返してくれて、夢じゃなかったと実感できた。
「おはようございます、名前さん。よければ一緒に食べませんか?」
「いいの?嬉しい!」
仙蔵くんが声を掛けてくれてた。
私達のやり取りをおばちゃんが温かい目で見守ってくれていた。
「机くっつけるか!」
七松くんが二つのテーブルをくっつけてくれて全員で座ることができた。
「「「「「「「いただきます」」」」」」」」
手を合わせてみんなで頂きますをした。
卵焼きを一口食べた。
あれ…この卵焼きこんなに美味しかったっけ…?
「名前さん!?大丈夫ですか?!」
伊作くんが慌てて私の顔を覗き込んだ。
「や、なんか今日の朝ごはん今までで一番美味しいなぁ…って」
いつも食堂にいるときは、潮江くんや私をよく思っていない人が来たらどうしよう、とビクビクしてた。
一番鉢合わせする確率が高いから。
居合わせてしまったときは、平静を装いながら、心の中で「何か言われたらどうしよう」と考えながら食べていたから味がしなかった。
ここは私にとって一番緊張する場所だった。
でも今は違う。
おばちゃんのご飯は元々美味しいけど、こんなに美味しかったんだ…と改めて気づいた。
涙を手で拭うと、私は続きを食べた。
潮江くんが、思い詰めている顔をしていたので、「責任云々は無しね」と人差し指をピッと向けたら苦笑いしていた。
「事務員になったなら、委員会にももっと関わることになりそうですね」
食満くんに言われた。
そっか…。今までは保健委員と作法委員ぐらいしか関わりがなかったけど、事務員になったなら他の委員会のこともよく知っておかないと。
「一緒にバレーボールするか!?」
「やめろ、怪我するだろ」
「審判ならやるよ」
以前ちょっとだけ見たけど、私の知ってるバレーボールとはちょっと違った。
当たったらただでは済まなさそうな球速だった。
「名前ちゃん、食べ終わったら一緒に倉庫の片付けしてくれる?」
小松田さんがいつの間にか後ろに居た。
「うん!もちろん」
「名前ちゃんと一緒に働けて僕嬉しいよ〜」
「私も!」
にこにこと穏やかな小松田さんの周りは世界一平和な空気が流れてる。
「じゃあ、私先に行くね!」
パパッと食べ終えた私は、皆に別れを告げて先にカウンターにお盆を返した。
「がんばってー!」
エールを送ってくれる皆に手を振って食堂を出た。
無事に事務員というポストを手に入れたので、小松田さんとお揃いの制服を貸してもらった。
初出勤に相応しい、晴れ晴れした天気。
障子を開けてまずは腹ごしらえをするために食堂に向かった。
「おはようございます」
「あら名前ちゃん、おはよう」
おばちゃんはカウンターに朝ごはんを置いてくれた。
「あの……この間はありがとうございました。おばちゃんのおかげで無事に潮江くんと和解することができました」
「私は大したことしてないわ。ただ言いたいことを言っただけ」
「ありがとうございます」
もっとお礼を言いたいが、六年生が食堂に入ってきたので、カウンターからお盆を取った。
「おはよう」
真後ろに並んだ潮江くんに挨拶をした。
昨日の出来事は…夢じゃないよね?
「おはようございます」
照れくさそうに頬を掻きながら返事を返してくれて、夢じゃなかったと実感できた。
「おはようございます、名前さん。よければ一緒に食べませんか?」
「いいの?嬉しい!」
仙蔵くんが声を掛けてくれてた。
私達のやり取りをおばちゃんが温かい目で見守ってくれていた。
「机くっつけるか!」
七松くんが二つのテーブルをくっつけてくれて全員で座ることができた。
「「「「「「「いただきます」」」」」」」」
手を合わせてみんなで頂きますをした。
卵焼きを一口食べた。
あれ…この卵焼きこんなに美味しかったっけ…?
「名前さん!?大丈夫ですか?!」
伊作くんが慌てて私の顔を覗き込んだ。
「や、なんか今日の朝ごはん今までで一番美味しいなぁ…って」
いつも食堂にいるときは、潮江くんや私をよく思っていない人が来たらどうしよう、とビクビクしてた。
一番鉢合わせする確率が高いから。
居合わせてしまったときは、平静を装いながら、心の中で「何か言われたらどうしよう」と考えながら食べていたから味がしなかった。
ここは私にとって一番緊張する場所だった。
でも今は違う。
おばちゃんのご飯は元々美味しいけど、こんなに美味しかったんだ…と改めて気づいた。
涙を手で拭うと、私は続きを食べた。
潮江くんが、思い詰めている顔をしていたので、「責任云々は無しね」と人差し指をピッと向けたら苦笑いしていた。
「事務員になったなら、委員会にももっと関わることになりそうですね」
食満くんに言われた。
そっか…。今までは保健委員と作法委員ぐらいしか関わりがなかったけど、事務員になったなら他の委員会のこともよく知っておかないと。
「一緒にバレーボールするか!?」
「やめろ、怪我するだろ」
「審判ならやるよ」
以前ちょっとだけ見たけど、私の知ってるバレーボールとはちょっと違った。
当たったらただでは済まなさそうな球速だった。
「名前ちゃん、食べ終わったら一緒に倉庫の片付けしてくれる?」
小松田さんがいつの間にか後ろに居た。
「うん!もちろん」
「名前ちゃんと一緒に働けて僕嬉しいよ〜」
「私も!」
にこにこと穏やかな小松田さんの周りは世界一平和な空気が流れてる。
「じゃあ、私先に行くね!」
パパッと食べ終えた私は、皆に別れを告げて先にカウンターにお盆を返した。
「がんばってー!」
エールを送ってくれる皆に手を振って食堂を出た。
